ビボログ!

Over40おじさんデザイナーの備忘録なブログ

サッカー女子W杯フランス2019【グループD】 岩渕弾!菅澤弾!なでしこジャパン初勝利!スコットランド戦マッチレビュー!

f:id:o40-designyu:20190615140048j:plain

 

初戦は格下のアルゼンチンを相手にまさかのスコアレスドロー。少し残念な結果でしたが、初戦って難しいですからね…。

 

初戦を引き分けただけで高倉監督更迭論みたいなくだらない記事が出たりして若干ご立腹の僕ですが(普通に応援できないもんかねぇ!)、そんな僕の怒りを鎮めてくれるほどの素晴らしいサッカーをなでしこジャパンは見せてくれました!

 

スコットランドを2-1で破り、今大会初勝利を挙げました!やりました!

 

 

www.o40-bibolog.com

  

 

www.o40-bibolog.com

 

 

 

 

 

スターティングメンバー

 

GK 

山下

DF

清水、熊谷、市瀬、鮫島

MF

中島、三浦、杉田、遠藤

FW

岩渕、菅澤

 

 

スコットランド戦マッチレビュー

アルゼンチン戦からスタメンを3人入れ替えてきた日本。初戦で良いプレーを見せていた長谷川選手がいないのはちょっと痛いなと思っていましたが…それほど影響もなく、良い試合を見せてくれました!

 

前半。

 

今大会初スタメンの岩渕選手を中心に、前線からプレスをかけ、ボールを奪ったら積極的に攻撃を仕掛けるなど、とっても良い試合の入り方をしましたね。初戦の入り方も悪くなかったですが、このスコットランド戦の方がより積極的で躍動感がありました。

 

なでしこジャパン全員がビシッと気合いが入りまくっているように感じました。

 

冴えまくっていた日本のパスワークにスコットランドの選手がついていけてない感じでしたね。みんながよく走りボールを動かし連動したなでしこジャパンらしいサッカー、観ていて楽しいサッカーを見事に展開していました。

 

そのパスワークの中心にいたのは、初戦も抜群の存在感を見せたボランチの三浦選手と杉田選手。この試合も素晴らしいプレーを見せてくれましたね。ビルドアップの時は近くに相手がいても恐れずにボールを受けて捌けるし、多少相手に寄せられてもボールキープできるし、そして圧倒的に運動量が多い。この2人がおそらく日本の生命線だと思いますよ。(日本の10番でボランチの阪口選手は…このままだと出番はないかも)

 

フォワードの菅澤選手はしっかりとターゲットとなって抜群のポストプレーを見せていたし、その菅澤選手の周りを自由に動き回る岩渕選手の縦横無尽の動きのおかげで前線がかなり活性化され、若い遠藤選手はテクニックもスピードもありハツラツとしたプレーでチームに勢いをもたらせてくれました。

 

で、初戦は消える時間が多かった中島選手。ちょっと心配していましたが、本来の実力を発揮してくれましたね。豊富な運動量に正確なキックも健在で、存在感抜群でしたね。これで一安心。

 

とにかく前線の選手はすこぶる良かったです!

 

スコットランドはというと…怖いのはロングボールからのフィジカルを活かしたゴリゴリ攻撃だけ。ボールを保持してもアイデアがなくて怖さはありませんでしたね。

 

そんな中、前半22分に遠藤選手の股抜きパス(素晴らしいアイデア!)を受けた岩渕選手の無回転シュートが決まり日本が先制!今大会日本の初ゴール!

 

35分には清水選手のオーバーラップからのクロスに競り合った菅澤選手が倒されPK獲得。菅澤選手が落ち着いて右隅に決めて2-0!

 

日本は運動量が多く、気合も乗って、まさに躍動した前半でしたね。

 

 

 

f:id:o40-designyu:20190616013824j:plain




後半。

スコットランドは2点ビハインドで負けているので、前線から圧力をかけてくるかと思いきや…全然でしたね。

 

三浦選手と杉田選手を中心にさらに日本のパスワークは冴えましたね。完全に日本のリズムでした。

 

日本は相手の守備の穴を探しながらパスを回すというスペインもびっくりのパス回しで(言い過ぎか?)、スコットランドは全くついていけてませんでした。

 

そして前半に引き続き菅澤選手のポストプレーが冴えてましたね。菅澤選手の良いところは中央に構えるだけではなくて、サイドにも流れてしっかりボールキープ出来るんですね。案外柔軟性があるんですよ(案外は失礼か)。出色の出来でした。

 

何度かチャンスがあったものの仕留めきれない日本。徐々にスコットランドが攻勢に出てくるんです。とはいえ、スコットランドの攻撃にアイデアが無く、崩される心配はありませんでしたが、怖いのは前半同様ロングボールだけ。ホントそれだけ。

 

日本は後半も運動量多く、よく守ってましたが、市瀬選手のまさかのパスミスから日本失点!2-1に。

 

完全にプレゼントパスでした…。ここまで市瀬選手はカバーリングもよく安定したプレーぶりでしたが、まさかのミスでした。W杯初出場で初スタメン。頭も体も疲れていたんでしょうね。どんまいです。

 

日本、スコットランド共に終盤にチャンスがありましたがお互いに決めきれずこのままタイムアップ。2-1でスコットランドを破り今大会初勝利!勝ち点3獲得!

 

 

 

まとめ

試合を通して運動量が多く、気合いが入りまくって躍動したなでしこジャパン。

 

パスワークも冴えわたり、ホントに見ていて楽しいサッカーを展開してくれましたね。W杯初優勝した当時の強いなでしこジャパンを彷彿とさせる素晴らしいサッカーでした。

 

フォワードの岩渕・菅澤両選手が得点し、ボランチの三浦・杉田選手を中心とした見事なパスワーク、サイドハーフの中島・遠藤選手の効果的な仕掛けなど、明るい材料・収穫の多い試合でした。

 

後半の選手交代はもっと守備的な選手を入れた方が良かったような…と、選手交代に若干の疑問が残りますが(遠藤選手→小林選手、岩渕選手→長谷川選手)、これで1勝1分の勝ち点4。決勝トーナメント進出はおそらく大丈夫でしょう。

 

 

次戦はグループD最強のイングランド戦(FIFAランク3位)。

 

スコットランド戦の躍動っぷりを見る限り十分に勝機ありです。勝ってグループD首位で決勝トーナメントに臨んで欲しいところです。

 

 

イングランド戦は、2019年6月20日(火)4:00 キックオフです!

 

グループリーグ自力突破へ、そして首位通過をかけた重要な試合です。夜遅いというか朝早いですが、応援しましょう! (夢の中での応援可)

 

 

 

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

頑張れ!なでしこジャパン!!!