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Over40おじさんデザイナーの備忘録なブログ

仮面ライダーゼロワン【第41話感想】或人と滅が共闘、そして雷が衛星アークを討つ!

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仮面ライダーゼロワン第41話。

 

もうね、とにかく展開が早いわ。

ゼロワンと滅の共闘は胸熱だったものの…ちょっと物足りなさも感じつつ、といったところでしょうか。

 

では、40歳を過ぎた仮面ライダー大好きおじさんの感想垂れ流しにお付き合いください。

 

さあ、いってみましょう。

 

 

 

第41話あらすじ

或人がイズに託した夢によって、ついに仮面ライダーゼロツーが誕生した! ゼロツーはアークの予測を上回り、仮面ライダーアークゼロを倒した……か、に見えた。だが、アークのデータは宇宙に浮かぶ衛星の中に存在していた。衛星がある限り、何度でも蘇るというアーク。そんな中、“飛電或人狙い”の計画を変更し、街のインフラ破壊をおこし始めるアーク。ついに直接的な人類滅亡が始まった! 果たして、飛電或人をはじめとした仮面ライダーたちの決断とは―――!?

(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)

 

 

 

宇宙野郎ブラザーズの活躍

宇宙野郎ブラザーズが衛星アークを討つという大仕事をやってのけましたね。伏兵が巨悪を討つ展開には心が踊りましたわ(アークは復活するようだけどね)。

 

意図せずとはいえ、衛星ゼアの情報を流出させていた宇宙野郎雷電としての役割(滅亡迅雷のスパイ)は明確ではあったものの、滅亡迅雷の雷としての役割といいますか、雷の存在意義がわからなかったんです。滅亡迅雷として復活してから、これといって目立った活躍はしてないな、と。亡にも言えることだけど、モブ化しつつあるな、と。

 

で、今回。雷が宇宙飛行士型ヒューマギアだったという設定がここに繋がってくるとは…!確かに宇宙に浮いている衛星アークを討つなら雷しかいないわ。見事な伏線(?)回収。個人的にはシビれました。このための雷だったんですね。

 

さぁ、次は亡の番かな。今のところ亡の存在意義もわからない。仮面ライダーに変身したものの目立った活躍はしてないという現状。

 

テクノロジーという点でアークと対抗できる可能性はあるけど、どうでしょう。アークに一太刀を浴びせられるかに注目したいところです。個人的には天津ザイアと亡の禁断の共闘も見てみたい。

 

 

 

迅について

滅をアークの器として利用→滅を倒してアークを滅ぼす、という迅の描いたシナリオは冷静で冷徹でなかなか良かったです。結局うまくはいかなかったものの、ヒューマギアが自由を得るためには多少の犠牲はやむを得ないという考え方は、ヒューマギアらしくてクールで僕は好き。

 

迅に関しては何度も書いてきたけど、あまりにも謎が多過ぎる。何のために作られたヒューマギアなのか。迅を復活させたのは誰なのか。

 

滅の体を使ってアークを滅ぼすというシナリオは、果たして本当に迅自身が考えたものなのか疑わしい。だってヒューマギアだもの。誰かが入れ知恵した(ラーニングさせた)と考えるのは至極当然のように思います。じゃあ誰なのよ、と問われても答えられないけど…(考えられるのは唯阿だけど、違うよね)。残り4話で迅に関わる謎の男(女)が登場したりしてね。

 

 

 

或人と滅の共闘

或人と滅の共闘は胸熱ではあったけど、滅がアークに反旗をひるがえす展開は、もう少し重みを持たせても良かったような…。

 

ここまでゼロワンの前に立ちはだかる強敵として物語を引っ張って来たわけだから、もっと葛藤して、もっと苦しんで、それこそ滅の心理描写だけで丸々1話使ってもよかったんじゃないかと思いました。

 

やはり話数短縮の影響ですかね。迅を助けるためとはいえ、案外サクッと共闘しちゃったように感じちゃいました。

 

まぁ、この後の滅の行動をみると、別に或人に共感したわけではなく、単に迅を助けるために或人を利用したってことみたいなので、この共闘の重みはそれほどなかったのかも。むしろ人間を利用することを覚えた滅に脅威を感じてしまいました。

 

 

 

アークと滅亡迅雷

ここにきてアークと滅亡迅雷の関係悪化と共に、それぞれがいったい何を考えて何を目指しているのかボヤけてしまった印象。

 

アークはいったい何がしたいのか。悪意に満ちた人間どもを滅亡させたい。かといってヒューマギア(人工知能)だけの世界を創造したいわけでもない。滅亡迅雷のことを仲間ではなく道具だと思っているのは間違いない。

 

滅亡迅雷を道具として使い、人類を滅亡させ、最終的にいったい何をしたいのか。アークはどこに向かっているの?世界征服?滅亡迅雷との関係悪化によって、アークの最終目的がぼやけてしまってね。着地点がわからなくなっちゃいました。

 

アークに反旗をひるがえした滅亡迅雷もどこに向かうんでしょうか。滅亡迅雷というより、滅はあくまでも人類滅亡という目的を達成するために突き進むようで。アークと離れてもそこはブレないんですよね。

 

でも、迅は人類滅亡云々ではなく、ヒューマギアに自由を与えたい。雷は弟の昴と協力して衛星アークを討ったわけだから、積極的に人類滅亡に向けて動くとは思えない。亡は不破に助言を求めたくらいだから、人間に対するわだかまりは無いのでしょう。

 

流れ的には滅が孤立しそうですな…。

 

 

 

今後の展開

次回予告を見る限り、涙なしには見られない展開が待ってるような…。次回予告をそのまま受け取ると、イズは退場してしまいそうですが、どうなるのでしょうか。退場するにはちょっと早いような気もしますが。

 

イズのバックアップは存在してないので、破壊されたら即終了。とはいえ、ヒューマギアなのに涙を流した事実を目の当たりにしているので、イズの中で何かが起きているのも間違いないところ。ただではやられないような…。

 

イズは死んでしまう(死ぬという表現があっているのかは置いといて)のは確定のような気がしますが、迅と同じように復活する可能性は十分にある。ここで迅復活の謎が解けるかもしれないですね(←この件は避けては通れないはず)。

 

 

 

ゼロワンの特徴のひとつである展開のスピード感が、今や駆け足のように感じてしまって、やや軽く感じてしまっているのは僕だけでしょうか。地に足をつけて残り4話を描き切って欲しいと思います。

 

おしまい。

 

 

 

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