仮面ライダーゼロワン【第35.5話感想】アークとアズとシンギュラリティポイント
仮面ライダーゼロワン第35.5話。
5月10日に放送された第35話から5週空いてからの第35.5話。
いよいよ本編再開!というより、最終章へ向けての「繋ぎ」の回でした。だから0.5話なんでしょうね。こういうセンスは好きです。
では、40歳を過ぎた仮面ライダー大好きおじさんの感想垂れ流しにお付き合いください。
さあ、いってみましょう。
第35.5話あらすじ
アークの秘書だと自称するヒューマギア・アズが滅亡迅雷.netのアジトに現れた。その姿は或人の秘書であるイズにそっくりだが、頭部のモジュールは赤く光っている。唐突に「シンギュラリティ・テストを始めるよ」と滅に告げるアズ。滅亡迅雷の4人がそろい、アークを復活させるために必要なことだという。半信半疑の滅に、アズはあるプログライズキーを取り出して見せて―――。
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
アーク専属秘書アズ
今回の第35.5話は、アークの専属秘書アズを中心に展開されました。清純なイズもいいけど小悪魔アズもいい。君はどっちがタイプ??
…というどうでもいい質問は置いといて(ちなみに僕はイズ派)、プレジデント・スペシャルからうまくフェードインしてきましたね、アズ。
アーク完全復活のために、滅亡迅雷のシンギュラリティポイントのデータを回収するという、かなり重要なポジションのキャラクター。総集編限定のキャラクターではなかったようで。今後も頻繁に登場するんでしょうかね。
イズvsアズという女子ヒューマギア同士の可愛らしい(ドロドロした?)対決も見られるのかしら。アズの方が強そうだけど、本気を出したら(本気ってなんだ)イズの方が強かったりして…。
シンギュラリティポイント
シンギュラリティポイントのデータがアーク完全復活に必要だということですが、どういうことでしょうね。
滅のシンギュラリティポイントは父親。雷は弟。亡はヒューマギア。迅は…滅?とりあえず迅のシンギュラリティポイントは嘘っぽいので置いといて、父親と弟とヒューマギアがアーク完全復活のカギなのでしょうか。ただ単にシンギュラリティポイントのデータが欲しかっただけなんでしょうか。その辺が曖昧で、ちょっと謎ですね。
シンギュラリティポイントが「家族的」というところが気になります。
謎の迅
謎といえば、迅。相変わらず謎でした。なんのために作られたヒューマギアなのか、なぜ復活できたのか。
迅に関しては、アークもわかってないようでした。或人のホログラムを使って情報を聞き出そうとしたくらいですからね。
うーん、アズとのやりとりや表情を見る限り、何一つ本当のことは言ってないような気がしました。明らかに何かを隠している。
迅がアズに転送したシンギュラリティポイントのデータは偽物(嘘)ではないかと思います。転送前に思考を巡らせたような表情、そしてちょっとした間がありましたからね。かなりアズを警戒しているようでした。
個人的には迅のシンギュラリティポイントはゼロワンではないかと思っているんですが…。バーニングファルコンになる前から、或人の言葉は迅に響いていた節がありました。そして現在は共闘するくらいにまで近い存在になっていますからね。影響は大きいんじゃないでしょうか。
そう考えると(僕の勝手な予想だけど)、父親、弟、ヒューマギア、ゼロワンが滅亡迅雷のシンギュラリティポイントということになります。怪しいですね、飛電一族(弟の意味が不明ですけど…)。
そして、迅は誰かとを連絡とっていましたね。相手は迅を復活させた人物だと思いますが、いったい誰なんでしょうか。飛電一族に関係している誰かなのでしょうか。
迅を復活させた人物が今後のカギになりそうですね。
今後の展開
来週は仮面ライダーアークが登場するようですね。予告を見る限り、滅が変身者のようだけど、いったいどうなるのか。
アークは人間の悪意をラーニングさせて出来た人工知能なので、おそらく実体は無いんでしょうね。仮面ライダードライブの蛮野博士のような存在=データなんでしょう。今回は滅を使って、次は亡を使って…みたいに滅亡迅雷をハッキングしながら戦うんでしょうかね。
予告を見た感じでは、仮面ライダーアークはまだ完全体ではないような気がします。ヴィジュアル的に、良い意味で中途半端な気がする(魔進チェイサーみたいでかっこいいけど)。回収した迅のデータが不完全だったのか、あるいは他にまだ回収すべきデータがあるのか(或人のデータとかね)。
そもそも仮面ライダーは『悪の力を正義として利用する』という決まりごと(?)があるので、今回のゼロワンもご多分にもれず、ということになるのではないでしょうか。
アークの裏には飛電が隠れているようないないよな…。
とりあえず来週はアークが実体化します。怒涛の展開が待っているはず。もちろんまだひと波乱ふた波乱あるでしょうね。天津の動向も気になるし。
そして、個人的に気になっているのは、コロナ禍で止まっていた本編の今後。空白の1ヵ月の扱いはどうなるのか。話数を減らすのか、話数は減らさずに、通常よりひと月後ろ倒しの9月いっぱいまで放送するのか…5話分は大きいですよ。
劇場版の公開は延期になったので、全体的に後ろ倒しになるような流れでしょうか。端折らないで完走して欲しいところです。
おしまい。