3000文字チャレンジ!テーマは【私を熱くさせたもの】ターゲットは大人だった!財団Bの恐るべき販売戦略!
3000文字チャレンジ。テーマは『私を熱くさせたもの』。
『私を熱くさせたもの』なのか、財団Bによって『熱くさせられたもの』なのかは微妙ですが、私を熱くさせたもの…『平成仮面ライダーとその玩具たち』について語ろうじゃないかと。
僕と平成仮面ライダーの出会いは、まずは息子(当時5歳)が仮面ライダーフォーゼにどっぷりハマりましてね。一緒に観ているうちに僕もどっぷりハマりましてね。
仮面ライダーフォーゼは宇宙ロケットをモチーフにした仮面ライダーで、主演には今をときめく泣く子も黙る超売れっ子俳優の福士蒼汰。仮面ライダーフォーゼの仲間の仮面ライダーメテオには最近売れに売れまくっているスーパーイケメン俳優の吉沢亮。そしてヒロインには某宗教団体に出家した千眼美子こと清水富美加、いや清水富美加こと千眼美子(どっちでもいいか)。
なかなか粒ぞろいの若手俳優が出演していた仮面ライダーフォーゼ。友情あり、感動あり、笑いあり、そしてカッコイイ戦闘シーンに素晴らしいCG…30分間の子ども番組とは思えないほどのクオリティで、僕はあっという間に仮面ライダーの世界に引き込まれました。僕の平成仮面ライダー大好き人生は、仮面ライダーフォーゼから始まりました。
そして、財団Bの術中にもハマっていくことになるのです…。
ではここで、僕を平成仮面ライダーの世界へと誘ってくれた、仮面ライダーフォーゼ以降の平成仮面ライダーをざっくりご紹介しましょう!
【仮面ライダーウィザード】2012年
魔法使いの仮面ライダー。ウィザードリングという指輪を使って変身し、魔法を駆使して敵と戦う仮面ライダー。マントを身にまとい、敵と戦う姿がスタイリッシュな仮面ライダー。主演は白石隼也。
【仮面ライダー鎧武(ガイム)】2013年
戦国武将×フルーツという、ビックリする組み合わせの仮面ライダー。仲間の裏切りや欲望が渦巻く重いストーリー展開。主人公が最後に神になる。主演は佐野岳。
【仮面ライダードライブ】2014年
バイクに乗らずに、トライドロンという車を操って戦う異色の仮面ライダー。変身ベルト・ドライブドライバーの声はクリス・ペプラー。主演は売れっ子爽やかイケメン俳優の竹内涼真。
【仮面ライダーゴースト】2015年
名前そのままに幽霊をモチーフにした仮面ライダー。過去の偉人たちの魂がパーカーとなり、そのパーカーを着ることで偉人たちの能力を使うことができる。主演は西銘駿。
【仮面ライダーエグゼイド】2016年
テレビゲームの世界観を取り入れた仮面ライダー。主人公は天才ゲーマー。歴代平成仮面ライダーの中でも随一の奇抜な見た目。主演は飯島寛騎。
【仮面ライダービルド】2017年
天才科学者が主人公の仮面ライダー。瓶をモチーフとした変身アイテム・フルボトルを2つ掛け合わせて仮面ライダービルドに変身。仮面ライダーW(ダブル)を思わせる比較的シンプルなデザインの仮面ライダー。主演は犬飼貴丈(あつひろ)。
【仮面ライダージオウ】2018年〜現在放送中
平成最後の仮面ライダー。世界を支配する魔王となった50年後の自分がラスボスという面白い展開。過去の平成仮面ライダーが総登場するというお祭り的な要素も。主演は奧野壮。(現在絶賛放送中!)
以上が仮面ライダーフォーゼ以降のラインナップです。魔法使いやら戦国武将やら幽霊やら…なかなか斬新な仮面ライダーたち。
毎年毎年、斬新な仮面ライダーを観るたびに「この仮面ライダー…カッコイイか?」とか「この仮面ライダーのデザインは無いわぁ…」なんて否定的に思ったりするんですけど、物語が進むごとに、回を追うごとにカッコ良く見えてくるんですよね。不思議と。
そして、当時放送されていた仮面ライダーだけでは飽き足らず、過去の仮面ライダーもDVDやアマゾンプライムで息子と一緒に観たりして、仮面ライダーの深みにハマり今に至るといった感じです。
そしてここからが本題。
仮面ライダーといえば、変身ベルトですよね。子どもは欲しがりますよねー、変身ベルト。我が息子も当然欲しがりましたよ。
父親としては息子の喜ぶ顔が見たいし、僕自身もちょっと遊んでみたい気持ちもあって、毎年のように変身ベルトを買っていました(今も買ってるけど)。値段は6,000円〜8,000円くらいです。結構なお値段ですよね。
そして、変身ベルトって変身ベルト単体では遊べないんです(過去には単体で遊べる変身ベルトもありましたが…)。連動アイテムを変身ベルトに差し込んだり、かざしたりして遊ぶんです。
連動アイテムの種類は各仮面ライダーによって違いますが、30種類、40種類は当たり前。それ以上の種類が発売される場合も。
とりあえず2、3個買っておけば変身ベルトで遊べるし、それで十分だと思っていました。が、毎週のように発売される連動アイテム。この連動アイテムの種類の多さに辟易しつつも本能的に「集めたい…」と思う自分もいたりして。
過去に何かをコレクション(収集)したことってありませんか?
スーパーカー消しゴムやガン消し(ガンダム消しゴム)やキン消し(キン肉マン消しゴム)、ビックリマンチョコのシールやポテチに付いているプロ野球選手カード、切手やテレフォンカード(古っ!)などなど…。(←全部僕が通って来た道です!)
収集癖、コレクション癖は男の性(さが)ですね。おそらく。
息子のためにと連動アイテムを買っているうちに、僕の脳と身体が昔を思い出し、僕の眠っていたコレクション魂に火がついたんでしょうね。
集めたい…とにかく集めたい…。
発売されては買い、買ってはまた次が発売される。そしてまた買い…の繰り返し。
さらにこの連動アイテムは食玩やらガシャポン(昔で言うガチャガチャ)にまで展開されるんです。ガシャポンに至っては限定アイテムやレアアイテムを仕込んだりしてね。
ガシャポン1台につきレアアイテムは1、2個しか入ってないんです…。20分の1とか30分の1の確率ですよ。鬼です。
これが財団Bのやり方です…。
(悔しいけど、それでもガシャポンやっちゃうんです…。)
そしてさらに!玩具売り場での一般販売ではなく、ネット限定で販売するアイテムもあるんです!完全に子どもを無視した販売戦略です。鬼です。
これが財団Bのやり方です…。
(悔しいけど、それでもネットでポチッと買っちゃうんです…)
こうなってくると、ノーテンキに仮面ライダー関連の玩具を意気揚々と買っている僕でも気付きます。
仮面ライダーって、子どもたちをターゲットにした特撮番組だけど、実のターゲットは子どもたちではなく、その子どもたちの親(特に父親)じゃないのかな、と。
確かにそうですよね。いくら子どもが変身ベルトや連動アイテムを欲しがっても、お金を出すのは大人ですからね。
そう考えると全てが腑に落ちます。
仮面ライダーのストーリーは子どもたちが観るにしては難しいし(現在放送中の仮面ライダージオウなんて、大人が観ても難しいストーリー展開ですからね)、連動アイテムには本編とは関係のない過去の仮面ライダーをちょこちょこ絡めてくるし(子どもたちは過去の仮面ライダーをあまり知らないですからね)。完全に大人向け。
子どもたちが入口となって(大人たちの気を引き)、出口は大人たち(お金を出させる)。そこにコレクション魂を持ち合わせている僕みたいな大人が熱くなってくれたら儲けもの。鴨ネギですわ。
息子が仮面ライダーを卒業しても仮面ライダーは観るわ玩具は買うわで…いいお客さんです。鴨ネギですわ(2回目)。
恐るべき財団Bの販売戦略!
そして見事に戦略にハマり、熱くなった僕!
でもね…
僕はそんなバンダ…いや、財団Bが大好きですっ!
こんなにも熱くさせてくれるものを提供してくれるなんて…
これは批判ではなく感謝の記事ですっ!(苦しくない)
これからも僕を熱くさせてください!ありがとう!
ではこれにて今回の3000文字チャレンジのテーマ『財団Bは優良企業』を終わりにしたいと思います。
ごきげんよう。