ビボログ!

Over40おじさんデザイナーの備忘録なブログ

テレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』【第1話感想】常守朱幽閉!慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフのバディに期待!

f:id:o40-designyu:20191027152137j:plain

いよいよテレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』が始まりましたね!

 

劇場版3部作から7ヶ月…待ちに待ったサイコパス第3期!

 

 

 

で、どうでした?

 

 

 

テレビシリーズ第1期・第2期、劇場版、劇場版3部作と、全て観てきた僕から言わせてもらうと…

 

 

 

まだわからん!(身も蓋も無いひと言。)

 

 

 

これが第1話を観ての率直な感想です…。

 

そりゃあ、そうでしょうよ。まだ始まったばかりで「サイコパス3最高!」とは言えないでしょ。ただね…掴みはOKでした。

 

では、いってみましょう。

 

※詳しい解説等は他の優秀な考察サイトさんにお任せして(僕も参考にさせてもらうとして←おい、プライド!)、ここでは僕の感想を自由気ままに垂れ流しておきます。

 

 

 

 

予告 


『PSYCHO-PASS サイコパス 3』PV第2弾

 

 

  

あらすじ

2120年、東京。ハイパー・トランスポート社の大型輸送ドローンが事故を起こした。着任したばかりの厚生省公安局刑事課一係の監視官・慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、この事故の調査へ向かう。彼らはそこで同社の会計士である旭・リック・フェロウズが行方不明になっていることを確認。捜索のため、灼は追跡対象者になりきる〈メンタルトレース〉を行いリックの行動を追うが、やがて海に浮かぶ遺体を発見する。状況的に事故死と判断されるも、リックの死に違和感を抱いた灼と炯は捜査を続行。そして、事故は偽装であり、内部告発の口封じのために事故を仕組んだ人物の影にたどり着く――。

(出典元:サイコパス公式サイト)

 

 

 

登場人物(声の出演)

慎導灼(梶裕貴)

公安局刑事課一係の監視官。24歳。

特A級メンタリストであり、高度な共感により精神的ボーダーラインを越境し追跡対象者になりきる。明るく飄々としていて、誰にでも物怖じしないポジティブな性格。過去の事件が原因で、父親の車でしか熟睡できない。

 

炯・ミハイル・イグナトフ(中村悠一)

公安局刑事課一係の監視官。24歳。

ロシア系移民の二世で帰化準日本人。幼少期は海外の紛争地帯で育つ。軍事訓練を受けており、格闘・射撃・解析技術に優れた元兵士。正義感が強く生真面目な性格だが、家族のことでは熱くなりやすい一面も。既婚者であり、妻は同じロシア系移民の舞子・マイヤ・ストロンスカヤ。

 

雛河翔(櫻井孝宏)

公安局刑事課一係の執行官。25歳。

一係の中では一番の古株だが、内向的で人付き合いが苦手な性格で、天馬や入江にはよく絡まれている。鬱病を患った経験から薬物依存になりドラッグバイヤーをしていたが、顧客が命を落としたことで潜在犯となる。元ホロデザイナーでもあり、その知識や技術を生かし捜査に貢献している。

 

廿六木天馬(大塚明夫)

公安局刑事課一係の執行官。55歳。

荒々しい性格で、やられたらやり返すファイタータイプ。他の執行官たちのリーダー的存在として振る舞い、配属される監視官を試すような態度を取る。

 

入江一途(諏訪部順一)

公安局刑事課一係の執行官。32歳。

馴れ馴れしく悪意ある軽薄さで人に接するが、優しい一面も持つ兄貴肌。

 

如月真緒(名塚佳織)

公安局刑事課一係の執行官。26歳。

他の執行官たちとも馴れ合わないクールな性格で、職務は適切に遂行するものの基本冷めたスタンスを取る。

 

唐之杜志恩(沢城みゆき)

公安局総合分析室の分析官。35歳。

情報収集・解析の面から刑事課一係の捜査活動をバックアップする。鑑識ドローン、高機能小型ドローン(通称ダンゴムシ)などを駆使し、ときには違法ハッキング行為を行うことも。執行官同様、潜在犯でもある。

 

霜月美佳(佐倉綾音)

公安局刑事課課長、統括監視官。24歳。

〈シビュラシステム〉の適性判断により、最年少で厚生省公安局に入局。刑事課一係の監視官として数々の難事件の捜査に関わってきたが、現在は刑事課を統括しており、現場からは一線引いている。

 

常守朱(花澤香菜)

元・公安局刑事課一係の監視官。28歳。

自らの信じる正義を貫き、過酷な事件をいくつも乗り越え一係をまとめていた。ある事件により、現在は勾留中の身となっている。

 

(出典元:サイコパス公式サイト)

 

 

    

『PSYCHO-PASS3 サイコパス3』第1話感想

 

元監視官・常守朱

 

まずはサイコパスシリーズを引っ張ってきたヒロイン・常守朱が幽閉されているシーンからスタートしたんだけど…なぜ、幽閉されているのか。これはかなりの注目ポイントですよね。

 

色相が濁りにくい体質の常守朱ですからね。潜在犯として幽閉されているとは考えられないし、冷静で頭の切れる子だから何か巨悪に嵌められたとも考えられないし…何かしらの目的があって、あえて幽閉されているのか。

  

 

 

慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフ  

 

で、その幽閉中の常守朱が送り出したと思われる猟犬、本作サイコパス3の主人公である慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフのバディ。

 

いい感じでしたよね、この2人。表情が柔和で可愛らしい灼と、その灼を後方から支える男らしいイグナトフのバランスがとっても良かったです。信頼関係が出来上がってる感じでしたね。

 

注目は、今後の展開に大きく関わってきそうな灼の特殊能力『メンタルトレース』。公式HPによると「高度な共感により精神的ボーダーラインを越境し追跡対象者になりきる」ことらしいです。追跡対象者になりきるという、かなり危険な能力ですよね。追跡対象者が潜在犯である場合は、灼自身の色相も濁ってしまう危険性があるということ。灼本人はそのための訓練を受けてきているから大丈夫だとは言ってるけど…頻繁にメンタルトレースをやると、さすがにどこかで影響を受けてしまいそうな気がしますね。イグナトフがいるとはいえ…危険よね。

 

メンタルトレースはいつか潜在犯に堕ちてしまいそうな危うい能力で、設定としてはとっても面白いとは思うんだけど、心のどこかで特殊能力に冷めている自分がいてね。今までのサイコパスでは特殊能力者っていなかったから(特殊な体質を持った人間はいたけど)、取り扱いに注意しないと何でもありの世界になってしまって、サイコパスのハードボイルドな世界観が崩れちゃう危険性もありそうだなと…。

 

 

 

第1話のざっくりとした内容と感想

 

内容的な感想なんだけど…とりあえず色々なことが起きて色々な人が登場しましたよ、というような完全に導入回だったので、あーだこーだ考察するのはなかなか難しいかなといった感じですね。大きく物語が動くのは2回目以降って感じかな。

 

押さえておきたい内容をざっくりと書くと…移民輸送機事故で死んだと思われていた旭・リック・フェロウズという男は何かの口封じのために事故に見せかけて殺害されて、その殺害に関与してそうなのが国内ドローン事業最大手・ハイパートランスポート社の人間(与根原巧、些々河哲也)で、でも実行犯は別にいて(ファーストインスペクターの梓澤廣一?)、さらにこの事件を対象にした何かのギャンブルに興じているビフロスト(ホムラシズカ、シロガネハルキ、サイオンジキョウコ)という怪しい組織が存在していて、そして灼とイグナトフは今回の事件を追いつつもその裏にある真実を探っていて(それは常守朱が幽閉されるきっかけになった事件のことなのか、あるいはちょこちょこ出てきた灼の父親に関することなのか…何にせよ国家レベルの真実を探っているような気がする)…

 

こんなところでしょうか。

 

サイコパスらしく展開にスピード感があって、怪しげな人間が数多く登場して、伏線らしき謎もたっぷり散りばめられていて…と滑り出しは上々といった第1話だと思いました。

 

もっと詳しく知りたい方は他の優秀な考察サイトさんをチェックしていただいてですね…(2度目)

 

 

 

過去作の主要キャラクターたち

 

サイコパスファンとしては、内容だけじゃなくて過去作に登場した主要キャラクターたちの動向も気になりましたよね。チェックしてみましょ。

 

まずは霜月美佳。課長ですって。口の悪さというか気の強さは相変わらずだったけど、灼とイグナトフをうまく転がしてる感じがして、大人になってましたね。(ヴィジュアル的にも素敵な女性になってましたね。)

 

唐之杜は相変わらずセクスィーで(沢城みゆきさんの声がたまらんのよね)、本作でも頼りになるお姉さん的な感じで、安心感を与えてくれる存在になりそうです。

 

で、個人的に注目してるのは雛河。過去作に登場した主要メンバーで唯一、刑事課一係にいる意味を考えると…ちょっと深読みしちゃうな。

 

常守朱に心酔していたので(お姉ちゃんって呼んでなかったっけ?)、もしかしたら常守朱が幽閉される原因になった事件の真相を探るためにために、あえて一係にいるのかなぁって。旭・リック・フェロウズの遺留品である名刺をポケットに入れた如月をあえてスルーしてたし(泳がせるつもりなのかな?)。一係の歴史を知っていて、かつ現場に出られる貴重な人間ですからね。今までは地味なキャラクターだったけど、第3期では大化けするかも?

 

第1話の最後の最後に登場した宜野座。劇場版3部作Case.1では霜月とのなかなか良さげなコンビぶりを発揮して、今後の活躍に期待したんだけど、どうやら一係に所属していないようですね。じゃあ…どこに所属しているのか。いちばん可能性があるのは外務省かな。

 

 

www.o40-bibolog.com

 

 

というのもCase.2、Case.3に登場した花城フレデリカ(当時、外務省から公安に出向中)が宜野座をスカウトした可能性が高いと思うんです。Case.2で元ドローンパイロットのエースで執行官に堕ちた須郷のことを外務省にスカウトしていたので、リーダーシップのある宜野座も、そして今回登場しなかった機動力のある六合塚もスカウトされた可能性が十分あると思うんですよね。あくまでも予想ですが…。

 

 

www.o40-bibolog.com

 

 

どの部署にいるにせよ、宜野座は霜月と連絡を取り合っているみたいなので(取り引きという言葉を使っていたけど)今後も活躍してくれそうですね。

 

そして何より、我らのヒーロー・狡噛慎也が登場していない!槙島聖護を殺害後に海外逃亡中だったけれど、Case.3で帰国することになった狡噛慎也。いずれ登場するんでしょうけど、どういった形で登場するのか、常守朱との再会はあるのか、期待しかありませんねー。

 

そして劇場版3部作で大活躍して、今後のキーパーソンになりそうな外務省の花城フレデリカもまだ登場していないですね。一係の連中とも狡噛慎也とも面識のある重要人物なので、彼女も狡噛慎也同様に注目です。

 

 

www.o40-bibolog.com

 

 

 

今後の展開とまとめ

 

押さえておきたい点は、まずサイコパス3では、日本は開国されているということ。鎖国とシビュラシステムによって守られていた平和な日本ではなくなったということ。

 

そして、開国されたことによって、外国からの悪意も流れ込んでくる可能性があるということ。今回の輸送ドローン事件も、恐らく外国の悪い奴らが絡んでいるのは間違いないと思いますね。

 

で、忘れてはならないのは、時系列的にサイコパス3の直近の作品であるCase.3の最後に、花城フレデリカの口から発せられた「ピースブレイカー」の存在(その名の通り、平和の破壊者なのか?)。武器売買組織だと思われる(あくまでも推測)謎の組織。

 

今後登場してくると思われる「ピースブレイカー」と今回登場した「ハイパートランスポート社」とが繋がっていて、輸送ドローンを使って武器を密輸している可能性も考えられますよね。目的は…シビュラシステムの破壊、とか?(そんな単純なものじゃないかな…)。

 

まだ、全てが謎に包まれているので、どんな展開になるのか先は読めないけど、第1話に登場してきた人物や組織をしっかりと頭に叩き込んで第2話に備えたいと思います。

 

 

 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではまた。