仮面ライダーゼロワン【第10話感想】怪しさ満点のZAIA(ザイア)登場!そして、暗躍していた唯阿の目的が判明!
仮面ライダーゼロワン第10話。
俳優・大和田伸也さんが本人役で登場したり、新たな勢力・ZAIA(ザイア)が登場したり、暗躍していた唯阿の目的が判明したり…と、今回も、かーなーり面白かったですね!
さあ、いってみましょう。
第10話あらすじ
病院でのヒューマギアの暴走の一件でイメージが落ちてしまった飛電インテリジェンス。その汚名を返上するべく、新しいドラマプロジェクトを立ち上げる。俳優ヒューマギアを主演にすえて、イメージアップを図ろうというエグゼクティブプロデューサーこと副社長・福添の発案だ。主演を支えるのは大御所俳優である大和田伸也。
「最高。絶対に台詞を忘れない!」
と、ヒューマギアを表面的には認める大和田だが、果して、人工知能とのお芝居合戦は上手くいくのだろうか―――?
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
大御所俳優・大和田伸也さん登場!
今回は何と言っても大御所俳優の大和田伸也さんが本人役で登場という、現実と虚構が入り混じって(虚構って言うな)なんとも不思議な第10話でした。
僕より遥か上の世代の俳優さんで、申し訳ないけどドラマで大和田伸也さんが出演されていても、特に注目して見ていないというか(かなり失礼な文章)特に気にして見ていないというか(これも失礼な文章)だから特にこれといった印象も無いというか(もうやめろ)…。
でも今回の第10話を観て、すげぇなと。貫禄と存在感がありまくりで、すげぇなと。仮面ライダーゼロワンなんだけど、大和田伸也さんがいるだけで不思議と2時間ドラマに見えちゃったりして。暗殺ちゃんと2人きりの場面なんて、普通のホームドラマでしたよ(暗殺ちゃん演技うまいしw)。
でね、その日の夜、日テレのドラマ『ニッポンノワール』(賀来賢人さん主演)を観ていたら、警察のお偉いさん役で大和田伸也さんが出演されていたというミラクルがあって(ミラクルなのか?)、なんだかちょっと嬉しくなっちゃいましたよ。
ちなみにこの『ニッポンノワール』。脚本を担当されているのは『仮面ライダービルド』の脚本を担当された武藤将吾さんで、その仮面ライダービルドからはヒゲ、赤羽、エボルトが出演しているという、なんともビルドな作品なのです。(残念ながら赤羽は死亡。)
唯阿とZAIA(ザイア)
唯阿…いろんな意味でちょっと心配…。
暗殺ちゃんのリーク映像の件をイズには「私じゃない」って小学生並みのとぼけ方をした唯阿だったけど、不破に問い詰められたら自分がリークしたとあっさりと認めちゃう潔さを見せた今回。さらにリークした理由はなんと飛電を陥れるためだと衝撃の告白まで飛び出して…どうしちゃったの唯阿ちゃん!という展開。(重要なことをサラッと言うんだよなぁ…仮面ライダーゼロワンて。)
不破の口からZAIA(ザイア)って言葉が出てきたし、唯阿の裏切り行為に薄々気付いていたのか、不破はそれほどびっくりしてなかった感じでしたね。
で、以前からZAIAの存在は確認できていたけど、今回、満を持してZAIAエンタープライズジャパンという企業が登場しましたね。(ジャパンということは外資系か?)
ギーガー暴走の一件を見るに、ZAIAはA.I.M.S.(エイムズ)の使用する武器などの技術提供をしている企業だと思われますね。それを踏まえて、ZAIA社長に対する唯阿の緊張気味な態度を見る限り、唯阿はZAIAの人間なんでしょうね。ZAIAの人間としてエイムズに加わっているという感じでしょうか。
だから不破と唯阿はいまいち噛み合ってなかったのかもしれないですねー。かなり納得。
ヒューマギアの監視がエイムズの目的のはずなのに、唯阿の目的はヒューマギアの監視じゃなくて飛電を陥れることだったと。それを知った上で、暗殺ちゃんから唯阿バルキリーを助けた不破はカッコよかったです!不破にとっては、裏切りだとか細かいことはどうでもよくて、ただ自分が信じるもののために戦っているだけなんだと。唯阿のことを信じているんだと、裏切るなら勝手に裏切れよと、でも何かあったら俺は助けるぞと、そういうメッセージですよね(多分)。マジでカッコいい、惚れた。
今回で、不破と唯阿の間に絆が生まれたと思うんですよね。唯阿は、ZAIA社長からは飛電を陥れろとプレッシャーをかけられ、でも滅亡迅雷.netと戦う不破(や或人)を放っておくわけにはいかないし…と、かなり気持ちが揺れて、今後難しい選択を迫られる時が来るような気がします。
唯阿にフラグが立ったとまでは言わないけど、不吉な予感はしますよね…。(暗殺ちゃんにも歯が立たなくなってきてるし、ホント不安しかないです。)
不破の立ち位置
唯阿がZAIA側の人間だとわかって、不破の存在感や重要性が増した感じがしますね。
唯阿が映像をリークしたことがわかっても、不破の口ぶりからはZAIAならやり兼ねないなという雰囲気が感じられたし、技術提供を受けているとはいえ、ZAIAに対して良い印象は持ってないんじゃないかな。
暗殺ちゃんから唯阿を救ったくだりを見る限り、唯阿は信じられるけどZAIAは信じられない…そんな風に感じられましたね。
唯阿がなぜZAIAにいるのか、そしてZAIAはなぜ飛電崩壊を目論んでいるのか、その辺はまだ不明だけど、いずれ苦しむであろう唯阿を救い出せるのは不破だけじゃないかな。
元々存在感はあったけど、滅亡迅雷.netと戦いつつも唯阿をZAIAから救い出す(これは僕の勝手な予想だけど)という重要な役割を担い、存在感の増した不破の活躍を刮目しましょう。
パワーバランス
ZAIAの登場によって、飛電(或人)&エイムズ(不破)と滅亡迅雷.netのパワーバランスがどうなっていくんでしょうかね。
ZAIAは飛電崩壊を目論んでいるけど、エイムズはまた別だと思うし、滅亡迅雷.netは人類滅亡を目論んでいるのでZAIAだろうが飛電だろうが関係なく攻撃してくるだろうし。
なぜZAIAは飛電崩壊を目論んでいるのか。AI事業で飛電を上回りたい!という、まともな理由ではないですよね…。もっと闇が渦巻いているはず。それにZAIAは社長と唯阿の2人だけじゃないはずだし。ZAIAの新たな仮面ライダーが登場するのも時間の問題かもしれないですね。
飛電と違って、ZAIAはゼツメライズキーを奪ったり、暗殺ちゃんのデータを収集するしたり、かなり積極的に動いているので、滅亡迅雷.netも苦戦する可能性は大いにありそう。
飛電は完全に後手に回っているので…このままだと飛電はひでぇ(飛電)状況になってしまうかもしれないですね。
はいっ!アルトじゃあ〜ないとぉ〜!
見どころたっぷりの第10話
俳優・大和田伸也さんの登場や怪しすぎる企業・ZAIAの登場。唯阿が暗躍していた理由が判明したり、唯阿と不破の間に絆が生まれたり…第10話もいろいろありましたが、他にもちょこちょこありましたな。
俳優型ヒューマギア・松田エンジはハリウッドで演技をラーニングしたのなら英語のセリフのシーンがあった方がよりリアリティーが出たんじゃないかなって秘かに思ったり、でも松田エンジのモジュールを消去するCG加工にはリアリティーを感じたり、演技中の或人に滅亡迅雷の強襲を伝えるイズのゼスチャーが超絶可愛かったり、大和田伸也さんの前で演技する暗殺ちゃんの演技が想像以上に上手くて笑えたり、ガトリングカバンバスターがかなりカッコ良くて僕好みだったり…と、第10話もいろいろと見どころたっぷりで面白かったですね。
今後の展開
ZAIAの登場、そして唯阿は飛電インテリジェンス崩壊の為に動いていた、ということ。今回はこれが全てじゃないでしょうか。完全にZAIAにいいように使われている感がある唯阿。どこかのタイミングで切り捨てられそうな気がしないでもないような。不破とのコンビを長く見たいので、退場しないで欲しいと願うばかりです。
そして、大和田伸也さんに強烈なダメ出しを受けた俳優型ヒューマギア・松田エンジが果たして「アドリブ」に対応出来るのか。実はそこも気になっていてね。現実の世界では、人工知能にアドリブをさせることってかなりハードルが高そうなんだけど…どうなるんでしょうかね。第10話ではイマイチ影の薄かった松田エンジの活躍にも期待したいところですねー。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。