アジアカップ2019 準決勝・日本対イラン戦マッチレビュー! MOMは大迫選手!(勝手に選考)
グループF、そして決勝トーナメントを全て1点差で勝利してきた我らが日本代表。いよいよ準決勝!対戦相手はFIFAランクでアジア最上位国(29位)のイラン!(ちなみに日本は50位です…)
韓国はカタールに敗れ、オーストラリアはUAEに敗れ…個人的にはこの日本対イラン戦が事実上の決勝だと思っています。ここまで無失点で勝ち上がっているイラン。間違いなく強豪です!
さぁ、激闘の結果はいかに!?
スターティングメンバー
日本のエース・大迫選手がスターティングメンバーに復帰しましたね!日本の勝敗に大きく関わってくる選手なので、スタートからピッチにいるのは頼もしいですねー!
GK
権田
DF
酒井、冨安、吉田、長友
MF
堂安、柴崎、遠藤、原口
FW
南野、大迫
マッチレビュー(前半)
日本にとって完全アウェー状態のスタジアムも、試合開始早々に日本がチャンスを作り、原口選手のファーストシュート!幸先良い出だしでしたねー。
が、すぐにイランGK(ゴールキーパー)のビッグスローでボールはハーフウェイラインを越えて日本の陣地へ。これにはびっくりしました!GKの投げたボールがハーフウェイラインを越えてくるってなかなかないです。速攻に気をつけないといけない感じで、ちょっと不気味な感じでしたね。
そして、平均身長が5cmほどイランの方が高いので、空中戦ではイランに分がある感じでしたね。出来れば縦のロングボールを蹴らせたくないですが、イランの20番の選手をターゲットに早め早めにボールを入れてくるので厄介でした。また20番もうまいし。
イランの早めに入れてくる縦パスも厄介でしたが、イランのロングスローもまた厄介…。タッチラインにクリアしてもロングスローでゴール前にボールが入ってくるので、簡単にクリアしづらい状況に。
なんとなーく、イヤらしいぞ、イラン!といった感じ。さすが名将のカルロス・ケイロス監督といった感じでしょうか。
でも、この試合の日本は良かったですねー!イランに傾きかけた流れも、南野選手の強引な突破や日本のカウンター、所々でダイレクトパスを入れながらの崩しもあり、しっかりとやり返して、主導権は渡さなかったですね。
両チームともに球際に激しく、切り替えも早くて、ちょっとでも切り替えが遅れるとやられそうなほどの緊張感ありありの試合でしたが、徐々に日本がらしくなってきました。
イランの厳しいチェックの中、ボールを持ってポゼッションしてました。そして時折見せるドリブルも効いてましたね。特にボランチの柴崎選手あたりがドリブルを仕掛けるとイランも混乱してましたね。パスの多いイランと違って、ドリブルを織り交ぜた攻撃も効果的で良かったです。
守備面では何度かイランの20番(多分エース)に崩されかけましたが、GK権田選手の好セーブもあって、よく無失点に抑えてましたね。GK権田選手は間違いなく今大会の日本の試合で1番の出来でした。安心して見られましたね。
若い冨安選手はイランの20番と堂々と戦っていたし、右サイドの酒井選手はそう簡単にやられない感じがしました(さすがフランスリーグでネイマールと対峙してるだけありますね)。
とっても緊張感のある前半は0-0でした。両チーム共にチャンスもピンチもあり好ゲームでしたね!
日本は今大会最高の出来だと思います。森保監督がビシッと仕上げてきたなぁといった感じでしょうか。そして、大迫選手。やっぱり存在感ありますね。
マッチレビュー(後半)
この日本戦までイランは強さを発揮して勝ち上がってきているので、前半を0-0で終えたのはもしかしたら不満だったのかもしれませんね。後半早々から攻勢をかけてきましたねー。
酒井のハンドからのFK(フリーキック)を皮切りに、かなり圧を強めてきた感じのイラン。1点欲しいぞっ!っていう気持ちが出てました。
でも、日本の守備は安定してました。前線の選手の守備の頑張りはもちろんのこと、この試合もボランチ・遠藤選手の守備が効いてました。さらに今大会は攻撃の起点にもなり、かなりスケールアップした感があります。個人的にはボランチのファーストチョイスは遠藤選手ですね。
イランの攻撃に対応してきた日本が反撃に出ます。
後半10分過ぎに柴崎選手の素晴らしい縦パスからの崩しで左サイドの南野選手が倒されてファウルか!?レフェリーは笛を吹いていないのに、イラン選手がレフェリーにノーファウルをアピール。その隙を逃さずに、南野選手はすぐに立ち上がり、そのボールを拾ってクロス!
南野選手からのクロスを、大迫選手がドンピシャのヘディングシュート!大迫半端ない弾が炸裂で日本先制!1-0。
南野選手が「笛が鳴るまでプレーを続ける」というサッカーの基本姿勢を体現してくれましたね!サッカー少年(少女)たちも見習って欲しい南野選手のプレーでした。
そんな喜びもつかの間…まさかの遠藤選手が負傷退場(泣)。ここまで安定していいプレーをしていただけに、日本にとっては痛い過ぎる負傷退場でしたね(泣)。
しかーしっ!大迫選手と南野選手のパス交換からまたもチャンス到来!南野選手の中央へのラストパスがイランの選手の腕に当たり、ハンドで日本がPKを獲得!
が、まさかのVAR…。さすがにこれはVAR必要ないでしょ。解説の松木さんかな?ハンドが故意なのか故意じゃないのか、それの確認のためのVARだみたいなことをおっしゃってましたが…故意だろうが故意じゃなかろうがハンドはハンドですからねっ!故意じゃなくてもハンドですからねっ!故意でハンドしたらレッドカードですよっ!
VARの結果はもちろんPK(当たり前やろ)。大迫選手がビシッと決めて日本が2点目!2-0。
後半は完全にイランの20番が消えましたね。吉田選手と冨安選手にがっつりと抑えられてました。特に冨安選手は前半からずっと良いですね!
イランがパワープレー気味に縦にボールを入れてくるものの、日本の集中した守備が素晴らしい!ホントに選手全員が攻守に渡ってよく走ってました。そして何より落ち着いてましたね!
落ち着いて守備をして、ボールを奪ってパスを繫ぎカウンター。そして、時間経過とともに中盤が間延びしてスペースができ、そこに落ちるセカンドボールも日本が拾えるようになり、大人な試合運びのように感じましたね(まぁ、みんな大人なんだけど)。
そして、試合終了間際にイラン陣地でボールを奪いショートカウンター。最後は原口選手が決めて(いやぁ、最後までホントによく走った!)ダメ押しの3点目!3-0。
イラついたイラン(ダジャレじゃないよ)と乱闘騒ぎになったものの、このまま試合終了!3-0で日本勝利!
まとめ
ここまで無失点のイランから3ゴールを挙げての勝利とは、良い意味で僕の予想を裏切ってくれました。日本は今大会最高の試合をこの準決勝の舞台で見せてくれましたね!
2ゴールの半端ない活躍の大迫選手。全盛期の高原選手を彷彿とさせる凄みを感じますね。
そして3ゴールに関わった南野選手。彼の強引とも言える突破は、今までの日本代表の選手にはいなかったタイプの選手ですね。頼もしいです。
そして、森保ジャパンはよく走る!運動量半端ないです!そして最後まで運動量が落ちない!よくトレーニングしている証拠ですね。
ではでは、この試合のもっとも活躍した選手は誰でしょうか?
僕が選ぶMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)は大迫選手!
もう、間違いないでしょ。2ゴールはもちろんのこと、いるだけでOK的な存在感がありました。決勝でも半端ないゴールを期待したいですね!
負傷退場した遠藤選手は肉離れっぽいですね…。決勝に出場するのは厳しそうです(ToT)
スーパーユーティリティープレーヤーの塩谷選手に期待しましょう!
決勝の相手はカタール!
さぁ、いよいよファイナルまで勝ち進んできた我らが日本代表。遠藤選手の負傷は痛いですが、難敵・イランに3-0で勝利し勢いが増した我らが日本代表。普段着サッカーをやれば問題なく優勝できると思います!
決勝は、カタールと!2019年2月1日(金)23:00 キックオフです。仕事を終えて一杯やりながらみんなで盛り上がって応援しましょう!!!
以上、アジアカップ2019 準決勝・日本対イラン戦マッチレビュー! MOMは大迫選手!(勝手に選考)でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
頑張れ、ニッポン!