仮面ライダーゼロワン【第4話感想】デイブレイクの真実!仮面ライダー滅(仮)登場!
仮面ライダーゼロワン第4話。
第2話で仮面ライダーバルカンが登場して、第3話で仮面ライダーバルキリーが登場して…で、今回第4話では謎の仮面ライダーが登場して、物語のカギを握る(と思われる)デイブレイクの真実も明らかになり…
って、展開早過ぎない?
このスピード感で1年間走り続けるの?
ツイテイケルヨウニオジサンガンバル。
さあ、いってみましょう。
- 第4話あらすじ
- デイブレイクの真実
- 早くも身バレした或人
- A.I.M.S.(エイムズ)の不破と唯阿
- 滅亡迅雷.netの謎
- 飛電インテリジェンスの謎
- 仮面ライダーゼロワン・フライングファルコン!
- 仮面ライダー滅(仮)は高岩成二
- 見どころ満載の第4話
- 今後の展開
第4話あらすじ
或人とイズはデイブレイクタウンを案内するバスガイドツアーに参加していた。ツアーの案内役であるバスガイドヒューマギア・アンナの職場視察のためだ。デイブレイクタウンといえば、かつてヒューマギア運用実験都市だった場所だ。ヒューマギアを制御する為の通信衛星打ち上げプロジェクトなどの事業が行われたその都市では、12年前に大規模な爆発事故が発生したという。それが原因で、今では立ち入り禁止区域となり、跡地は湖のような場所になっている。そんな中、ツアーに参加する少年が周囲の友人に囃し立てられ始める。
「事故の犯人、こいつの親父!」
その言葉に或人はひっかかって―――。
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
デイブレイクの真実
第4話目にして早くも12年前に起きた大規模爆発事故=デイブレイクの真実が明らかになりましたね。物語の重要な鍵になると思っていたので、こんなに早い段階でデイブレイクの真実がわかってしまうとはちょっとびっくりでした。もっと中盤まで引っ張るかと思っていたのに…。
今回はある中学生の男の子・桜井郷くんが中心の物語。
デイブレイクはヒューマギア工場の整備ミスが原因とされていて、その当時の工場の責任者が郷の父・聡だったんですね。郷の父のミスのせいでデイブレイクが起きたんだと、同級生たちに郷は囃し立てられるんです。(これ、いじめに近いぜって感じで、結構かわいそう…。)
で、デイブレイクの真実を知りたい郷は、デイブレイクはヒューマギアが起こしたものだと信じている不破と共にデイブレイクタウンに行き、旧型ヒューマギアのメモリを発見するんです。その映像を見ると…驚きの真実が!!!
っていう第4話の展開。
サクッとデイブレイクの真実を言っちゃうと、ヒューマギア工場の整備ミスによってデイブレイクが起きたものだと思われていたんだけど、整備ミスではなかったんです。実は、滅亡迅雷.netが街を滅ぼして人間を皆殺しにするために、ヒューマギアの暴走を引き起こしたことが原因だったんです。そのヒューマギアの暴走を止めるために工場を封鎖し、暴走したヒューマギアを閉じ込めたことによって起きた爆発事故だったんです。
つまり、工場の責任者だった郷の父は、滅亡迅雷.netの目的を阻止するため、ヒューマギアの暴走を止めるためにひとりで戦っていたんです。ヒーローだったんです!(結果的には街は滅んじゃったけど、被害を最小限に抑えたってことでしょうね。)
デイブレイクは滅亡迅雷.netの仕業だったという真実をビシッと描きつつも、デイブレイクの戦犯だと思われていた郷の父は実はヒーローだったいう感動エピソードを絡めてくるという、なんとも琴線に触れる回でした。
このエピソードだけでスピンオフ作品を作れるくらい内容の濃い第4話でしたね。
(序盤で郷を囃し立てていた同級生たちが、デイブレイクの原因は整備ミスではなかったこと、そして、郷のお父さんがヒューマギアの暴走を食い止めようとしていたことを知り、郷にちゃんと謝罪をするあたりもしっかり描かれていて良かったです。自分が間違っていたら謝る。大事。)
早くも身バレした或人
或人はイズにあれだけA.I.M.S.(エイムズ)に正体がバレたらダメだって言われていたのに、まさかの自ら身バレ。何も隠し事はしないっていう或人の決意表明なんだろうけど、若干の拍子抜け。身バレ早いでしょ。
或人社長と不破の信頼関係を築きつつあるときに、身バレして欲しかった!それも不破のピンチを助けるために目の前で変身して身バレして欲しかった!「隠し事はしないって言っていたのに仮面ライダーであることを隠していたのか!でも、助けてくれたしぃ…」みたいな不破の葛藤を見たかった!そしてそこから新たな強固な信頼関係を築く展開を見たかった!(妄想が過ぎる。)
でもこれで、バッタ野郎は飛電の社長・或人だったことを知った不破。ちょっと関係性が変わりそうで楽しみですね。
A.I.M.S.(エイムズ)の不破と唯阿
今回は不破と唯阿の同時変身シーンが熱かったですね。オニコマギアとのバトルシーンで、不破バルカンが邪魔だとばかりに唯阿バルキリーを手でどかしたのには笑えました(笑)。敵を倒すためなら一直線の不破らしいシーンで良かったです。
で、突っ込みどころ満載のシーンがありましたよね。
立ち入り禁止区域のデイブレイクタウンに入ろうとした不破の前に唯阿が現れて、たいして不破を止めてないのに「止めても無駄か…」とか言ったり(諦めるのはやっ!止める気ないやろっ!)、「ヤバい性能でお前には使いこなせない」ってパンチングコングプログライズキーを渡しながら不破に言ったり(使って欲しいのか使って欲しくないのかどっちやねん!)。
完全に不破を使ってパンチングコングプログライズキーのデータを取ろうとしてるじゃん!黒唯阿じゃん!
不破がパンチングコングプログライズキーを使って変身しようとしたとき…また力ずくでロック解除。唯阿が使うように不破に渡したんだからロック解除してから渡してあげればよかったのに…意地悪じゃん!黒唯阿じゃん!
今回はちょっと黒唯阿が前面に出てましたね。不破頑張れ!
滅亡迅雷.netの謎
12年前のデイブレイクは、滅亡迅雷.netの連中がヒューマギアを暴走させたことが原因だったとわかりましたよね。発見したメモリの映像の中で、謎の仮面ライダーがご丁寧に犯行声明を出していましたからね。街を滅ぼして人間を皆殺しにすると。聖戦だと。
なるほど。
つまりは滅亡迅雷.netは12年前から(もしかしたらもっと前から)存在していたということですよね。(新進気鋭のテロリストかと思っていたからちょっとびっくり。)
で、12年前に犯行声明を出した謎の仮面ライダーと、今回バスガイド型ヒューマギア・アンナを証拠隠滅のために消滅させた謎の仮面ライダーは同じでしたよね。で、今回、謎の仮面ライダーの変身者は滅だということがわかりましたよね。(オープニングの映像のおかげで、変身解除して正体を見てもまったくびっくりしなかったけど。)
滅は見た感じ若そうだし、12年前の謎の仮面ライダーの変身者は滅とは別人だと考えるのが妥当だと思うんです。同一人物ならお前デイブレイク当時何歳やねん?ってことになるし。
じゃ、誰?
其雄?
それともちょこちょこ名前が出てくるアークか?
まだまだ謎多きテロリストですね。
飛電インテリジェンスの謎
相変わらず謎ですね、飛電インテリジェンス。
12年前のデイブレイクでのヒューマギアの暴走の件をわかりやすく隠蔽してましたよね、アンジャッシュ児嶋さ…いや、副社長の福添が。
イズもその件に関しては、意図的にデータを削除されているって言っていましたよね。
12年前にはっきりと滅亡迅雷.netが犯行声明を出しているし、彼らのせいでヒューマギアが暴走したことを知っているはずなんですよね。そのせいでデイブレイクが起こったことも知っているはずなんですよね。
整備ミスで大爆発が起こったと言うより、テロリストによって大爆発を引き起こされたと言った方が会社的にはダメージが少ないような気がするけど、なぜ整備ミスと嘘の発表したのか…謎です。
デイブレイクの真実のその先に新たな真実があるような気がしますね。
仮面ライダーゼロワン・フライングファルコン!
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』で登場済みの新フォーム、フライングファルコンが満を持してテレビで登場しましたね。劇場版では変身シークエンスは描かれなかったので、召喚されたフライングファルコンは初登場。ピンクの羽が舞い散って、躍動感があって、とってもカッコ良かったです。
ちょっと脱線しちゃうけど、プログライズキーで最初に発売されたのが、このフライングファルコンプログライズキーだったんです。正面に描かれたフライングファルコンのデザインがカッコ良くてね。キーを展開したら見えるレントゲンのような絵も凝っていて、購買意欲をそそるんですよね、プログライズキー。
今後の流れだと、平成仮面ライダー(昭和仮面ライダー)プログライズキーとかが出てくると思うんだけど、召喚シーンとかプログライズキーのデザインとかを想像するとよだれが出ます。(なんのこっちゃ)
仮面ライダー滅(仮)は高岩成二
オープニングに我らがミスター平成仮面ライダー「高岩成二」の名がはっきりとクレジットされていました。どうやら仮面ライダー滅(仮)のスーツアクターをやられていたみたいです!
胸熱。
仮面ライダージオウを最後にメインの仮面ライダーのスーツアクターを引退…いや、卒業された高岩成二さんですが、なんとゼロワンで敵のスーツアクターで登場とは!誰だ?こんな粋なことを考えた人は!ブラボー!
ヒーローを演じていた高岩成二さんがヒーローに立ちはだかる敵を演じるとは…今後の楽しみが増えました。
見どころ満載の第4話
まずはデイブレイクタウンがやばかったですよね。野良ヒューマギアがいっぱい。だからデイブレイクタウンは立ち入り禁止区域なのね。次から次へと湧いてくるからゾンビ映画を観てるようでちょっと怖かったですね。
他にはフライングファルコンで飛んで行っちゃった或人に「いってらっしゃい、社長」と言って手を振りながら見送ったイズは抜群に可愛かったし、バスガイド型ヒューマギア・アンナも可愛かったし、福添副社長の「記憶にございません×3」がじわじわきたり、オニコマギアのヴィジュアルがカッコ良かったり、パンチングコングへの変身シークエンスが左ストレートじゃなくて裏拳に変えてきたのは良かったし、或人が服を着ながら「恩に着る!アルトじゃあ〜ないとぉ!」っていうギャグに笑うまいと我慢していた不破は面白かったし…と今回も盛りだくさんでした。
今後の展開
これではっきりとデイブレイクを引き起こしたのは滅亡迅雷.netだとわかりましたよね。12年前から存在していたということにはちょっと引っかかるものがあるけど。まぁ、まだデイブレイクに関しては他にも何か隠されているよね。っていうか、多分、飛電がとんでもない秘密を隠し持ってるよね。
で、最後に登場した仮面ライダー滅(仮)がサラッと登場したけど、この感じだと次回は仮面ライダー迅(仮)が登場する流れかな。まだゼロワン・バルカン・バルキリーとは未対決なので、彼らのバトルシーンを早く見たいなぁなんて。
謎多き展開が続く仮面ライダーゼロワンだけど、とっても面白いので、このまま走り続けて欲しいですね!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。