小学6年生の息子がスマホデビュー!
先日、小学6年生の息子がスマホデビューしました!
僕も嫁さんもスマホを持たせるのは中学生になってからと考えていましたが、予定よりちょっと早めに持たせてみました。(嫁さんは反対してましたが…)
息子の周りにはスマホを持ってる子が多いんです。小学6年生のスマホデビューは遅いのかな?
スマホを持たせるのに躊躇した4つの心配
スマホ依存の生活になる心配
我が息子は良くも悪くも没頭しやすいタイプなんです。
勉強に没頭してくれるのであれば最高なんですが、残念ながら勉強ではなく、ニンテンドー3DSやニンテンドースイッチなどのテレビゲームに没頭してしまいます。
我が家では一応テレビゲームは1日1時間までとルールを決めているんですが…当然のように守ってません。
嫁さん「もう1時間経ったよー」
息子「わかった。もうやめるよー」
ー 30分経過 ー
嫁さん「いい加減にしなさい!」(ややキレ)
息子「いまやめるところ!」(なぜか息子もややキレ)
ー さらに30分経過 ー
嫁さん「もう1週間ゲーム禁止ねっ!!!」(ガチギレ)
息子「ごめん!もうやめる〜!」(半泣き)
こんなやりとりが日常茶飯事です。
スマホを持ったら暇さえあればずーーーーっと弄ってるでしょうね。弄り倒すでしょうね。目に浮かびます、スマホ依存。嫁さんが息子にスマホを持たせることを反対するのもわかりますね…。
何事でも没頭することはとっても良いことだと僕は思いますが(例えそれがゲームでも)、宿題をする時間がなくなったり、寝るのが遅くなったり、目が悪くなったり…など、没頭し過ぎて生活や身体に支障が出るのは良くないですよね。
スマホを適度に使ってくれるのがいちばん良いと思いますが、なかなか難しそうです。適度にって子どもには難しいですよね…特に我が息子にとっては。
SNSでのいじめの心配
息子がスマホを持ちたい理由の一つがLINEです。LINEで友達と色々やりとりしたいらしいです。
でも、ニュースとかで見ますよね、ネットいじめ。これは親としては心配です。
本人の知らないところで悪口を言われたり、既読スルーなど無視されたり。
大人でも文章で相手に思いを伝えることって難しいですよね。自分としては優しく伝えたつもりでも、相手は違う受け取り方をしたり。自分では冗談で言った(書いた)つもりでも、相手は冗談ではなく本気で受け取ってしまったり。
子ども同士だとその辺でのトラブルって多そうですよね。相手の気持ちを考えずに自分の思いを勢いで書いてしまったり。
親としては無駄に傷ついて欲しくないという気持ちが強いので(過保護かな?)出来ればもう少し他人の気持ちがわかるようになってからSNSに関わって欲しいような気がします。
有害サイトへのアクセスの心配
心配ですよね…違法サイトやアダルトサイトなど有害サイトへのアクセス。
最近なんてワンクリック詐欺もあるし…。
我が家はauなんですが、あんしんフィルターというフィルタリングサービスがあります。年齢によってフィルタリングの強度を設定できます。なので、ある程度は有害サイトへのアクセスは防げると思います。
でもやっぱり心配ですよね。ネット犯罪って網の目をくぐり抜けるようにして起こるし。さらに我が息子は慌てん坊なので、何か変なボタンが出てきたら反射的に押しちゃいそうだし…。
実際に以前、僕の古いスマホを使ってゲームに関することを検索していた時に、突然出てきたボタンをつい押しちゃったらしいんです。「登録されました」と突然表示されてビックリしたらしく、泣きながら僕に報告しにきたこともあります。(結果的に何も起こりませんでしたが…)
有害サイトへのアクセスは完全には防ぎきれないと僕は思っているので、その辺はとっても心配ですね。
無くしたり落としたりする心配(特に我が息子は)
これも怖いんですよ。
我が息子は慌てん坊の上にホントだらしなくて…。
何でもかんでもすぐその辺にポンとおく癖があるんです。片付けないんです。そしてどこに置いたか忘れるというね。子どもにはありがちと言えばありがちですが。
過去には、出先で帽子を無くしたり、サッカーのユニフォームを無くしかけたり(コーチが持って帰ってくれたのでセーフ)…などなど。
つい最近こんな映画を見たので、なおさら落とすのは怖いです…。
まあ、こんな極端な事件は起こりえないと思いますが、無くしたり落としたりする可能性は、我が息子に限っては十分にありえるのでとっても心配です…。
思い切ってスマホデビューさせた4つの理由
周りの友達が持っているから
これだけ聞くと「周りの友達が持っているからって買い与えるのかっ!」って他の親御さんに怒られそうですが、僕はこの理由は経験上ありだと思ってます。
僕は小学6年生の時に父の転勤で横浜から京都に転校したんですね。それも隣町とか隣県ではなく、横浜から京都への転校です。周りには友達はもちろん知っている人さえいないし、土地勘もないし、何より言葉が違うんですよね。関西弁ですから。
なかなか馴染めず、辛いし大変でした。でもね、父が買ってくれたあるものが僕を救ってくれたんですね。
当時流行っていた任天堂のファミコン(ファミリーコンピュータ)です。
もちろん一家に一台とまでは言わないですが、持っているクラスメイトは多かったんじゃないかな。
そのファミコンを誕生日でもなければクリスマスでもない、いわゆる普通の日に買ってくれたんです。おそらく父が僕の浮かない表情や態度を感じ取って、流行っていたファミコンを買ってくれたんだと思います。
共通の話題があると一気に距離が縮まりますよね。それからクラスメイトと一気に打ち解けたんです。僕の家に何人かクラスメイトを呼んでゲームしたり、カセット(懐かしい!)の貸し借りをしたり。
そういう経験があるので「周りに合わせる」ことって大事なんだなって思ってます。
時代だから
これには抗えないですよね。時代なんです。
「時代のせいにするのか、君は!」って他の親御さんに怒られそうですが、もうね、仕方ないのかなって思います。
何せ今や子どもの憧れの職業にユーチューバーが入ってるんですから。もはやそういう時代なんです。
もちろん親がしっかりと管理しなくてはいけないと思いますが、スマホを持つ年齢層はどんどん低年齢化すると思うんですね。むしろスマホやタブレットを子どもの頃から扱えないと将来的に不利になってしまうんじゃないかとさえ思ってます。(大げさ?)
時代にはなるべく敏感でありたいし、時代の流れに乗っかるのもありだと思います。
卒業後、卒団後も友達と繋がって欲しいから
小学6年生ですからね。12月ですからね。卒業までカウントダウンです。
息子はサッカーをやっているので、卒団までカウントダウンです。
仲の良い友達と卒業後、卒団後も連絡を取りたいって息子も思っているだろうし、僕もできれば離れ離れになっても友達でいて欲しいなって思ってます。
そう考えるとスマホを持っているとLINEなどで気軽に連絡を取りやすいのかなって思います。
僕の小学生の頃は当然スマホどころか携帯電話もありませんでしたし、さらに小学6年生の時に転校したので、小学5年生までの友達とはすぐに疎遠になりました。
いつまで友達関係が続くのかはわかりませんが、卒業後、卒団後も気軽に連絡が取れる友達がいてくれると心強く思いますね。親としても。
中学生に上がる前に教育したいから
スマホは中学生になったら持たせてもいいかなって思っていました。僕も嫁さんも。
でも、どうせ持たせるのなら目の届くうちにスマホを持たせて、しっかり使い方を教育してあげた方がいいのかなって思い始めたんです。
中学生になると環境は変わるし勉強も難しくなるし、そして思春期は迎えるし反抗期に入るし…息子本人も親も大変になると思うんです。そこにスマホが入ってくるとワチャワチャしてもっと大変になりそうで。
まだ親の意見を比較的受け入れる年齢のうちに持たせて、ルールを作ったりして、しっかり教育してあげるのもいいのかなって思います。
まとめ
息子がスマホデビューして2〜3週間経ちました。
まあ、スマホ依存ってます。(←予想通り)
毎日、嫁さんに怒られてます。(←予想通り)
もちろん、常にスマホを弄って依存してしまうのは良くないとは思ってます。けど、息子がケタケタと笑いながら友達と電話で話したり、友達と楽しそうにLINEやオンラインゲームでやりとりしてる息子を見ていると、何だかほっこりするのも事実です。友達と仲良くしてるなぁって。
今やスマホは、友達と仲良くなるためのツールになっていると実感しますね。
繰り返しますが、小学6年生だと親の意見を比較的受け入れてくれます。生意気で反抗的な態度もとりますが、まだギリギリ受け入れてくれます。
「いい加減にスマホ見るのやめなさい」と注意すれば渋々ですがやめるし、「そろそろゲームやめなさい」と注意すれば渋々ですがやめます。今のところ。
迷惑メールが届いたら開けずにちゃんと報告するよう徹底してます。それもしっかり守ってます。今のところ。
そういった意味でも中学生になる前に、小学6年生(正確には11月)でスマホデビューさせたタイミングは良かったなと思います。
中学生になると、思春期に入るとどうなるかわかりませんからねー(^^;;
以上、小学6年生の息子がスマホデビュー!でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今のところはスマホを落としてません。ホント心配…。