3000文字チャレンジ!テーマは【勝負】僕の独断と偏見で選んだ忘れてはいけない平成の名勝負を3000文字で語ろう!
3000文字チャレンジのお題は『勝負』。
勝負…勝ち負け…勝ち負け…勝負…。
僕は極力勝負を避けて生きてきた人間なので、自分自身の『勝負』エピソードがほぼほぼ無いです(自信満々)!
受験も勝負といえば勝負だし、就活も勝負といえば勝負だし。好きな子への告白も勝負だし、プロポーズも勝負だし。
でも、人に語れるほどの勝負はしてこなかったなぁ…何となく生きてきた僕の人生。それでも周りの人間に支えられて何となくやってこれた僕の人生。
うん。自力で語れるエピソードが無いなら、他力で語ろうじゃないか。他力本願バンザイ。これこそ僕の人生。
あと少しで平成も終わってしまいますねぇ(突然)。せっかくなのでここはひとつ、終わりを告げる平成の名勝負を語ってみようじゃないかと。『僕の独断と偏見で選んだ忘れてはいけない平成の名勝負を3000文字で語ろう』です。
いってみよー。
● 第84回全国高校サッカー選手権大会決勝『鹿児島実業vs野洲』(2006年)
いきなりマニアックな勝負。サッカーに興味の無い方なら何のこっちゃでしょ。
この決勝戦は、高校サッカー界において、エポックメイキングとなった勝負でした!
鹿児島実業(以下、鹿実)といえば泣く子も黙る名門中の名門中の名門のサッカー超強豪校。よく走るし、球際も強い、王道で硬派なチーム。ちなみに、前園真聖や城彰二、そしてまだ現役で活躍しているガンバ大阪の遠藤保仁選手など、数多くのJリーガーを輩出している高校です。
そんな高校サッカー界の雄に挑戦したのが、滋賀県代表のセクシーフットボール野洲高校。
サッカーでセクシー?どういうこと?
そのままです。男性諸君は美しい女性のグラビア写真に魅入ったりしませんか?40歳を過ぎた今でこそ落ち着きましたが…若い頃は僕もグラビア写真に釘付けでしたよ(嘘。ごめん。今もグラビア写真大好き。釘付け)。
確かヤングジャンプだったかな?リア・ディゾンの水着姿を見たときなんて衝撃でしたよ。なんて可愛くてエロスな女性なんだと。さすがグラビア界の黒船、リア・ディゾン。魅せられましたね。危うく写真集とか買っちゃうところでした(ギリ買わなかったけど)。すっげ可愛かったなぁ…リア・ディゾン。
そんな、サッカーです。
リア・ディゾンの水着姿のように、見る人を惹きつける、魅せるサッカー…これがセクシーフットボールです。(リア・ディゾンを知らない若者は【リアディゾン 黒船】で検索!)
第84回大会は硬派vsセクシーという図式の決勝戦(どんな決勝戦だ?)となったんですね。
セクシー野洲が先制点を奪うという面白い展開になったんですが、硬派鹿実が同点に追いつくんです。そのまま硬派鹿実ペースで試合が進むもののセクシー野洲も踏ん張り1対1のまま延長戦へ。
そして延長後半にセクシー野洲が1点をセクシーに奪い2-1で勝利を収めるんです!ヒールキックや華麗なドリブルなどで魅せるサッカー=セクシーフットボールが頂点に立った瞬間です。おそらく硬派鹿実の勝利を予想していた人は多かったと思いますが(ホントに強かったんです、鹿実)、セクシー野洲の優勝はビッグサプライズでした。そして、高校サッカー界に新たな風を吹き込んだ名勝負の誕生でした!
ちなみにセクシーフットボール野洲高校の優勝メンバーに、当時高校2年生だった乾選手(スペイン/アラベス)がいたんですね。乾選手は…セクシーでしたよー。存在感ありましたよ。日本代表になった今でもセクシーの片鱗が見えますよね。30歳を過ぎた熟成されたセクシーさがあり(もういい)。
● 新日本プロレスvsUWFインターナショナル全面抗争『武藤敬司vs高田延彦』(1995年)
僕のおじいちゃんが大のプロレス好きで。プロレス雑誌『週刊プロレス』とか『週刊ゴング』とか買って読むくらい大好きで。
そんなおじいちゃんの影響で僕もプロレスが大好きになり、全日本プロレスや新日本プロレスのテレビ放送をよく見てました。
昔、新日本プロレスが夜のゴールデンタイムにLIVEでテレビ放送してたような記憶があって(やってましたよね?)。年齢とともに消えていく記憶の中で今でも覚えてるのは、長州力vs藤波辰爾の試合が放送時間内におさまらず、途中で終わっちゃったことがあって。えぇー!どっちが勝ったの!?みたいな事があったりしてね。古き良きプロレス時代。
そんなプロレス界で、1995年に新日本プロレス(以下、新日)とUWFインターナショナル(以下、Uインター)の全面抗争が起こったんです!
そして、この全面抗争の名勝負といえば『武藤敬司vs高田延彦』ですよね!
神無月のモノマネで茶化されちゃってる武藤敬司ですが、当時はホントにキラッキラでカッコ良くてスター選手だった武藤敬司(あ、今もスター選手ですが)。
ふんどし姿で太鼓叩いて「出て来いやーっ!」なんてやってましたが、当時はUインターのエースとしてクールでカッコ良かった高田延彦(今はクールでは無いけどカッコ良い!)。
熱くたぎる赤い炎の武藤敬司と静かなる青い炎の高田延彦の対照的な2人(僕の勝手なイメージ)。リング映えするんですよねー、武藤敬司と高田延彦って。
細かい試合内容は覚えてないですが(ゴメン)、殺伐とした全面抗争の中で、とってもクリーンでとってもカッコ良くて、最高に熱い試合だったことは覚えてます!僕は断然新日派だったので、ドラゴンスクリューからの足4の字固めで武藤敬司が勝利をおさめた時はめっちゃ感動しました!
最近はたまーに深夜に新日がテレビ放送されてますけど…どうなんですかね、最近のプロレスは(あんまり見てないので)。人気はあるみたいですけど、興行的には新日の1強なんでしょうか。そうなると、殺伐とした団体間抗争とか起こらないんでしょうね…。そういった意味では異様な盛り上がりを見せた新日vsUインター、武藤敬司vs高田延彦は貴重な1戦だったと思います。
● 平成の歌姫直接対決『浜崎あゆみvs宇多田ヒカル』(2001年)
「歌姫ってなんなん」
最近、宇多田ヒカルがツイッターでつぶやいてましたが、あえてここは平成の歌姫ということで(歌姫って言われるの嫌なのかな?)。
2001年3月28日に浜崎あゆみが『A BEST』、宇多田ヒカルが『Distance』を発売。アルバム同日発売。まさに平成の歌姫直接対決!
本人たちの思いや意向はわかりませんが、お互いのレコード会社は明らかに意識してのアルバム同日発売ですよね。鼻息荒いっすね。それともホントにたまたま発売日が重なっちゃって引くに引けない状況になったのかもしれないけど…。
僕は当時(今もだけど)、浜崎あゆみのファンでも宇多田ヒカルのファンでもなかったけど、それでもどれくらい売れるのかめっちゃ興味があったのを覚えてますねー。
浜崎あゆみ『A BEST』の初動売上が約287万枚。宇多田ヒカル『Distance』の初動売上が約300万枚。初動売上枚数だけを見たら宇多田ヒカルの勝利なんですけど、この数字を見ると…もはや2人とも勝者でしょ。
現在と当時の売上枚数を比較するのはナンセンスなのはわかっているものの、超人気アーティスト・星野源のニューアルバム『POP VIRUS』の初動売上が約28万枚ですから、2人の売上はハンパないのがわかりますねー。
あ、3000文字越えちゃった。
ちょっと延長戦。
今やCDだけじゃなくて、ダウンロードして曲を買える、聴ける時代ですから、恐らく今後300万枚もCDを売るアーティストは出てこないと思いますね。
僕はおじさんなので考え方がアナログチックで申し訳ないけど、300万ダウンロードされるより300万枚売る方が凄い感じがしてね。いったいどれだけの人間が関わってるんだよ!スゲェな!ってのが率直な感想で。物理的に300万枚って凄いし。浜崎あゆみと宇多田ヒカル合わせて約600万枚が動いたわけですからね。
今になってさらにこの売上枚数に凄みを感じますね!
この2人の平成の歌姫直接対決も忘れてはいけない平成の名勝負のひとつだよなぁ…なんて遠い目をしながら思ってる次第です。
ちなみに浜崎あゆみのマイベストソングは『Endress sorrow』で、宇多田ヒカルのマイベストソングは『FINAL DISTANCE』です!おじさんの好きな曲なんてどうでもいっか。
● あとがき
『忘れてはいけない平成の名勝負を3000文字で語ろう!』なんて鼻息荒く書いておきながら3つしか語れてないって…いったいどういうこと?まだまだあるでしょ名勝負は。サクサクいけばもっと書けたはずなのに!
でもさ、だってさ、書いているうちに過去の記憶が走馬灯のように思い出されるんだもの。俺、死ぬのかな?って思うくらいに思い出されて。ついつい余計な事を書いちゃってね。40歳を過ぎてリア・ディゾンの事をブログに書くなんて夢にも思わなかったし。元気にしてるかな…リア・ディゾン。
なんか中途半端になってしまったけど、独断と偏見で選ぶ平成の名勝負はまだまだあるし、語り足りないので…いずれ続きを書きたいなと思っております。平成が終わるまでにね。
ってことで、3000文字チャレンジ【勝負】でした!