アジアカップ2019 日本対ウズベキスタン戦マッチレビュー！ MOMは青山選手！（勝手に選考）
オマーン戦のスターティングメンバーから、北川選手以外の10人を入れ替えてウズベキスタン戦に臨んだ我らが日本代表。連携面など心配でしたが、期待以上の良い試合をやってくれました！
スターティングメンバー
GK
シュミット・ダニエル
DF
室屋、三浦、槙野、佐々木
MF
伊東、青山、塩谷、乾
FW
北川、武藤
マッチレビュー（前半）
試合開始早々から負傷離脱の中島選手に代わって追加招集された乾選手が積極的に仕掛けました。何回か相手選手に引っかかってしまいますが、何度もドリブルでチャレンジするなど気合い入りまくりでした。
乾選手がボールを持つと、何かやってくれるんじゃないかなって見ていてワクワク感がありますよねー。実際、乾選手にボールが入ると攻撃にスイッチが入って周りも動き出す感じでした。チャンスも作ってましたしね。
そして心配していた連携面では、ボランチの青山選手が良いポジションをとっていたので、思ったほどバタバタしませんでしたね。ベテランの味というか、安定感があるんですよね。パスも捌けるし効果的な縦パスも入れられる。個人的には大事な試合も任せられると思うんですが…どうっすか？森保監督！
で、相棒の塩谷選手（開催国UAEの強豪クラブチーム・アルアイン所属）も、はじめはボールに絡めてなかったように見えましたが、時間の経過とともにフィットしてきました。青山選手と塩谷選手はサンフレッチェ広島で共にプレーしていたので、お互いにやりやすさを感じていたのかもしれないですね。
コンディションが良かったのか、試合に出てないので疲れがたまってないからなのか、前線の選手は躍動感を感じました。特に武藤選手。前線からの積極的な守備、攻撃時には積極的な仕掛け。良かったですねー。チーム全体としてもパスワーク良く、予想以上に連携が取れていました。こりゃ、イケるなと。
でも、日本同様ウズベキスタンも良かったです。一人ひとりの技術も高く、パスワークも良くてフィジカルも強い。好チームでしたね。特にカウンターは脅威でした。実際に危ない場面も何回か作られましたし…。
そんな中、槙野選手が完全に裏を取られて（あかん裏の取られ方だと思うんだけど…）ウズベキスタンの選手の個人技もあり（これはうまかった！）ウズベキスタンに先制を許してしまいましたね…。ちょっとお粗末な守備だったように思いますね。
なんだか嫌な空気が流れてましたが、すぐに点を取り返したのが大きかったです。
右サイドの室屋選手の突破から中央へセンタリング。そこに合わせたのが、躍動感あふれるストライカー・武藤選手。ベッドをドンピシャバチコーン！と同点ゴール！！！
代表では約3年3ヶ月ぶりの通算3ゴール目（案外少ないのね…）は貴重な同点ゴール。リードされたままではなく、同点でハーフタイムを迎えたのは大きかったですね。これで特にゲームプランを変えずに後半も戦えるってもんです。
マッチレビュー（後半）
引き分けでもグループFを1位で突破できるウズベキスタンですが、無理はしないまでもよくボールを動かして相変わらず良いサッカー、綺麗なサッカーを続けてきました。（特にサイドチェンジは正確で素晴らしかったです！）
パスワークではウズベキスタンに分がある感じでしたが、この日の日本代表はホントによく走ってよく守備をしてました。ハードワークが出来てましたね。武藤選手をはじめ北川選手・伊東選手・乾選手はかなりの運動量があったと思います。
そして、後半13分にスーパーゴールが。
ゴール前のこぼれ球を塩谷選手が左足一閃！ゴール右隅に突き刺した勝ち越しゴール！！！物凄いシュートでした。美しい蹴り方に美しい弾道。「ウ、ウォーーーッッッ！！！」と思わず叫んでしまいましたよ。40過ぎのおじさんが夜遅くに。
2-1と勝ち越した日本。まだ時間はたっぷり残っていたので、全然油断できない感じでしたが、この日の日本代表はとにかく走れていたし、守備も頑張れていたし、何より躍動感があったので、油断どころかもう1点取れるんじゃないかなと。
武藤選手の躍動感。
北川選手の献身性。
乾選手の積極性。
伊東選手のスピード。
青山選手の縦パス。
塩谷選手の爆発力。
僕は頼もしく感じましたね。
後半も徐々にお互いに疲れが出てくる時間帯になり、中盤が間延びしてくるんです。攻守の展開が早くなり、チャンスもあるけどピンチもあるんです。が、日本の選手は攻守にハードワークして3点目のチャンスを何度も作り出していました（決めればもっと楽な展開になったのですが…）。
試合終盤はウズベキスタンも追いつこうと前掛かりになり、日本はかなり受け身になって攻め込まれましたが、GKシュミット・ダニエルのビッグセーブもあり、2-1でなんとか逃げ切り勝利をおさめました！
まとめ
高い技術を持つウズベキスタンに苦しむ場面もありましたが、日本は最後の最後まで集中力高くプレーして走り切り、見事に勝利しました！
ここまで出番の少なかった選手のコンディションの良さ、モチベーションの高さもあったと思いますが、僕は予想以上の出来だと思ったし、間違いなくチームの底上げになったと思います。セルジオ越後さんはそうは思ってないみたいですが（笑）。
そして何よりいわゆるレギュラーメンバーを休ませることが出来たのが大きいと思います。かなり疲労回復できたと思いますね。
この試合はほとんどの選手が良かったので、MOM（マン・オブ・ザ・マッチ）を選ぶのは難しいですが、得点した武藤選手と塩谷選手だとそのまんまなので、ここはちょっとひねって僕の独断と偏見で…
僕が選ぶMOM（マン・オブ・ザ・マッチ）は青山選手！
中盤の底で常にバランスをとり、ポジショニング良く守備をして、攻撃時には効果的な縦パスを入れ、素晴らしいプレーを随所に見せてくれたと思います！柴崎選手もうかうかしてられないですよー。
次戦はサウジアラビア戦
いよいよ次から決勝トーナメントが始まります。負けたら終わりの一発勝負。 ここまでは結果だけをみれば僕の予想通りです。ベスト16の相手は違うけど…。
内容はともかく、しっかりと3連勝してグループFを首位通過の我らが日本代表。おそらくトルクメニスタン戦のスターティングメンバーがベースになると思います。槙野選手のところに冨安選手。その冨安選手の入っていたボランチには遠藤選手が入るかと思います。
苦しい戦いにはなると思いますが、個人的にはここまではいい感じに戦えてると思います。セルジオ越後さんはどう思ってるかわかりませんが（笑）。
2019年1月21日（月）20:00 キックオフです。みんなで応援しましょう！！！
以上、アジアカップ2019 日本対ウズベキスタン戦マッチレビュー！ MOMは青山選手！（勝手に選考）でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
頑張れ、ニッポン！
