仮面ライダーゼロワン【第12話感想】暗殺ちゃんが反抗期に！仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパー見参！
仮面ライダーゼロワン第12話。
暗殺ちゃんがまさかの反抗期に。探偵ヒューマギアのワズ・ナゾートクの登場。そして、仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパーの初お目見えなど、今回も怒涛の展開で面白かったですねー。
さあ、いってみましょう。
第12話あらすじ
大和田伸也の暗殺未遂事件の捜査に警察が動き始めた。A.I.M.S.と共に飛電インテリジェンスの本社に捜索に入る警察だったが、暗殺ヒューマギアを飛電が作った証拠は見当たらなかった。犯人である暗殺ヒューマギアを捕まえるために、再び飛電への立ち入りを試みる刑事たちの前に現れたのは、“自称・名探偵”を名乗るヒューマギア、ワズ・ナゾートクだった！
（出典元：仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB）
暗殺ちゃんの反抗期
前回ラーニングを完了して子どもから大人への階段を上り始めた暗殺ちゃんが反抗期に入り、そして自立しようとするまさかの展開をみせた第12話。
暗殺ちゃんがラーニングを完了して単に強くなるだけじゃなくて、反抗期という自我の芽生えを経て強くなるという、人間の成長過程のような描かれ方がとっても良かったです。人間とヒューマギアは近しい存在であることを表した良いシーンでした。こういうディテールが大事。この暗殺ちゃんの行動が、いずれ迅も反抗期に入って滅と一悶着あるという伏線のような気もしますね。
とはいえ、暗殺ちゃんは滅亡迅雷.netの一員として存在感を発揮していたし、大きな戦力として活躍するのかと思いきや、滅亡迅雷.netと袂を別つとは意外でした。それもこんなに早い回に。まぁ、この展開の早さは仮面ライダーゼロワンらしいと言えばらしいけど。
暗殺ちゃんの出生の秘密
で、さらに驚きだったのが、暗殺ちゃんの出生の秘密（大げさ）。窃盗団によって改造された祭り事専用のヒューマギア・祭田ゼット（今回も名前が秀逸！）を滅亡迅雷.netが盗んで、暗殺ちゃんとして生まれ変わらせた、っていうことでした。
滅がデイブレイクタウンにいる野良ヒューマギアを改造して暗殺ちゃんを作り出したのかと思っていたら、違いました。窃盗団からヒューマギアを盗んでいたというセコい感じがちょっと残念…。滅と迅がヒューマギアを盗んでる姿を想像するとちょっと笑えちゃう。
あとは、暗殺ちゃんが破壊されてもバックアップがあれば復元できるのはわかるけど、顔まで一緒じゃなくてよくね？とか、むしろ顔は変えて中身は暗殺ちゃんっていう方が脅威じゃね？とか思ったり。同じ顔で復元させるとは、滅って暗殺ちゃんに対するこだわりが強いのかもしれないですね。
名探偵ワズ・ナゾートク登場！
暗殺ちゃんと並んで第12話を引っ張った探偵ヒューマギアのワズ・ナゾートクも良いキャラでした。
冴えないビジュアルで（かなり失礼）、どうも胡散臭い感じでピリッとしないんだけど、過去に数々の難事件を解決したり、ヒューマギアシステムを狙った滅亡迅雷.netの存在を探り当てたり（これはかなりの大手柄！）、今回は暗殺ちゃんの正体を見破ったり、旧型ヒューマギアとはいえ、かなり優秀であることは間違いなさそうで。 僕的には、冴えないビジュアルと能力の高さのギャップはなかなか好感度高いです。
で、ワズはイズのプロトタイプらしくて、イズの兄ということらしくて。冷めた目でワズを見るイズがこれまた可愛くてね（ワズだのイズだのややこしいな…）。
頼りなさそうで頼りになるワズなんだけど、ちょこっと気になることもあって。イズがシャイニングホッパープログライズキーをラボに取りに行くときには「胸騒ぎがする…」みたいな事を言ったり、いざゼロワンがシャイニングホッパープログライズキーを使おうとするときにはブレイキングマンモスプログライズキーをすすめたり、セリフがちょっと不可解。細かい事なんだけど、気になっちゃうんですよね…。
単にワズは旧型だからおじさん的な考えで、新しい物への不信感や不安感からくるセリフなのか。あるいは新型プログライズキーに何かバグや欠陥があって、それに気付いているからこそのセリフなのか（無事に変身したから大丈夫のような気がするけど）。それとも使うと暴走しちゃうようなハザードトリガー的な危険なプログライズキーの可能性があることを心配しているからなのか…。年を取ると（←これは僕のこと）ちょっとしたセリフや動きでいろいろ疑い深くなっちゃうんですよね…（ヤダヤダ）。
唯阿がどんどん悪い子に
回を追うごとに悪い子になっていく唯阿。今回も悪い子でしたねー。
警察の捜査会議に出席して、飛電にある秘密のラボの存在を教えちゃうとは…。で、その後のニヤッとする唯阿の悪い顔！いつからこんな悪い子に…(T_T) そのうち滅亡迅雷.netと共闘しそうな勢いですね。
ZAIAのために頑張っているのはわかるんだけど、天津に切り捨てられそうか匂いがプンプンするので心配ですね…。
仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパー！
新強化フォーム・仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパー。かなりカッコ良かったです。僕は好きなデザイン。
召喚されたバッタの親子（？）が虫取り網で捕獲されてゼロワンと合体する変身シークエンスが可愛くてちょっと笑えて良かったです。（プログライズキーをドライバーに差し込んだ時のデジタルな演出も良かった！）
ヴィジュアルも奇抜なデザインではなくて、ノーマルのバージョンアップ感があって良かったです（ゼロワン初めての強化フォームなので、まだ良い意味でおとなしいデザイン。びっくりするようなデザインはこれからっすね…）。トゲトゲした感じが強そうで、早く動いてる姿を見てみたいですねー。
第12話いろいろ
その他諸々感じたことを箇条書きしてみますよ。
- 前回ふてくされてバトルに参加しなかった迅が今回は普通に滅と接していたので、仲直りしたのか、あるいは一度リセットされちゃったのか気になった。
- 福添副社長が刑事さんに「巻添さん」って言われて「福添だよっ！」ってツッコミを入れるというアンジャッシュ児嶋節が見られて面白かった。
- 飛電或人の爆笑ギャグ名鑑サイトは実際に見てみたいと思った。
- ワズ・ナゾートクに冷たい視線を送るイズの顔が超絶可愛かった。
- 滅亡迅雷.net vs 暗殺ちゃん軍団での滅の動きが最小限に抑えられていて、そしてスムーズで相変わらずカッコ良かった。
- ワズのことを性能の低いヒューマギアだと言って廃棄処分にした方がいいと或人に言うイズが怖かった。
- イズがゼロワンにシャイニングホッパープログライズキーを渡す時のスライディングが仮面ライダードライブを彷彿とさせてカッコ良かった。
こんな感じでしょうか。
第12話もいろいろなことがあって楽しめましたねー。
今後の展開
暗殺ちゃんが滅亡迅雷.netから抜け、ワズが暗殺ちゃんの正体を見破り、最後に仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパーが登場して終わった第12話。
おそらく暗殺ちゃんがゼロワンシャイニングホッパーに爆殺されるけど、滅がゼツメライズキーを回収して、祭田ゼットの残りの1体を使って暗殺ちゃんを復元。そして暗殺ちゃんが滅亡迅雷.netに返り咲く展開になりそうですね（願望）。個人的には、もう少し迅と暗殺ちゃんのコンビを見ていたいなと。
そして、ワズが不安そうにしていた仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパーはどうなるのか。で、第13話の予告でイズが或人に別れを告げていたような…いったい何が！？第13話でイズが退場するようなことは無いと思うけど、気になりますね…。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました！
ではまた。
