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仮面ライダーゼロワン【第6話感想】仮面ライダー迅登場!故人と酷似したヒューマギアを作ってはダメって…結構ポイントじゃね?

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仮面ライダーゼロワン第6話。

 

「親子愛」についてのお話

おじさん、ちょっと感動しちゃった…。

 

さあ、いってみましょう。

 

 

 

 

第6話あらすじ

 

アニメ作品『パフューマン剣(つるぎ)』のアフレコに臨む声優ヒューマギア・香菜澤セイネ。その現場に或人の姿があった。『パフューマン剣』の大ファンだから……、ではなく今回はAIに関する犯罪を取り締まる機関A.I.M.S.(エイムズ)の立ち会いのためだった。どうやらセイネには人工知能の法律に関する違反があるようで―――。

(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)

 

 

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人間とヒューマギアの親子愛

 

故人に似せたAIの是非という、AIをテーマにするからには避けては通れない、かなりシビアなお話に親子愛を絡めつつ、今後の仮面ライダーゼロワンの展開に大きく影響を及ぼしそうな興味深い内容のお話でしたね。

 

僕も娘を持つ親としては、亡くなった娘に似せたヒューマギアを所有したいという、多澤の気持ちが痛いほどわかるなぁと思ってずっと観てました。

 

あくまでもヒューマギア、AIだとしても容姿を似せて、声を似せて、過去をラーニングさせて…虚しい気持ちもあるとは思うけど、許されるなら娘ヒューマギアは欲しいなって正直思ったり。(って僕の娘は生きてるけど、考えるだけでちょっと泣けてくる。)

 

歪んだ親子愛なのかもしれないけど、ヒューマギアとはいえセイネを命懸けで守ろうとする多澤を見て思いっきり感情移入しちゃってね…。切なかったけど、いいお話だったなぁって。

 

 

 

自我の芽生えた迅

 

で、その上で迅ですよ、迅。

 

前回の第5話で迅はヒューマギアであることがほぼほぼ確定したけど、今回の第6話でハッキリと滅が迅はヒューマギアだと口にしましたねー。もう少し引っ張るかと思ったけど、身バレ早かったですねー。

 

親子関係(親子愛)に悩んで、パニックになり、自我の芽生えた迅がね、人間らしくてちょっと切なかったです。

 

「お前は強いから守る必要がない」と言う親である滅と子である迅の親子の関係性と、迅が目の当たりにした多澤がセイネを命懸けで守るという親子の関係性が、あまりにも違いすぎて悩んじゃって理解不能に陥ってましたね(いつもの無邪気さが影を潜めていて新鮮で良かった!)。と、同時に、迅は滅との親子関係に少し不満を持っているように感じました。このあたりですでに自我が芽生えつつあったのかもしれないですねー。

 

で、迅がセイネに装着させたゼツメライザーを自ら取り外そうとするくだりも良かったです。同じ「子ども」であるという仲間意識から何とか助けようとするんです。人類滅亡に向けてヒューマギアをマギア化させているのに、滅亡迅雷.netとしてはアウトな行動。完全に自我が芽生えた瞬間ですね。迅の慌てっぷりが人間っぽくて良かったです。第6話でいちばん印象的なシーンでした。

 

 

  

滅亡迅雷.netに接続された迅

 

或人から奪ったフライングファルコンプログライズキーと滅亡迅雷フォースライザーで仮面ライダー迅に変身するんだけど、他のヒューマギアと同様に滅亡迅雷.netに接続してから変身するんです。(迅が仮面ライダー迅に生まれ変わったかのような変身シークエンスは良かったですね。これからもフライングファルコンを使って変身するのかしら…。他のプログライズキーでも変身できるのかしら…。)

 

今まで登場してきた職業ヒューマギアがマギア化する流れとなんら変わらない扱いで、迅はヒューマギアなんだなぁって改めて感じさせたシーンでしたね。

 

滅の表情や声のトーンから思うに、迅のことを自分の子だと言っていたけど、人類滅亡に向けてのコマのひとつとしか考えてなかったりしてね。ヒューマギアだからバックアップがあればまた作れるし。

 

滅に関しては、一体どのような感情を持って行動しているのか、全く読めないですね…。

 

 

 

人工知能特別法違反

 

今回新たに判明したのは「本人に無許可で酷似した容姿のヒューマギアを作成及び使用してはいけない」っていう法律があるってこと。要は故人に似せたヒューマギアを作ってはダメってこと。

 

これ、ポイントですよね。

 

だって、或人の記憶にあるお父さんってヒューマギアですよね。もし故人であるなら法律違反ってことで大問題だと思うんだけど、大問題になってない感じですよね。ここで大事なのは「本人に無許可で」っていう文言。本人が許可していたら、容姿が酷似しているヒューマギアの作成や使用はありなのかってこと。或人の父・其雄は生きているけど何かしらの大きな理由があって自分に似せたヒューマギアを作ったのでしょうかね。ちょっと気になりますね。

 

 

 

滅の存在(勝手な妄想)

 

迅はヒューマギアで、その迅を作ったのが滅ってことで、気になるのは滅の存在。まだまだ謎すぎる存在。現状では滅については何の情報もないですよね。人間なのかヒューマギアなのかもわからない

 

人間なのかヒューマギアなのかを曖昧にさせるために、迅も滅も耳が隠れているのかなぁなんて思っていたら、あっさりと迅がヒューマギアであることが明らかになったので、考えすぎかと思っていたんだけど…ここから妄想。

 

迅はヒューマギアだけど、実は滅もヒューマギアだったりして…って想像すると面白いなと思って。滅はすでにシンギュラリティを迎えたヒューマギアで。ヒューマギアがヒューマギアを作るっていう展開なら熱いなぁと。

 

でね、滅は新型ヒューマギアなんですよ。ヒューマギアである証の耳当てみたいなヘッドフォンみたいな機器が装着されてないヒューマギア。そして見た目では人間とヒューマギアの区別がつかないブレードランナーの世界に突入するという。え?アイツもヒューマギアだったのかっ!みたいな。

 

いや、滅自身も自分がヒューマギアだと気づいてない展開も面白そう。自分は人間かと思っていたら実はヒューマギアだったというちょっと悲しい展開。これもブレードランナーの世界だけど。(妄想が過ぎますな…)

 

 

  

盛りだくさんの第6話

 

今回は迅にフォーカスしていたけど、それ以外にもいろいろありましたな。

 

不破のバク宙してからの変身はめっちゃカッコ良かったし、声優型ヒューマギアの香菜澤セイネ役の美山加恋さんの演技がとっても上手で良かったし、バイクが衛星ゼアから転送される際の「頭上に注意してください」っていうセリフには笑えたし、唯阿にライトニングホーネットプログライズキーを渡した謎の男が財団Xの人間だったら面白いなぁなんて思ったり、相変わらず仮面ライダーバルキリーのバトルシーンはスタイリッシュでカッコ良かったし、バルキリーとガエルマギアは女子同士の戦いだと気がついてちょっと興奮したり(なんで興奮?)…と、第6話も盛りだくさんでした。

 

そんな中でも或人ギャグが過去最高の出来栄えで良かったですねー。

 

 

 

出演者の方々も絶賛! 

或人ギャグのハードルが上がっちゃったなぁ(笑)。

 

 

  

今後の展開

 

「親子愛」をテーマに描かれた第6話ですが、感動的で色々と考えさせられてとっても良いストーリーでした。

 

そして、その親子愛、親子関係に悩み、パニックになる迅の姿はいつもの無邪気さがなくて、ちょっと切なさを感じました。ヒューマギアなんだけど人間らしさも垣間見ることができて、キャラクター的に深みが出て良かったです。

 

今回を見る限り、迅は早々に退場しそうな雰囲気があるけど(あるいは或人側につくか)、どうなるのでしょうか?どう転ぶにせよ滅亡迅雷.netの綻びは迅から始まりそうな気がします

 

仮面ライダーってだいたい2話完結なんだけど、ゼロワンは1話完結型なので、展開がより早くスピーディーに感じますよね。2倍速で進んでる感がありますよね。こんなにサクサクと展開されるので、ゼロワンと滅亡迅雷.netとの対決は序章に過ぎないかもしれないですねー。このスピード感なら、最終的には人間vsヒューマギアの大戦争になっちゃうんじゃないかっていうくらいの壮大な展開になりそうな、ならないような(わかりづらい文章)。

 

 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではまた。