仮面ライダーゼロワン【第13話感想】イズとワズの兄妹愛に涙!覚醒した或人の力を刮目せよ!
仮面ライダーゼロワン第13話。
感動したっ!
ヒューマギアの兄妹愛に感動したっ!
仮面ライダーゼロワン序盤戦、出色のストーリー展開だったと思います!
感動したっ!(しつこいっ!)
さあ、いってみましょう。
第13話あらすじ
シャイニングホッパーという光輝く姿に変化したゼロワンは、滅や迅をも凌ぐほどに成長したドードーマギアを迎え撃つ。シャイニングホッパーのプログライズキーを使えば必ず勝てると確信していたイズだったが、ゼロワンの様子に変化が訪れる。その姿に「私は社長秘書失格です」と自信をなくし始めて―――。
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
ワズ・ナゾートク大活躍!
泣けた…。ちょこちょこ泣ける回を放り込んでくるんだよね、仮面ライダーって。
と、その前にワズに謝らねば…。仕事は出来るけどヴィジュアルはいまいちだし、走り方はオネェ入ってるし、なんだこの胡散臭い探偵ヒューマギアは…と思っていてごめんなさい!イズのお兄さんって言ってたけど、ホントのところオマエはいったい何者なんだよ…と思いっきり疑ってしまってごめんなさい!
君は、ヒューマギアの鑑だったよ(涙)。
新型プログライズキー完成のために、廃棄処分になっても構わないと自分のゼロワンデータを摘出しようとするイズ。データ摘出直前にイズを退けて自らゼロワンデータを摘出させたワズ。先代の是之助社長の指示とはいえ、或人とイズのために自らの命を捧げたワズの男前っぷりにただただ感動しました。
ドードーマギアの攻撃から体を張ってイズを守るゼロワン、或人が傷ついたのは自分のせいだと自分を責めるイズ、そんなイズを慰める或人、すっとぼけた顔をしつつも(失礼過ぎる言い方)実は2人の素晴らしい関係性、信頼関係をしっかりと見ていたんでしょうね。そして或人には絶対にイズが必要であることを感じ取って…
自らの命を差し出して…(涙)
痛々しかったよワズ…(涙)
或人とイズのバディ感を感じることが出来たのはまさにシンギュラリティに到達しているワズだからこそで。イズにお兄様と呼ばれたいと思っている、イズのことを愛おしいと思っているワズを怪訝な目で見ていた自分を責めたい!ワズは愛情を持った極めて人間に近いヒューマギアだったんですね。
その点イズは、まだシンギュラリティに到達してないから、或人の気持ちを読み取れないので、とにかく或人の役に立ちたい、役に立たないと存在理由は無いと思ってしまうんです(今まで登場してきた職業ヒューマギアと何ら変わりない)。この一方通行な感情がヒューマギアらしくてとっても良かったし、人間の気持ちを読み取れるワズとの違いが明確に示されていて、シンギュラリティとはなんぞや?ってことがわかりやすく描かれていて良かったです。
今回の一件を機に、イズが或人に対して(社長としてだけではなくひとりの人間として)愛情を持ち始めるのか注目したいですね。(っていうか、すでに持っているのかも。ただ気付いてないだけなのかも。)
そうそう。力尽きる寸前でワズがようやく兄と認められて、イズが「さよなら、わたしのステキなお兄様…」と、初めてワズをお兄様と呼んだ感動的な…だけで終わらなかったラストシーンも良かった。力尽きる直前の「それもっと…早く言って欲しかった…」というワズのセリフが吉本新喜劇的なオチでちょっと笑えちゃったのが仮面ライダーゼロワンらしくて良かったです。
飛電或人の潜在能力
シャイニングホッパープログライズキーの不具合を見抜いたワズの直感のくだりも良かったけど、その不具合の原因が或人の成長度がゼアの予想を上回ったからだったという理由は興味深くて面白かったです。
ライジングホッパーの1.8倍にしかならなかったパワー不足の原因は、或人の潜在能力の高さに新型プログライズキーがついていけなかった、或人のここまでの戦闘経験の成長が著しくゼアの予想数値を超えていた、と。これは凄いこと。だってAIの予想を人間が上回ったということ。
元々、或人には仮面ライダーゼロワンとしての才能があったのかもしれないけど(それを見抜いた是之助もお見事!)、イズのサポートのお陰でグッと経験値が上がった可能性もありますね。この2人のコンビがゼアを上回ったのかも…とか思ったりもします。
よくパワーアップアイテムを変身者がついていけなくて使いこなせないパターンは過去にあったけど、変身者が上回ったパターンは新鮮で良かったです。
或人覚醒
今回の或人はカッコ良かった。ラーニングされてもそれを超えてみせる!とドードーマギアに宣言した或人はカッコ良かった!
ぶっちゃけ今までの或人は不破のような力強さを感じなかったし、唯阿のような賢さも感じなかったし、良い意味でイズに使われてうまく立ち回っていた感があったんだけど、イズの責任感を目の当たりにして、自分自身もドードーマギアにボコられて、ワズの命が宿った新型プログライズキーを手にして一気に覚醒しましたね。
シンギュラリティやら人間を上回るAIの存在ばかりに気を取られてたけど、人間がAIを超える存在になり得るという展開が面白い!良い!(現実の世界でもシンギュラリティに到達したAIをさらに人間が上回る、という可能性は十分にあり得ると思うし。)
AIを凌駕する或人。良いですねー。
ただ、戦闘後にバックファイアーがあるらしいので、或人が壊れてしまわないかという心配もあったりなかったり…。
新ライダー登場か?
前回の第12話では出番のなかったZAIA社長・天津が最後にちょこっと登場して気になる発言をしました。
「楽しみだよ、サウザーとの戦いが…」
ですって。ZAIAの仮面ライダー…でしょうね。ゼロワン、バルカン、バルキリー、滅、迅、そしてサウザー…そしてさらに次回予告で突然出てきた仮面ライダー雷。混沌としてきましたねー!
ZAIAの仮面ライダーの登場は噂になっていたのでそれほど驚かなかったけど、仮面ライダー雷にはびっくり。全然情報が無かったよなぁ…。誰が何のために変身するのか、気になります。
(年末年始って新ライダーが登場しがちなんだけど、2体登場するとは…やられました。)
第13話いろいろ
その他諸々感じたことを箇条書きしてみますよ。
- 新フォームなのに速攻でドードーマギアに上回られて「見透かすの早くない!?」って突っ込む或人に同意。
- エイムズの車両に或人、不破、唯阿、イズ、ワズがいるシーンがシュールで良かった。
- 仮面ライダーに変身すると痛みが緩和されることがわかった。
- 「暗殺ちゃん、言うこと聞かなくなっちゃったの…」と、ガックリする迅がとてつもなく可愛かった。
- ゼロワン計画に関わるヒューマギアの内臓メモリはバックアップを取れないことが判明。イズが壊れても復活できないことがわかりオレ、ショック。
- 暗殺ちゃんが退場してしまって寂しい。
- ドードーマギアゼツメライズキーをあっさりと滅に奪われたバルカンとバルキリーに説教したい。
- イズがワズの形見である懐中時計を持って或人に今後のスケジュールを伝えるシーンにジーンときた。
こんな感じでしょうか。
第13話もいろいろなことがあって楽しめましたねー。
今後の展開
ワズの是之助への忠誠心やイズとの兄妹愛を中心に描かれた第13話。今までの放送回の中で、個人的にはいちばん良かったです。今回のピンチを経て、或人とイズの絆も深まり、或人の潜在能力も感じさせて、さらに今後の展開が楽しみになりました。
そして新ライダーの登場もワクワクします。仮面ライダーサウザー?仮面ライダー雷?誰と誰が共闘するのか。そして裏切るのか。アークの存在もまだ不明なので、今後どのように絡んでくるのか…来週が待ち遠しいです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。