仮面ライダーゼロワン【第3話感想】仮面ライダーバルキリー登場!謎多きA.I.M.S.(エイムズ)刃唯阿に目が離せない!
先週の第2話で登場した仮面ライダーバルカン。
仮面ライダーバルカンもさることながら、変身者の不破諌が抜群にカッコ良かったですね。
で、仮面ライダーゼロワン第3話。今回はA.I.M.S.(エイムズ)刃唯阿の回、仮面ライダーバルキリー回でしたね。
さあ、いってみましょう。
第3話あらすじ
或人(あると)の飛電インテリジェンス代表取締役社長としての日々が始まった。或人とイズが今回訪問するのは、三ツ星寿司店『まごころ寿司』。ここで寿司職人ヒューマギアである一貫ニギローの契約を取り付けようというのだ。同時に或人たちが様々な職場を回り始めたのは、飛電が提供するAI搭載人型ロボット・ヒューマギアがテロリスト・滅亡迅雷.netによって悪用され起きた事件のしっぽを掴むためでもあった。ところが、その寿司店に人工知能特務機関であるA.I.M.S.(エイムズ)の技術顧問、唯阿(ゆあ)が突然訪れて―――。
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
REAL×EYEZ
第3話も色々ありましたが、まずはオープニングで仮面ライダーゼロワン主題歌、J × 西川貴教「REAL×EYEZ」がようやく流れましたね!ようやく、です。
スピード感&デジタル感ダダ漏れのロックなナンバーでカッコよかったですね!これは毎週聴きたく(観たく)なるオープニングですね。
映像的には、リズムよく画面がビッシビシ切り替わるので、おじさんの目にはなかなか厳しいものがあったけど、「REAL×EYEZ」にマッチしていてこれまたカッコよかったです。イズの涙が印象的でした…。
が、皆さんお気付きかと思いますが、最後に仮面ライダーが5人いたよね?仮面ライダー戦隊になってたよね?或人、不破、唯阿と…間違いなく滅亡迅雷.netの滅と迅だよね。あの流れだと滅と迅だよね。え?いきなりネタバレっすか?やめてー。
放送開始から2週連続でオープニングをカットしてた理由って、ネタバレ回避のためにあえて流さなかったのかな。もしかしたら、もっと後で(滅と迅がライダーになった後で)オープニングを流す予定だったけど、西川貴教さんがツイッターでちょっと騒いだから(騒いではないか)急遽流したとか?
まさかの異例の2話目もOPナシ?!「REAL×EYEZ」はどこで流れる?#仮面ライダーゼロワン
— 西川貴教 (@TMR15) 2019年9月8日
し... 信じていいの?実は主題歌じゃなくて挿入歌でしたってオチじゃないよね?(⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝) #仮面ライダーゼロワン https://t.co/gS30bixJMF
— 西川貴教 (@TMR15) 2019年9月14日
仮面ライダーバルキリー登場!
今回はA.I.M.S(エイムズ)技術顧問の刃唯阿の回でした。冒頭から寿司屋での或人との絡みで笑顔を見せてくれるとは…いきなり意外な一面を見られて良かったですね(個人的過ぎる感想)。
ヒューマギアに対しては好意的なセリフがあったので(怪しいとは思いつつも)、ヒューマギアに対しての考え方は或人とは違うけれど、もしかしたら或人寄りの人物かと期待しちゃいましたが…最後を見ると、やはり怪しい子でしたね。エイムズとしての動きなのか、エイムズではない別の組織の人間としての動きなのかはわからないけど、現状では飛電の、或人の側の人間ではないことは確かですね。ちょっと嫌な予感はするけど…最後まで生き残ってね(個人的過ぎる希望)。
で、待望の仮面ライダーバルキリーへの変身シーン。バルカンと同様に弾丸に撃たれて変身するんだけど、意外とあっさりしてましたね。バルカンとは違った変身シークエンスがあるかと思っていただけに少し肩透かしでした…(走りながらの変身はカッコよかったけど)。
バトルシーンはスマートでしなやかでカッコよかったですね。最後は仮面ライダードライブを彷彿とさせるスピード感のある必殺技・ダッシュラッシングブラストでビシッと倒して。初登場としては良かったと思いますね。満点。
変身解除後の唯阿がクールで、完全に不破を見下してる感じもたまらなかったですね。前回までは不破に振り回される感じだったけど、立場逆転といった感じでしょうか。今後の悪女っぷり(?)に期待大です。
ヒューマギアの「心」
今回はヒューマギアの「心」について厚めに描かれていました。AIをテーマにするからには「心」の問題は避けては通れないですからね。
心を大事にする寿司屋の大将・魚住と、技術はあるけど心が無い寿司職人型ヒューマギア・一貫ニギロー(今回も名前が秀逸!)の対比がとってもわかりやすくて良かったです。
AI=ヒューマギアに対する考え方も人それぞれで、そこをうやむやにしないで、しっかりとセリフとして表現されていたのも良かったですね 。特に唯阿のヒューマギアに対する考え方がわかったのはよかったですね。
魚住はロボットには心がねぇ!ってはっきり言ってたし、でも或人はヒューマギアは人間と心を通わせるパートナーだ!って言ってたし(父・其雄もヒューマギア?だったから当然)、唯阿はバックアップさえあれば復元できるんだからヒューマギアなんてただの道具だ!って言ってたし(わかるけど唯阿さんクール過ぎ)…それぞれの考え方はあると思うし、みんな正解。
正解なんだけど、僕は或人に1票!っていう気持ち。やっぱさ、愛着ってあるからさ。壊れても代わりがいるから大丈夫って…ちょっと悲しくない?こういう考えはオールドタイプなのかな…。
一貫ニギローがイズに聞いてましたよね。
「心をデータ化出来ますか?」
「心をインストールできれば…」
なんかさ、人間に寄り添おうとして健気で切なくて寂しくて、AIっぽいセリフが響くんですわ。
僕はスティーヴン・スピルバーグ監督作品『A.I.』(2001年)に多大な影響を受けているので、AIというかヒューマギアは最後に「心」を持つことが出来るんじゃないのかなって思ってるし期待しちゃってるんでね。そういった意味でも今回は良かったなぁ。僕好みの展開でした。
仮面ライダーゼロワン・新フォーム登場!
仮面ライダーゼロワンの新フォーム・バイティングシャークがお披露目されましたね。衛星ゼアから召喚されたシャークも可愛かったですねー。潜ってましたねー。色はブルーグリーンで若干渋かったけど、蛍光イエローと合わなくはない…といった感じでしたね。
どうやらイズがゼロワンと戦っているマギアをスキャンしてデータ化して、そのデータを衛星ゼアに送って新しいプログライズキーを作るっていう流れみたいですね。
今後はどんな動物、あるいは昆虫が召喚されるのか楽しみです。(衛星ゼアから召喚される変身シークエンスが結構好み。)
暗躍する唯阿
一貫ニギローを利用して、デイブレイクで消滅したはずのプログライズキーのデータが飛電にあることを突き止めた唯阿。それを誰に報告してたんでしょうね。エイムズの上司なのか、エイムズではない他の組織の人間に、なのか。
イズは腹筋崩壊太郎の件を隠蔽したし、或人にはエイムズの連中にはバレないように仮面ライダーゼロワンに変身してくれって言ってましたよね。要はプログライズキーの存在を隠しておきたいわけですよね。
怪しい。
かといって、エイムズもプログライズキーを持ってるからね。
怪しい。
飛電もエイムズもどっちも怪しい。どちらかが悪…ですよね。今のところ飛電の方が分が悪い感じですね。
見どころ満載の第3話
他にも見どころや気になったところがたくさんありましたね。
滅亡迅雷.netの滅が言っていたアークの復元って言葉が気になったし、不破は前回に引き続きプログライズキーを自力でロック解除してたし(今度は片手。まさかのパワーアップか?っていうか唯阿は解除してあげてなかったんだね)、シェスタの乾いた笑いが可愛かったし、イズの「アルトじゃあ〜ないとぉ!」が超絶可愛かったし(その場面だけでご飯5杯はいける)、一貫ニギローは迅にではなくてとばっちりで怪人化してしまったのには泣けたし(どうせやられるならゼツメライズキーで怪人化して欲しかった)、ネオヒマギアが登場した公園が仮面ライダーWで尻彦の妹・須藤雪絵の回で撮影された公園だったので嬉しかったり(仮面ライダーWが大好きなので感慨深かったり)…と今回も盛りだくさんでした。
第2話では少し影の薄かったイズでしたが、仮面ライダーバルキリー唯阿に負けず劣らずの存在感を発揮していました。
今後の展開
オープニング映像のおかげで、滅亡迅雷.netの2人がいずれ仮面ライダーになることがわかっちゃって、唯阿の行動も怪しくて、飛電も(イズも)何かを隠してるようで、不破はデイブレイクの被害者で…混沌としてきましたね。或人だけが蚊帳の外って感じだけど、お笑いの場面が意外とキレてるからいっか(よくない)。
そして来週の第4話はデイブレイク事件の真相に迫るみたいですね。ちょっと展開が早いような気もするけど、スピード感のある展開は嫌いじゃないので、このまま突っ走って欲しいところです。(この調子だと、案外早めに滅と迅は仮面ライダーになるかもね。)
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。