ひとり映画はメリットだらけ!自由に気楽に映画を観よう!
ひとり映画:映画館でひとりで映画を見ること。
40年以上生きてきて、いろいろな映画を観てきました。
僕は映画が大好きなんです(遠い目で)…。
自分の人生では起こりえないような体験を疑似体験させてくれたり、自分の人生と重ね合わせて感動したり、肯定感を味あわせてくれたり。たまに否定されたり…。
暗い劇場内の大スクリーンで、大音響の中で観る約2時間ほどの映像。見終わった後の幸福感や高揚感。そしてちょっとの疲労感。
そんな映画が僕は大好きなんです(遠い目)…。
そんな大好きな映画。大スクリーンで家族や友人や恋人と一緒に楽しく観るもよし。ひとりでゆっくりと観るもよし。でも、どうせ観るなら最高に楽しみたいですよね。うんうん。
昨年、娘が小学生に上がってから少しずつ手がかからなくなって、自分の時間が作れるようになったんです。でね、ひとりで映画を観る機会が増えましてね。僕はあらためて思ったんですよ。ひとりで観る映画って最っ高だなと。むしろ映画ってひとりで観るものだと確信しましたね。
今回は、映画を観るなら『ひとり映画』が1番楽しめるよっていう話です。
では、いってみよー!
ひとり映画のメリット
とにかく気楽に観られる
誰かと一緒に映画を観に行くとなると、観る前にいろいろと準備や段取りが必要になりますよね。
身内ならまだしも、友人や恋人と一緒に映画を観に行くとなると、お互いの観たい映画を決めて、観に行く日を決めて、映画館を決めて、上映時間を調べて、(チケットを予約して)、待ち合わせ時間を決めて、見る前にご飯を食べるなら待ち合わせ時間を少し早めて…などなど、映画を観るまでに色々と準備がありますよね。もうね、気も使うしめんどくさいし煩わしいし無理。
毎日毎日お客さんに気を使って仕事して、納期に間に合うように段取って仕事を進めて、ストレスためながら日々頑張ってるのに…好きな映画を観るときにまで気を使って段取りなんて、はっきり言って嫌ですよね。うんざりですよね。
ひとり映画は自分の予定に合わせて、観たい映画を観たいときにフラッと気楽に観に行けるんです。
暇な休日にフラッと観に行けるし、仕事終わりにもフラッと観に行ける。
準備も段取りも要りません。
誰にも気を使わずに、観たい映画を観たいときに気楽に観られる。これが、ひとり映画。
本当に観たい映画を観られる
誰かと映画を観に行くとき、自分はそれほど観たいとは思ってないけど、相手が観たい映画に付き合うことってありますよね(もちろん僕は笑顔で付き合いますよ)。ということは、逆に自分の観たい映画に付き合わせている可能性もあります。
なんか、ちょっと疲れません?
貴重な時間、貴重なお金を使うわけですから、気を使わずに自分が本当に観たい映画を観たいですよね。
ひとり映画は存分に自分の観たい映画を観られます!
そして、ここからが重要。
自分の趣味や好みに特化した映画も存分に観られます。
あるでしょ?あなたの胸の奥底に眠っている欲望や狂気が…ほら、あるでしょ?
キラッキラのイケメン俳優たちの純愛ラブストーリー…イケメン俳優を心ゆくまま凝視したいでしょ?
萌えっ萌えのキャラクターたちが大勢登場するアニメ…萌えキャラで興奮したいでしょ?
ドロッドロの濃厚な不倫映画…斎藤工に抱かれたいでしょ?
妄想OK。顔が緩んでもOK。ヨダレもOK。恥ずかしがることなんてまったくありません。だって、ひとりだから。
誰かと一緒に観るには憚られるような、自分の観たい映画を堂々と観ることができる。これも、ひとり映画の醍醐味。
映画の世界に集中できる
いくら付き合いの長い友人や恋人であっても、隣に座っていたら案外気になりますよね。
隣で足を組んだり組み替えたりする動き。食べたり飲んだりする動き。椅子に座り直すちょっとした動き。全く問題の無い普通の仕草ですけど…映画を観るとなると、気になったりしますよね。
その点、ひとり映画だと基本的に隣には誰も座っていないので(悲しいかな、劇場の客席が埋まる事って少ないのよね…)、気が散ることもなく、圧倒的に映画の世界にどっぷり浸れますよ。
ビシッと集中して映画を観られるのは、ひとり映画最大のメリットですね。
思いっきりリラックスできる
先ほどちょこっと書きましたが、劇場の客席が埋まる事は、悲しいけどほとんどありません。
なので、あえて誰かが自分の隣の席を選ばない限りは、自分の隣の席に誰かが座ることはほぼほぼありません。
ひとり映画は思いっきりリラックスできますよ。
椅子に浅く腰掛け、背もたれに背中をつけ、若くして成功した生意気そうな社長のように股を開いて座って(偏見が過ぎる)映画を観てもOK。他のお客さんの迷惑にならなければ。なんなら靴だって脱いでもOK。足が臭くなければ。
自分の部屋のように、リラックスして映画を観られるのもひとり映画の良さですね。
実は食も楽しめる
ひとり映画って、実は食も楽しめるんです。これ案外盲点。
映画館の売店っていろんな魅力的な食べ物が売ってるけど、誰かと一緒に観るときって何だかんだ最終的にはポップコーンに落ち着きませんか?僕だけ?
でもね、ひとり映画だと、自由で開放感があるからなのか、ポップコーン以外の映画館ならではの食べ物も食べてみようかな?なんてちょっとハイな気分になるんです。チュロスとかナチョスとかホットドッグとか…。
ちなみに僕のおすすめはキャラメルポップコーン。ポップコーンより量が少ないので、ひとりでも十分に食べきれるし、キャラメルポップコーンの中に入ってるクッキーがまた歯ごたえがあって美味しくて美味しくて…。
いつもと違うものを食べるのって、ちょっとした事なんですけど、テンションが上がって、ひとり映画をより楽しくさせてくれます。
気分転換になる
家族や友人や恋人と喧嘩してモヤモヤしていたり、仕事で失敗して落ち込んでいたり…そんなとき、ひとり映画をすると気分転換になり、少し気持ちも軽くなります。
家でひとりDVDをしても気分転換にならなかったりするんです。視界にいろんなものが入ってくるし、周りの雑音も入ってくるし、映画を観ていてもついつい嫌なことを思い出しちゃったり。
ひとり映画は違います。
大スクリーンに大音響。映画が始まれば一瞬で映画の世界にグッと引き込まれます。約2時間は全てを忘れて映画の世界で過ごすことが出来るんです。
観終わった後は、充実感もあり、心地よい疲労感もあり、少し気分が晴れて良い気分転換になるんです。これホント。
でもね、ひとつだけ注意点が。
めっちゃつまらない映画を観たときは、気分転換にならず、もっと気分が沈みます。ひとり映画で気分転換したいときは、SNSなどで情報収集することをおすすめします…。
ひとり映画のデメリットは…無い!
断言しますよ。ひとり映画にデメリットはありません!
ひと昔…いや、ふた昔前ならデメリットは2つほどありましたよ。
ひとつ目。
ふた昔前はチケットのネット予約なんて無かったし、みんな映画館に行って窓口でチケットを買うんです。もちろん席は早い者順。立ち見だってありました(懐かしい…)。
だから人気の映画は映画館で並ぶんです。少しでも良い席で観たいから。そんなとき、たまに映画館のスタッフさんが
「2列でお並びくださーい!」
なんて整列を呼び掛けるんですね。自分の前後にカップルがいた日にゃあんた、辱めを受けますよ。2列に並ばないといけないのに僕の隣は誰もいない、と。これはひとり映画のデメリットでした。
でも、今ではチケットはネットで事前予約できますよね。便利ですねー。自分の座りたい席も選べるし。映画館で並ぶ必要がなくなった今、辱めを受けるというひとり映画のデメリットは無くなりました。
2つ目。
映画鑑賞後に「あのセリフ良かったね!」「あのシーンは泣けたね!」なんて熱く語れる仲間がいないのがひとり映画のデメリットでした。
でも今やSNSという強い味方が存在しています。自分の熱い想いをツイッターで流したり、インスタグラムやフェイスブックにのせれば共感してくれる仲間たちがいます。
SNSの登場によって語れる仲間がいないという寂しさを感じるひとり映画のデメリットは無くなりました。
つまり、ひとり映画のデメリットは無いのです(断言)!
ひとり映画のおすすめの時間帯
朝イチの9時ごろの上映回も良いですが、僕のおすすめはレイトショーですね。映画館に人は少ないし、ゆっくりと観られます。そして、料金も安い!僕御用達の映画館は、会員になると平日のレイトショーは1,000円で観られます。お得でしょ?
そんなレイトショーの中でも、特に金曜日のレイトショーなんて最高ですよ。1週間仕事を頑張ってきて、最後の締めにひとり映画。次の日は休みだし、開放感がハンパないです。
映画を観終わって、映画館を出たときの夜の静かな雰囲気も最高ですよ。1週間お疲れさまって夜空が労ってくれますよ…。
まとめ
家族や友人や恋人と一緒に観る映画は楽しいし、思い出になるし、誰かと映画鑑賞することを否定するつもりはまったく無いんです。
でもね、映画を純粋に楽しむという点ではひとり映画一択だと思うんですね。
誰にも気を使わずに観たい映画を観たい時にリラックスして映画の世界に浸れるひとり映画。
気分転換やストレス解消にもなるし、観終わった後の充実感や心地よい疲労感は病みつきになります。
40年以上生きてきて、家族もできて、つくづく思いますね。ひとりの時間はホントに貴重なんだなって。
そんな貴重な時間をひとり映画で過ごしてみませんか?きっと有意義で素晴らしい時間を過ごすことができますよ。
レッツ・ひとり映画!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。