さんぜん文字チャレンジ!【マンガ】夢・異性・仕事…僕が影響を受けたマンガ3作品!
『3000文字チャレンジ』ではなく『さんぜん(燦然?)文字チャレンジ』。
文字数制限が無いのは僕にとっては嬉しい。
手練れブロガーさんにとっては3000文字書くことなんて朝飯前田のクラッカーなんだろうけど、僕みたいな初心者に産毛の生えた程度のモブブロガーにとっては結構大変な文字数。
過去に参加させていただいた3000文字チャレンジの経験上、余計な言葉を付け足して書いたり、同じようなことを繰り返して書いたり、全く関係の無いことを書いたり…ドーピングスレスレで書かないと3000文字には到達しないことは知っている。
僕に3000文字を書ききる力が無いことは知っている。
そしてこの3000文字の呪縛が解かれ、モブブロガーの僕でも書けそうなテーマが発表されまして、参加しちゃおうかしらと思った次第で(長い前置き)。
テーマは「マンガ」。
ある女優さんの名言がありました。
「私の体はワインでできているの。」
当時このセリフを聞いた僕は「は?」と思い、お笑い漫画道場に出演していた時から大好きだった女優さんが、まるで異次元の世界へと飛んで行ってしまったようで失笑&残念に思ったものですが…今の僕はその名言がしっくりきている。
「僕の体はマンガでできているの。」
…は?
僕の人生はマンガ抜きでは語れませんの。
今、鬼舞辻無惨が僕の体を切り裂いたなら、赤い血ではなく、僕が影響を受けたマンガのキャラクターたちが飛び散ることでしょう。
…は?
まぁ、何を言ってるのかよくわからないですが、とにかく僕はマンガでマンガは僕なのです。
…は?
さて、心も体も立派なおじさんになった今でもマンガを読んでは声を出して笑ったり目頭が熱くなったり、推しマンガはコミックで揃えたり、まだまだ現役バリバリのマンガーなのです。
そんな現役バリバリのマンガーなワタクシでも、さすがにマンガに影響を受けることは少なくなりましたが、少年時代に受けたマンガの影響は計り知れない。
ということで、僕が影響を受けたマンガたちを語らせてくださいよ。
絞りに絞って3作品。
まず1作品目。
「ボールはともだち怖くない!」の名セリフでおなじみの天才サッカー少年の活躍を描いた『キャプテン翼』。
僕がサッカーを始めるきっかけとなったマンガ。
僕をサッカー少年へと誘ってくれたマンガ。
そして、サッカー選手におれはなる!と夢を与えてくれたマンガ。
夢を与えてくれたとか大げさじゃね?とか思うかもしれないけど、高校生くらいまでは本気で読売クラブに入りたいって思ってたし、読売クラブがダメなら日産自動車でもいいかな、とか思ってたし。
(ちなみに読売クラブは現東京ヴェルディ、日産自動車は現横浜・F・マリノス。Jリーグ発足前の日本サッカーリーグでは読売クラブと日産自動車の2強だったのだ!って、どうでもいいよね!)
まぁ、残念ながら夢は叶わなかった。
けど、サッカーのおかげでチームワークや仲間の大切さを知り、友人は増え、今ではサッカー少年からサッカーおじさん(現在足の骨折により休養中)になってしまったけど、いまだに楽しくボールを蹴って汗かいてビール飲んで…充実した週末を過ごせてるなんて、幸せじゃない?
ありがとう『キャプテン翼』!
ありがとう高橋陽一先生!
2作品目。
双子の兄弟・上杉達也と和也、そして幼馴染・浅倉南の三角関係を描いた恋愛野球マンガ『タッチ』。
僕が人生で初めて異性を意識するきっかけとなったエポックメイキングなマンガ。
「僕の初恋の人は浅倉南です!」って40過ぎのおじさんがカミングアウトしてもいいですか?(キモッとか言わないで。傷つくから。)
優しいんだけどダメなときはビシッと叱ってくれるし、いつも前向きな言葉をかけてくれる。そして会話の返しが絶妙で愛に溢れている。怒っても可愛い。スタイル抜群。レオタード。そして、落ち込んでいる時にはだまってやさしくキスをしてくれる(5巻参照)…恋しちゃったんだ、多分。
ワタクシ40数年間生きてきましたが、リアルでもノンリアルでも浅倉南を超える女性に出会ったことはありません(キッパリ!)。
おじさんになった今でも理想の女性は浅倉南。
過去を振り返ってみると、おとなしくて清楚な感じの女性より気丈で可愛らしい女性に惹かれることが多かったのは紛れも無い事実で。
僕の初恋&理想が浅倉南だったからでしょうね。知らんけど。
これが浅倉南ではなく、峰不二子だったらと思うと…ゾッとする。人生変わってそう。
僕に素敵な女性と出会わせてくれた『タッチ』に感謝。
ありがとう『タッチ』!
ありがとうあだち充先生!
ちなみにプラトニックな意味での異性を意識するきっかけとなったのは『タッチ』なんだけど、エロティックな意味での異性を意識するきっかけとなったのは『シティーハンター 』。新宿の種馬、一発やらせろ、もっ◯り…『シティーハンター 』&北条司先生もありがとう(こっそり)。
そしてラスト3作品目。
2019年の近未来都市<ネオ東京>を舞台としたSFマンガの金字塔『AKIRA』。
(1982年〜1990年まで連載されたんだけど、舞台は2019年のネオ東京、そして翌年2020年に東京五輪が開催されるという設定だったのよ。凄くね?延期になっちゃったけど、原作者・大友克洋の予言めいた設定には戦慄したわ。)
『AKIRA』に関しては、まず先にアニメーションとして劇場で『AKIRA』を観まして。当時高校生だったかな…内容は難しいけどなんかすげぇ!って感動しましてね。
で、その後に原作マンガがあることを知って読んでみたら、すげぇの。
もうね、作画の迫力&緻密さ&美しさに驚愕。映画よりマンガの方が断然イイの。
さらに単行本の装丁が凝っててイイの。
普通の単行本サイズではなく大判のB5サイズで、小口側(本が綴じられている部分とは反対側の、本を開く側の部分)に着色されているのよ。要はデザインされてるのよ!
書店で『AKIRA』の単行本を目にしたときの圧倒的な格好良さ&衝撃を今でも鮮明に覚えている。
『AKIRA』体験後はマンガを見る目(特に作画)が明らかに変わったし、僕がデザイナーを目指すきっかけとなったマンガ…とまでは言わないまでも、少なくとも僕の中に「美」や「デザイン」というものを強く意識付けさせてくれたマンガであるのは間違いないです。
ありがとう『AKIRA』!
ありがとう大友克洋先生!
僕、デザイナーになったよ!
なんか近々実写映画化されるとかされないとか…観たいような観たくないような。
ということで、僕が特に影響を受けたマンガ、『キャプテン翼』『タッチ』『AKIRA』の3作品を好き勝手に語りました。
なんか…あらためて思った。
いいね…マンガって。
僕は子どものときから今まで様々なマンガを読んできたけど、とっても学ぶことが多いし、僕の人生に多大な影響を与えてくれたことは間違いなくて。
「僕の体はマンガでできているの。」
先述したこのひと言。
ふざけているようで実はマジ。
僕の経験上、息子&娘にはマンガをたくさん読んで欲しいと思っている。
現在、大人気のマンガ『鬼滅の刃』は家族揃ってハマって読んでいる。
このマンガはとっても良作。
自分のためではなく他人のために命を張る自己犠牲の精神や、悪である鬼だって元は普通の人間、罪を憎んで人を憎まずの精神など、学ぶべきところは多々あってね。
この作品も誰かの人生に大きな影響を与えるんだろうなぁって思いますね。
おそらく僕は死ぬまでマンガを読み続ける。
それまでに僕の人生に、生き方に影響を与えてくれるような素晴らしいマンガに出会えたら嬉しいな。
あ、3000文字過ぎちゃった。
はじめの3000文字云々のくだりはアレなのでノーカンで。
ということで、さんぜん文字チャレンジ。
好きなように書いて好きなタイミングで終わる。いいね。
また機会があれば書きたいな。
おしまい。