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サッカー女子W杯フランス2019【グループD】 なでしこジャパン痛恨のドロー発進も収穫あり!アルゼンチン戦マッチレビュー!

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いよいよ『サッカー女子ワールドカップ フランス 2019』が始まりましたね。我らのなでしこジャパンはグループD。初戦の相手は格下のアルゼンチン。ビシッと勝って、勝ち点3を獲得したいところでしたが…。 

 

 

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スターティングメンバー

 

GK 

山下

DF

清水、南、熊谷、鮫島

MF

長谷川、三浦、杉田、中島

FW

横山、菅澤

 

 

アルゼンチン戦マッチレビュー

いやぁ…これは日本にとっては痛い引き分けでした。FIFAランク7位の日本に対して同37位のアルゼンチン。もちろんFIFAランクはあくまでも目安なので、絶対的ではないですが、FIFAランク通りの力の差はあったように思います。

 

だからこそ勝ち点3欲しかった…。

 

ま、悲観するほどでもないけどね!

 

前半。

 

アルゼンチンは開始からプレスを掛けてくると思ってましたが、それほど強くプレスを掛けてきませんでした。なので、日本は比較的ボールを回せてましたね。良い立ち上がりでした。

 

日本は攻守の切り替えが速く、そしてボールへの寄せも速く、結構中盤でボールを奪えていました。技術的にも日本の方が断然上で、リズムをつかんでいたのは日本でしたね。

 

中盤の長谷川選手と杉田選手を中心にパスを回して、サイドバックの鮫島選手と清水選手のオーバーラップから何度かチャンスを作ったもののなかなか得点できず、といった感じで。

 

中盤では中島選手が少しゲームから消えていましたが、ボランチの杉田選手と三浦選手が素晴らしくて。密集した場所でもしっかりボールを受けてうまく捌いていたし、守備面でもしっかり予測ができてボールを奪ったりと抜群の出来でした。

 

そしてキャプテンの熊谷選手の安定感も抜群でした。攻撃では最終ラインからビルドアップに関わりつつ、守備の方ではしっかりと相手の攻撃を跳ね返していました。彼女の存在は大きいですね。

 

日本はとっても良い感じにゲームを進めていたものの、予想以上にアルゼンチンが引いて守備を固めいて。かなりアルゼンチンは日本をリスペクトして戦っているなという感じでしたね。引き分けでもOKといった戦い方に見えました。

 

アルゼンチンの攻撃はそれほどアイデアもなくて、日本が集中して守れば簡単にはやられない感じでした。ただ、アルゼンチンの10番の選手はかなり技術が高くてボールを持てるので要注意でした。実際何度か日本のDFが剥がされちゃったし…。

 

そしてフィジカルは強そうでしたね。ガッチリしている選手が多かったです。なので、日本のゴール前にラフにボールを入れてきて、フィジカルでゴリゴリされてゴールを奪われる展開が心配でしたが、意外と(と言ったら失礼だけど)パスを繋いで攻めてきたので、日本にとっては守りやすかったように思います。

 

 

 

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後半。

前半よりさらにアルゼンチンはベタ引きで。

 

完全に日本ペースでした。

 

アルゼンチンは11人全員が自陣で守り、日本にとってはスペースがなくて厳しい展開だったものの後半10分過ぎにビッグチャンスが!

 

右サイドの清水選手が抜け出して中にセンタリング。そして長谷川選手がフリーで左足のシュートを放つもゴール左へ逸れてしまい得点ならず!この試合最大のビッグチャンスでしたね…惜しい。

 

そして後半11分に横山選手代わり岩渕選手投入。

 

横山選手はちょっとキレがなかったように見えました。力のある選手なので、次戦には本来の力を発揮してゴールを期待したいところですね。

 

後半も相変わらずボランチの杉田選手と三浦選手が素晴らしくて。読みが鋭いのでボール奪取できるし、その後はボールもキープできるし、この試合ずっと良いです。W杯初出場で、そして初戦でこれだけ出来れば十分すぎてお釣りが出るくらいです。

 

おそらくボールポゼッションは日本が60%以上だったんじゃないかな。特に後半は圧倒的にボールを保持していました。が、なかなか得点できず。日本はパワープレーはフィジカル的に不利なので、どうしてもパスワークで崩すしかなくて。でもさすがに11人が引いて守ってる守備陣を崩すのは難しいですね。

 

で、アルゼンチンも残り時間10分くらいから少し日本に圧力をかけ出してきて。日本はアルゼンチンにペナルティエリア付近までボールを運ばれて何度かピンチを迎えたもののなんとか無失点のままタイムアップ。

 

まさかのドロー決着。

 

 

 

まとめ

アルゼンチンのベタ引き戦術にハマってしまい、得点を奪えずに痛恨のスコアレスドロー発進となったなでしこジャパン。

 

はっきりいって引き分けは痛いですが、選手たちはW杯初戦を落ち着いてプレーしていたので、とっても良かったと思います。ナイスゲーム。

 

W杯初出場のボランチの杉田選手と三浦選手、そしてサイドバックの清水選手がハツラツとした良いプレー見せてくれたので、日本にとってはかなりの収穫だったと思います。

 

次戦はスコットランド戦(FIFAランク20位)。

 

スコットランドの初戦の相手はFIFAランク3位の強豪イングランドでしたが、1-2で負けはしたもののとっても良いサッカーをしてました(前半しか見てませんが…)。フィジカル強いです。FIFAランクを見ると日本より格下ですが、まったく油断できませんよ。

 

日本のグリープリーグ最終戦は強豪イングランドなので、なんとかスコットランドに勝利して勝ち点3を積み上げて最終戦に臨みたいところ。勝ち点4あればおそらく決勝トーナメントに進出できると思います。

 

 

 

スコットランド戦は、2019年6月14日(金)22:00 キックオフです!

 

グループリーグ突破への重要な試合です。応援しましょう! 

 

 

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

頑張れ!なでしこジャパン!!!