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映画『キャプテン・マーベル』【ネタバレ感想】美しい最強ヒロイン誕生!サスペンスなストーリーも秀逸!

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映画『キャプテン・マーベル』を観てきました!

 

強くて美しいキャプテン・マーベル。

まさに史上最強ヒロインの誕生です!

 

サスペンスな展開のアクション映画で、とっても面白かったです。

 

では、いってみましょう。

 

 

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作品情報

公開日:2019年3月15日

監督:アンナ・ボーデン

   ライアン・フレック

脚本:アンナ・ボーデン

   ライアン・フレック

   ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット

製作:ケビン・ファイギ

製作総指揮:ルイス・デスポジート

      ビクトリア・アロンソ

      ジョナサン・シュワルツ

      パトリシア・ウィッチャー

      スタン・リー 

制作国:アメリカ

上映時間:124分

配給:ディズニー

 

 

キャスト

ブリー・ラーソン:キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル

サミュエル・L・ジャクソン:ニック・フューリー

ベン・メンデルソーン:タロス/ケラー

ジャイモン・フンスー:コラス

リー・ペイス:ロナン 

ラシャナ・リンチ:マリア・ランボー

アネット・ベニング:ウェンディ・ローソン/マー・ベル

クラーク・グレッグ:フィル・コールソン

ジュード・ロウ:ヨン・ロッグ

アキラ・アクバル:モニカ・ランボー

クリス・エバンズ:スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ

スカーレット・ヨハンソン:ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ

マーク・ラファロ:ブルース・バナー/ハルク

ドン・チードル:ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシン

 

 

予告


「キャプテン・マーベル」日本版本予告

 

  

あらすじ

1995年、ロサンゼルス。空からビデオショップに降ってきた謎の女性、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は驚異的なチカラを持ち、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。その過去に隠された“秘密”を狙い、自在に姿を変える正体不明の敵が彼女を狙う。キャプテン・マーベルは、後に最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成することとなる若き日のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とともに、自らの記憶をめぐる戦いに立ち向かう。彼女の記憶に隠された秘密が明らかになるとき、衝撃の真実が現れる……。

 

 

サクッと序盤戦のあらすじ

宇宙帝国クリーの特殊部隊スターフォースの戦士ヴァースは過去の記憶が無く、フラッシュバックに悩まされているんです。

 

対立するスクラル人と交戦するスターフォースの面々。しかしスクラル人の罠にはまりヴァースは捕らえられてしまいます。スクラル人はヴァースの頭の中(記憶)を調べるんです。記憶の中に出てくる女性の名前や、ある場所を示す座標など…。

 

そんな中、捕らえられたヴァースは目を覚ましスクラル人と再び交戦し、そして地球に落下してしまうんです。追ってきたスクラル人と地球でも交戦しながらも失われた自分の記憶を取り戻すために戦い続けます。

 

なぜヴァースには記憶が無いのか、そしてなぜスクラル人はヴァースを狙うのか、謎だらけの序盤戦。

 

 

 

『キャプテン・マーベル』感想 

秀逸なサスペンス仕立てのストーリー展開

過去の記憶が無いヴァースが、国際平和維持組織シールドのニック・フューリー捜査官らの協力よって記憶を取り戻し、そしてキャプテン・マーベルへと覚醒していくという展開が実にうまくハマっていて、抜群に面白かったです!

 

スターフォースの戦士であるヴァースの写真が地球にあったり、ヴァースのことを知っている人間が地球にいたり、その地球ではヴァースは死んだことになっていたり…ヴァースの失われた過去の記憶が徐々に明らかになっていくサスペンス仕立てのストーリー展開が特に秀逸で。グイグイ引き込まれていきます。

 

ドラマや映画でもよくあるじゃないですか。失われた記憶が蘇るととんでもない事実にたどり着く展開が。今作『キャプテン・マーベル』もまさにその展開。

 

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ヴァースは自分が元々は地球人であり、米空軍の科学者であり尊敬するローソン博士と共に戦闘機のテスト飛行中に何者かに襲われ墜落し、傷付いたローソン博士を見ると青い血が流れていて(実はローソン博士はケリー人)…と、パズルのピースが1つずつハマるかのようにヴァースの過去の記憶が徐々に明らかになり、全貌が見えてくるんですね。

そして、記憶のピースがすべて揃うと衝撃の事実が明らかになるんです。なんとヴァースらの乗った戦闘機を墜落させたのはスターフォースの司令官(ヴァースの上官)ヨン・ロッグだったんです!(びっくり!)

実は、戦争終結のためにローソン博士が進める高速エンジン開発プロジェクト『ペガサス計画』で重要な役割を果たすエネルギー源『四次元キューブ』を奪うためにヨン・ロッグはローソン博士を狙い、戦闘機を墜落させたんです。ヴァースはそれに巻き込まれたんです。

ヴァースは自分がいったい何者で、どのような経緯で今に至ったのかがわかり、そして倒すべき相手にたどり着くというスピーディーで意外性のあるサスペンスな物語は無理がなく、とっても面白かったです。

 

 

キャプテン・マーベル無双

そしてサスペンスな展開からいよいよアクションシーン満載の終盤へ。安定のアクションシーン。キャプテン・マーベルが強い強い。

前半戦も強かったけど、終盤はもう無双状態。空は自由自在に飛べるし、ひとっ飛びで宇宙まで行っちゃうし(大気圏なんてへっちゃら)、ミサイルも跳ね返せるし、笑える強さでしたね。仮面ライダーとウルトラマンを足して2で割らない感じ(例え方が下手すぎてなんかゴメンなさい)。

 

果たしてここまで強いヒロインっていたかしら?って思うくらいの強さ。史上最強ヒロインの誕生です。

 

 

ダサかっこいいヨン・ロッグ=ジュード・ロウ

そんな無双状態のキャプテン・マーベルに今作のラスボス?ヨン・ロッグは敵うわけもなく、最後はフォトンブラストで見事に吹っ飛ばされるんです。が、吹っ飛ばされる前のヨン・ロッグが印象的でとっても素敵な素敵なセリフを吐くんです。

 

まともに戦ったらキャプテン・マーベルに敵わないことを悟ったからか「おい、素手で勝負しろ」みたいなことを言うんです(笑)。自分は散々銃や戦闘機を使ってたくせに。吉本新喜劇も真っ青の笑えるセリフ。ホント最高、ヨン・ロッグ。

結局見事に吹っ飛ばされたヨン・ロッグはキャプテン・マーベルによって宇宙へ還されます(というか飛ばされる)。「今日はこの辺で勘弁しといたるわ!」っていう捨てゼリフを吐きながら宇宙へ飛んで行ったら100点満点だったけど、さすがにそんなセリフは吐きませんでした。残念。

 

 

美しいキャプテン・マーベル=ブリー・ラーソン

男前のジュード・ロウのダサかっこいい感じも良かったですが、今作は何と言ってもキャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンが美しくて強くてもう最高。また勝気な性格も素敵で僕は大好き。

 

そんな美しいブリー・ラーソンが赤と青のコスチュームを着てスクリーン狭しと暴れまわる姿を観るだけでもおじさんはこの映画観てよかったなぁ…なんて思ったり。

 

映画『ルーム』という作品でアカデミー賞主演女優賞を獲ったらしいですね。天は二物を与えちゃった系の女優さんなんですね。今度観てみよっと。

 

 

まとめ

サスペンスにアクションにちょっとした笑いもあり、そして若き日のフューリーとヴァース=キャプテン・マーベルとの出会いも描かれ、2人の掛け合いも楽しくて見どころの多いとっても満足度の高い映画でした。これはオススメですよ!

そして、まもなく劇場公開される『アベンジャーズ エンドゲーム』。触れないわけにはいかないでしょ。

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でアベンジャーズがサノスに敗れ、サノスの指パッチンで全人類の半分が消え去ってしまったというまさかの展開。

そして消えゆくフューリーがポケベルで通信した相手が…おそらく我らがキャプテン・マーベル(だと思われる)。

サノスとは未対決なだけに大活躍が期待されますね。今作の無双状態を見る限り、やってくれそうです。

あ、アントマンも未対決でしたね。ワスプとピム夫妻は消えてしまったので…奮闘して欲しいですね。アントマンが最後に美味しいところを持って行きそうな気もしないではないですが。

 

 

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『アベンジャーズ エンドゲーム』ではサノスを倒すのはもちろんのこと、消えてしまった命はいったいどうなるのか。復活しないのか。いや、復活して!との願いを込めつつビシッとアベンジャーズの戦い、キャプテン・マーベルの活躍を目に焼き付けたいと思います。

 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではまた。