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なでしこジャパン2大会ぶりの優勝へ!『FIFA 女子ワールドカップ フランス 2019』なでしこジャパン王座奪還の可能性は…ある!

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なでしこジャパン、2度目の頂点へ!

 

ってことで、『FIFA 女子ワールドカップ フランス 2019』が2019年6月7日〜7月7日にかけて開催されます。

 

 

 

前々回の2011年ドイツ大会で見事に初優勝、そして前回の2015年カナダ大会では惜しくも準優勝と、2大会連続で決勝進出を果たしている我らがなでしこジャパン。

 

2016年4月から日本サッカー史上初のトップカテゴリー(A代表)での女性監督を務めてきた高倉麻子監督の下、苦戦を強いられながらも着実に力を付けてきたなでしこジャパンが、2大会ぶりの優勝を目指します。

 

2019年3月29日発表の最新FIFAランキングではアメリカ、ドイツ、イングランド、フランス、カナダ、オーストラリアに次いで7位のなでしこジャパン(ちなみに8位はオランダ。個人的には優勝候補だと思ってます)。

 

僕の勝手な予想では、優勝の可能性は十分にあります。

 

いよいよ真価を発揮する時です!

 

 

  

なでしこジャパン 女子W杯フランス大会メンバー 

今大会に選ばれた日本代表メンバーの中で、過去にW杯を経験しているのは、阪口、鮫島、宇津木、熊谷、岩渕、菅澤の6人。このメンバー以外の17人はW杯初出場というなかなかのフレッシュな顔触れで。

 

とはいえ、2014年のU-17W杯で優勝したメンバーからは杉田、長谷川、市瀬、小林が選ばれていたり(ちなみにこの時に指揮をとっていたのは高倉監督!)、2018年のU-20W杯で優勝したメンバーからは宮川、南、遠藤が選ばれているんですね。

 

フレッシュだけどアンダー世代では世界一を経験しているという、いわゆる勝者のメンタリティーを持っている若手が多いので、なかなか期待できるメンバーだと思いますよ。

 

 

■GK

池田咲紀子(26/浦和レッズレディース)

山下杏也加(23/日テレ・ベレーザ)

平尾知佳(22/アルビレックス新潟レディース)

 

■DF

鮫島彩(31/INAC神戸レオネッサ)

宇津木瑠美(30/シアトル・レイン[米国])

熊谷紗希(28/オリンピック・リヨン[フランス])

三宅史織(23/INAC神戸レオネッサ)

清水梨紗(22/日テレ・ベレーザ)

市瀬菜々(21/マイナビベガルタ仙台レディース)

宮川麻都(21/日テレ・ベレーザ)

南萌華(20/浦和レッズレディース)

 

■MF

阪口夢穂(31/日テレ・ベレーザ)

中島依美(28/INAC神戸レオネッサ)

籾木結花(23/日テレ・ベレーザ)

長谷川唯(22/日テレ・ベレーザ)

杉田妃和(22/INAC神戸レオネッサ)

三浦成美(21/日テレ・ベレーザ)

 

■FW

菅沢優衣香(28/浦和レッズレディース)

岩渕真奈(26/INAC神戸レオネッサ)

横山久美(25/AC長野パルセイロ・レディース)

小林里歌子(21/日テレ・ベレーザ)

遠藤純(18/日テレ・ベレーザ) 

宝田沙織(19/セレッソ大阪堺レディース) 

 

 

2019年女子W杯フランス大会 日本代表試合日程

※試合開始日時は日本時間です

 

グループステージ(日本はグループD) 

 

<第1節> 2019年6月11日(火)1:00 キックオフ vsアルゼンチン

 

<第2節> 2019年6月14日(金)22:00 キックオフ vsスコットランド

 

<第3節> 2019年6月20日(火)4:00 キックオフ vsイングランド

 

※出場24チーム中、各グループ上位2チーム(計12チーム)と3位の成績上位4チームが決勝トーナメントに進出

 

 

決勝トーナメント(日本がグループリーグを1位通過の場合)

 

<ベスト16> 2019年6月24日(月)0:30 キックオフ

 

<準々決勝> 2019年6月28日(金)4:00 キックオフ

 

<準決勝> 2019年7月3日(水)4:00 キックオフ

 

<決勝> 2019年7月8日(月)0:00 キックオフ

 

 

決勝トーナメント(日本がグループリーグを2位通過の場合)

 

<ベスト16> 2019年6月26日(水)4:00 キックオフ

 

<準々決勝> 2019年6月29日(土)22:00 キックオフ

 

<準決勝> 2019年7月4日(木)4:00 キックオフ

 

<決勝> 2019年7月8日(月)0:00 キックオフ

 

 

決勝トーナメント(日本がグループリーグを3位通過の場合_1)

※グループA、C、Dの中の最上位での通過の場合

 

<ベスト16> 2019年6月23日(日)0:30 キックオフ

 

<準々決勝> 2019年6月30日(日)1:30 キックオフ

 

<準決勝> 2019年7月4日(木)4:00 キックオフ

 

<決勝> 2019年7月8日(月)0:00 キックオフ

 

 

決勝トーナメント(日本がグループリーグを3位通過の場合_2)

※グループC、D、Eの中の最上位での通過の場合

 

<ベスト16> 2019年6月24日(月)4:00 キックオフ

 

<準々決勝> 2019年6月29日(土)4:00 キックオフ

 

<準決勝> 2019年7月3日(水)4:00 キックオフ

 

<決勝> 2019年7月8日(月)0:00 キックオフ

 

 

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なでしこジャパン優勝への注目ポイント

GKの活躍

 

GKの活躍なくしてW杯優勝はありえません!これは絶対条件です。

 

現代サッカーにおいてGKは最も重要なポジション(だと僕は思っている)。セービングだけでなくビルドアップにまで関わりますからね、今のGKって(ホント大変…)。

 

で、今大会。

 

GKは特にセービングでの活躍が優勝への絶対条件だと思っています(ビルドアップに関してはそれなりにやれるかなって楽観視してます)。

 

日本は勝ち上がれば勝ち上がるほど、間違いなく相手に攻め込まれる時間が増えると思うんですね。ということは、シュートをかなり打たれると思います。そして決定的な場面も数多く作られる可能性が高いです。

 

GKのビッグセーブが1試合に2、3本…いや、4、5本無いと勝利は厳しいかもしれません。

 

GKの出来次第で勝ち負けが決まると言っても過言ではない!って強く言いたいです。GK3選手(池田、山下、平尾)のうち、どの選手がスタメンで使われるかわかりませんが、ぜひともトップコンディションで大会に臨んで欲しいですね。そしてビッシビシ止めまくって日本を勝利に導いて欲しいと思います。

 

GKのパフォーマンスに注目です!

 

 

 

前後半開始10分間はパスを繋がない

 

なでしこジャパンといえばパスサッカーです。DFラインからも丁寧にパスを繋いでビルドアップして、相手ゴールに迫るのが基本戦術です。

 

が、試合の序盤で、自陣やハーフウェイライン付近でのパスミスからの失点が多いように思うんですね。

 

おそらく対戦相手は日本の戦術を知っているので、試合開始直後からプレッシャーを掛けて、ミスを誘ってくると思われます。特に強豪チームは必ず前からプレッシャーを掛けてきます。

 

そのプレッシャーを避けるためにも、前後半の開始10分間はパスを繋がないで前線にロングボールを蹴るのがいいのかなと。自分たちのゴールからボールを遠ざけることが最善かなと思います。

 

ここは思い切ってプライドを捨てて、パスを繋がないで蹴る!蹴りまくる!

 

自分たちのリズムで試合を進める以前に、まずは失点しない。前後半の開始10分間の戦い方に注目です!

 

 

 

若さで走り抜け!運動量で勝負

 

今大会のなでしこジャパンの平均年齢は24歳7カ月と若いんです。今大会出場チームの中では、ジャマイカの23歳7カ月に次ぐ2番目の若さです。

 

経験が浅いという捉え方は当然ありますが、この若さはかなりのアドバンテージになると僕は思ってます。

 

だって、走りまくれますよ。若いんだもの。

 

攻撃の時はとにかく走りに走ってボールを動かして、守備の時は切り替え早く自陣に戻りしつこく相手にアプローチ。

 

この若さなら試合を通して攻撃に守備に走り抜けるはずです。走るチームって対戦相手は絶対に嫌がります。だって、走り回られたらシンプルにしんどいでしょ?

 

日本チーム全体として最後まで走り抜けるのか、運動量に注目ですね。

 

 

 

パワープレーへの対応

 

日本のリードで試合が終盤に差し掛かったら、対戦相手は必ずパワープレーを仕掛けてきます。ラフにボールをゴール前に放り込んできます。

 

これ、絶対にやってきます。

 

もしかしたら、試合終盤よりもっと前、後半20分過ぎくらいからパワープレーを仕掛けてくる可能性もあります。

 

フィジカル勝負だと分が悪いので、日本としては簡単にボールをゴール前に蹴らせないようにしないと厳しいと思いますね。

 

いかに早くボール保持者にアプローチしてフリーでボールを蹴らせないかが重要になってきます。

 

試合終盤になっても足を止めずにボール保持者にプレッシャーを掛けられるかに注目ですね。

 

え?もしボールをゴール前に蹴られちゃったらどうするって?

 

あとは気合いッス。

 

 

 

前線の選手の個人技

 

今大会に選ばれた選手を見ると、個人技に長けた選手が揃ってます。

 

特にFWの岩渕、横山、小林は1人で状況を打開してフィニッシュまで持っていける個人技を持っています。

 

MFの中島、長谷川、籾木も個人技が高く、相手の1人や2人をかわして精度の高いパスを前線に供給できます。

 

かなりテクニックのある選手が揃っているなでしこ攻撃陣。

 

フィジカル勝負になるとまず勝てないので、チームとしてボールを早く動かして、相手を揺さぶって、前線の選手が前を向いて勝負を仕掛けられるような状況を作ってあげたいところです。

 

フリーで前線の選手がボールを受けて前を向いたら要注目です!得点の香りがプンプンすると思いますよ。

 

 

  

まとめ

平均年齢が24歳7カ月と若いなでしこジャパン。勢いに乗ればそのまま頂点へ一気に駆け上る可能性を秘めてると思いますが、逆に若さを露呈して自分たちの力を発揮できずに惨敗する可能性もあるという危なっかしさもあったりして。

 

そういった意味では、初戦のアルゼンチン戦がとっても重要だと思います。しっかりと勝って勢いに乗って欲しいところですね。

 

では、注目ポイントのおさらい。

 

  • GKの活躍
  • 前後半の開始10分間はパスを繋がない
  • 走り抜いて運動量で勝負
  • パワープレーヘの対応
  • 前線の選手の個人技

 

この5つのポイントに注目して、うまくいっているようだったら2度目のW杯優勝が見えてくると思います。

 

楽な試合はひとつもないと思います。

全て接戦になると思います。

 

たとえ終盤までリードされていても、このなでしこジャパンなら勝機は十分にあります!最後まで諦めずに応援しましょうね!

 

  

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

頑張れ!なでしこジャパン!!!