仮面ライダーゼロワン【第7話感想】新キャラ?暗殺ちゃん登場!唯阿暗躍!熱血教師コービーはちょっと怖かったぞ!
仮面ライダーゼロワン第7話。
今回は熱血教師ヒューマギアのお話。
わたくし、AI(ヒューマギア)に危うさを感じちゃいました…。
さあ、いってみましょう。
第7話あらすじ
ある中学校に呼び出された或人。なんでも教師でバスケットボール部の顧問のヒューマギアをリセットして欲しいのだという。或人が向かった先の中学校には、何故かA.I.M.S.(エイムズ)の姿も。どうやらAIなのに“熱血教師”になってしまったというヒューマギアが問題視されているようで―――。
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
AI(ヒューマギア)の自我って危険
バスケ部の顧問で名前はコービーですって。バスケットボールに疎い僕でも知ってる超有名選手の名前。もう少しひねったネーミングだったら良かったのになぁ…なんて。ま、大したことではないけど。
バスケ部の練習時間を大幅にオーバーしちゃうという、ヒューマギアらしからぬ行動を取っちゃうバスケ部顧問の熱血教師コービー。親御さんからの反発があるのでリセットしたいんだけどコービーの圧力が凄いのでどうしたもんかと相談受ける或人。
データを元にバスケ部の子どもたちに論理的にアドバイスするのってめちゃめちゃいいなぁなんて思って。多少練習時間が長くなったとしても絶対にうまくなるし、ちょこちょこ名言を言ってくれたりして盛り上げてくれるし(誰の名言なのかわからないのもあったけど)、バスケ部の子どもたちにとってはいい顧問でしょうね。
でも、親御さんからしたら学業の心配があるし、塾とか習い事もあるだろうし、部活は時間通りに終わって欲しいですよね…。(我が息子の部活も終わる時間がすっごく遅い日があって困るんですよね…ってグチ。)
過去に登場してきた職業ヒューマギアたちって、自我が芽生えた瞬間に迅がやってきてマギア化させられて、それが僕的には悲しく感じられていたんですね。せっかく自我が芽生えたのになんて事してくれたんだと。自我が芽生えることは良い事だと思っていたんです。
でも今回のコービーを見ていると、ちょっと危ういなって思えるんです。だって、契約者の先生の言うことを聞かないで勝手に練習時間を延長しちゃうんだから。さらにあなたたち先生のために頑張ってるんだと言わんばかりに圧力をかけてくるし。(まぁ、契約者の先生のラーニングの仕方が悪かったという可能性は否定出来ないけど。)
僕は危うさを感じだから、コービーに自我が芽生えた時も、イマイチ感情移入できなくてね。(でもコービーが言った「あきらめたらそこで試合終了ですよ…」っていうセリフ。スラムダンクの安西先生の名言は突き刺さりましたよ。世代なので。)
AI(ヒューマギア)に自我が芽生える事は必ずしも良いことでは無いんだなって、少しAIの怖さを感じさせてくれる回でしたね。
暗殺ちゃん
滅亡迅雷.net側に暗殺ヒューマギアが登場しましたね。
暗殺ちゃん(笑)
暗殺に特化したヒューマギアで、ラーニングさせながら強化していくみたいですね。ゼツメライズキーの回収は、アーク復活のためだけじゃなくて、暗殺ちゃんのラーニングのためでもあったのかもしれないですね。
で、その暗殺ちゃん。滅からゼロワンの暗殺指令を受けたんだけど…ほぼ何もしなかったですね。何だったんだ、いったい。(来週以降活躍…するの?)
どうも滅の作るヒューマギアは若干抜けてるんですよね。今回の暗殺ちゃんもピリッとしてないし、迅なんて回を追うごとに幼児化してるような気がしないでもないし。はじめは無邪気で可愛い感じが良かったんだけど、今回見る限り…このままだとポンコツになっていきそうでちょっと心配。
せっかくイケメンで、初回なんてヒューマギアの頭を撃ち抜くっていう残酷さを見せてくれたんだから、もう少し扱いに注意して欲しいなぁ。
唯阿暗躍!
もともと色んな意味(顔が可愛いとか、顔が可愛いとか)で期待していた唯阿なんだけど、今回の唯阿は良かったですねー。
迅の軽いノリに付き合わないクールさ。スタイリッシュな戦いっぷり。暗殺ちゃんのゼツメライザーにフリージングベアープログライズキーをぶち込んでフリーズさせて、エイムズに回収させる手際の良さ。めちゃくちゃカッコ良かったですね。
で、回収した暗殺ちゃんを解析してデータ収集して、その後にあえて怪人化させて姿を撮影して、そして最後には仕留めるという…うーん、デキる女。完璧。
物語的にはまさに暗躍してる感じなので、いつどこで正体がバレるのか楽しみですねー。敵なのか味方なのか。何となく唯阿はエイムズにうまく使われているような気もするけど…どうなんだろ。
それにしても、バルキリーを筆頭に、バトルシーンが妙にカッコ良いんだよなぁ。アングルが良いのかな?何か撮り方を変えたのかな?ここまでバトルシーンに注目する仮面ライダーは初めてかも。
コラボバトルシーン!
ゼロワンとバルカンの同時変身は熱かったですねー。わくわくしちゃいました。
で、バトルシーンも見どころたっぷりで。ゼロワンのアタッシュカリバーをバルカンが使ったり、アタッシュカリバーを使おうとしたゼロワンが使えなかったり、バルキリーが渡したフリージングベアープログライズキーを使ったり、と、コラボバトルが良かったですね。(フリージングベアーフォームのスケルトンデザインは結構好み。)
そんな中、ちょっと謎いシーンもありましたね。バルキリーから渡されたフリージングベアープログライズキーを使ったら衛星ゼアに繋がり、フリージングベアーが召喚されたんだけど、エイムズが作ったプログライズキーでも…普通に使えるんですね。
今回のイズちゃん
今回も可愛かったですねー、イズちゃん。
マンモスマギアに攻撃されて熱がるゼロワンに「フー、フー」って、ラーメンを冷ますかのように風を送るイズ…たまらんですね。
っていうか、そんな口でフーフーやったところで冷めるわけないってことくらいわかるでしょ、ヒューマギアならば。それでもやるってことは…なかなかのあざとさですな。
で、フリージングベアープログライズキーでゼロワンが新フォームになった時にはピョンピョンして拍手するイズ…これまた、たまらんですね。
ピョンピョンだって以前にやってたし、またここで出してくるとは…これまた、なかなかのあざとさですな。
でもね、そんなあざといイズが大好きです(40代男より)。
盛りだくさんの第7話
暗殺ちゃんの登場や唯阿の暗躍やヒューマギアの自我の芽生え…などなどありましたが、それ以外にもいろいろありましたな。
コービーがバスケ部の子どもたちを番号で呼んじゃうのは悲しいけどAIっぽくて良かったし、唯阿ってエイムズとは違う組織にも属してんじゃね?って思ってたけど、暗殺ちゃんを撮影してたカメラには「AIMS」って書かれてあったから僕の考え過ぎだったと反省したり、バスケの試合でフリースローを2本とも外すのは意外だったけど試合には感動したり、自我が芽生えたコービーを撃とうとした不破の気持ちが個人的にはちょっとわかったり、…と、第7話も盛りだくさんでした。
今後の展開
前回同様に大きく物語は動かなかったけど、自我の芽生えたヒューマギアを或人が初めて目の当たりにしたり、唯阿の不穏な動きがますます加速してきたり、じんわりと物語が進んでいることを感じさせてくれる第7話でした。
今回のコービーを見ると、この先、現実の世界でもAIって大きく生活に関わってくると思うので、AIの自我の芽生えやシンギュラリティなど、実は怖いことなのかなぁなんて個人的には思っちゃったりね。考え過ぎかな…。
あ、そうそう。ひとつ残念なことが…。今回は或人ギャグが無かったですねー。秘かに毎週楽しみにしてたんだけどなぁ。来週はぜひやってもらいたいですね。
いよいよ次回は仮面ライダー滅の登場ですね!(以前ちょこっと登場したけど。)どんな感じの変身シーンなのか、いかほどの強さなのか、とっても楽しみですね。仮面ライダー滅の登場によって、物語が大きく動きそうな予感が!?
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。