仮面ライダーゼロワン【第9話感想】ヒューマギアに善意は宿り、或人ギャグが炸裂し、唯阿の暗躍がイズにバレちゃった!
仮面ライダーゼロワン第9話。
今回は善意と悪意のお話。ヒューマギアに善意は宿るのか…!?
不破の生死の行方は!?
唯阿の暗躍がバレちゃった!?
さあ、いってみましょう。
第9話あらすじ
仮面ライダーに変身した滅によって完膚なきまでに叩きのめされたバルカン。
唯阿によってすぐに運び込まれた病院には、ヒューマギアの外科医がいた。
「すぐにオペをしなければ命に関わる」というドクター。
滅亡迅雷.netによる被害が大きすぎる故、他のドクターの手を借りている時間はない。
そんな中、ヒューマギアの暴走を止めるため飛電インテリジェンス副社長である福添が緊急措置を発動する。
「病院のヒューマギアを全てシャットダウンしろ!」
果たして、諫の命は救われるのか―――?
そして、暴走するヒューマギアと人を助けるヒューマギアとの間で葛藤する或人が、最後に下す決断とは?
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
ヒューマギアには善意が宿る
瀕死の不破を医師型ヒューマギア・Dr.オミゴトが見事に救ってくれましたね。オミゴトだけに!
はいっ!アルトじゃあ〜ないとぉ〜!!!
…
はい、ということで第9話の感想を張り切って書いていこうとかと思っているんですけどね…
まずは、今回頑張ってくれたDr.オミゴト(ネーミングセンス抜群!)の件から。
Dr.オミゴトはハッキングされたにもかかわらずマギア化しませんでしたね。不破の手術中にマギア化しそうな雰囲気があったけど、彼の中の善意が見事にマギア化を抑えて、不破を助けてくれましたね。オミゴトだけに!はいっ!アルトじ(しつこい)。医師型ヒューマギアのプライドを感じさせるDr.オミゴトの医師っぷりには感動すら覚えましたよ。
どうやらハッキングされてもマギア化しない個体もあるということがわかりましたね。
ヒューマギアをハッキングするという行為は、どうやら「悪意」というウイルスをヒューマギアに感染させることなのかもしれないですね。その「悪意」がヒューマギア内で増幅するとマギア化する。
その「悪意」というウイルスを上回る抵抗力=「善意」をDr.オミゴトは持っていたからマギア化しなかったんでしょうね。人の命を救う医師としての自我の芽生えから生まれた「善意」なのか、それとも医師型ヒューマギアや看護師型ヒューマギアには「悪意」に対抗する「善意」が元々組み込んであったのか…理由はわからないけど。
あれ?看護師型ヒューマギア・白衣の天使ましろちゃんはマギア化しちゃったよね。ってことは、ましろちゃんは「悪意」に勝てるほどの「善意」を持ち合わせていなかったということかな…。仕事が忙しくて病んでいたのかも。もしそうなら、リアリティーあり過ぎなんですけど。
或人と滅と或人ギャグ
お前らがアーク(悪)の意志なら、こっちはゼーン(善)の医師がついてるからな!
って或人ギャグをかまして、真面目な顔で「なんだそれは」と聞く滅にイズがそのギャグを説明をするというシュールなやりとりが最高でした。
滅と迅の2人がかりとはいえ、予想通り圧倒的にやられちゃったゼロワンだったけど、まさかの或人ギャグを滅に浴びせて1本取ったので(取ってない)、今回の初対決は痛み分けといったところでしょうかね(痛み分けではない)。
もしかしたら、この調子で対決するたびに或人ギャグをかましたら、滅もギャグをラーニングして、そのうち不破みたいに笑ってくれるかもね!(それはない)
滅と飛電インテリジェンス
「飛電インテリジェンス全ては自業自得」
「自らが作り上げたテクノロジーによって人類は滅亡する」
「それがアークの導き出した結論だ」
滅のセリフにはヒューマギアとして人類に対する決意表明を感じたけど、同時に飛電に対しての怒りのようなものも感じられて。
飛電の工場が狙われたデイブレイクや、今回滅の口から飛電インテリジェンスという単語が出てきた点を考えると(もちろん飛電が人工知能事業でトップを?走ってるから、狙われるのは当然なんだろうけど)、どうも引っかかるんですよねー。或人が目の前にいたからこそ出てきた単語なのかもしれないけど、ちょっと飛電にこだわっているような気が…考え過ぎかなぁ。
僕は引っかかりを感じているので、黒幕は飛電の関係者(或人の父・其雄が有力)だと推測してるけど…どうなんでしょうか。まだ明かされていない飛電の過去が気になりますね。
バレちゃった唯阿の暗躍
イズの映像解析で、唯阿が暗殺ちゃんのマギア化を撮影していたことがバレちゃいましたね。
うーん、それにしても、色々と謎が残りましたよね。
あの動画を撮影したのは誰なのか。動画の提供者がいるわけですよね。角度的には唯阿の撮影した動画ではなさそうだし。ただ単に防犯カメラ的なものに映っていた映像なのか。(その辺にいた人が撮影していただけかもしれないけど。)
で、暗殺ちゃんを撮影している自分の姿を見て「あれは自分じゃない」みたいなセリフをイズに言っていたけど、子ども染みた言い逃れをするなんて、冷静でクールな唯阿らしくないセリフでしたね。「お前には関係ない!」って強気で言い放ちそうなもんだけど…。
唯阿自身もビックリしてた(っぽい)ので、もしかしたらエイムズの誰かにリークされたか、あるいは撮影していたのは唯阿似のヒューマギアだったりして!?(それはないかー)
そもそもがエイムズの実態がいまだに不明だし、謎な要素がたっぷりあるし(唯阿に指示を出してる人間の正体とかZAIA社の正体とか)、唯阿自身もエイムズに使われてる可能性もあるので、エイムズと唯阿の動きは要チェックですね。唯阿に悲劇が起こらなければいいけど…。
一皮向けた或人社長
ヒューマギアの暴走による犠牲者をこれ以上増やさないために、病院のヒューマギアを全てシャットダウンしようとする副社長・福添と、ヒューマギアをフル稼働させないと多数の死者が出ると意見するイズ。
迷う或人…。
難しい判断ですよね。福添の判断だと犠牲者は増えない、けど救えるはずの命は救えない。イズの判断だと命は救える、けど犠牲者は増える可能性がある。
どちらも正しいと思うけど、ここは即実行に移した福添の勝ちでしたね。ムカつくけど。経験の差が出た感じでした。ムカつくけど。
でもその後に、自分自身と向き合って、ヒューマギアを信じるといった自分の信念を貫いてヒューマギアを再起動させた或人。人間として、社長として、一皮向けた瞬間だったんじゃないでしょうか。
上に立つ者にとって、判断力や決断力の欠如は命取りになりますからね。或人が葛藤して自分の信念を貫いた行動は胸熱でした。
不破の感情
ヒューマギアに襲われた記憶と命を救われた記憶を持つことになった不破。Dr.オミゴトに助けられたことを知った不破のなんとも言えない表情はとっても印象的でしたね。
感謝の気持ちと悔しい気持ちとが入り混じっていて、見ているこっちが辛くなるようなシーンでした。でも、不破の複雑な気持ちが可視化されて、とっても良いシーンでしたね。
あれだけヒューマギア憎んでいたので、ヒューマギアを100%許せるわけではないと思うけど、少し心変わりした今後の不破を見るのも楽しみですね。不破がヒューマギアを助ける展開も、あるかもしれないですねー。
盛りだくさんの第9話
Dr.オミゴトの活躍や、滅の前でギャグをかます或人、唯阿の暗躍がイズにバレちゃったり…第9話もいろいろとありました。
ヒューマギアのシャットダウンの是非を巡ってイズとシェスタが睨み合うシーンは可愛くてたまらなかったし、ヒューマギアをシャットダウンした件をクールな唯阿が感情を露わにして或人に詰め寄るシーンには萌えたし、『REAL×EYEZ』をバックに繰り広げられたゼロワンブレイキングマンモスフォームvsギーガーはめちゃくちゃカッコ良かったし(CGのクオリティが高い!)、病院の屋上で或人と不破がイチャつくラストシーンはほっこりして心地良かったし…第9話も見どころたっぷりでした。
今後の展開
今回でハッキングされてもマギア化しないヒューマギアがいるということ、そしてヒューマギアに「善意」が宿ることがわかりましたね。この先、ヒューマギアに友情や愛情も宿るのか。その辺も今後描かれていくんじゃないかなぁって思うので(ぜひ描いて欲しい!)楽しみにしたいところです。
或人と不破の距離が縮まったような気がしないでもないような気がしたり(わかりにくい表現)、唯阿の暗躍がバレたり(バレるのが早い気がしないでもな…)、ゼロワン側の今後の展開に目が離せない感じですね。
と、同時に或人たちに宣戦布告した滅亡迅雷.netの次の一手も気になりますね。どのタイミングでアークの正体がわかるのか。ここまではかなり展開が早いので、案外早くにアークの正体がわかるかもしれないですね。
次回第10話は、俳優の大和田伸也さんが本人役で登場するらしいです。なぜ大和田伸也さんなのか。そこがいちばん気になる…(笑)
とりあえず、2週間後を楽しみに待ちましょう!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。