ビボログ!

Over40おじさんデザイナーの備忘録なブログ

仮面ライダーゼロワン【第45話(最終話)感想】ゼロワンvs滅決着!或人は夢に向かって飛べたのか?

f:id:o40-designyu:20200827152703j:plain

 

仮面ライダーゼロワン第45話(最終話)。

 

仮面ライダーゼロワン。終わっちゃいましたね…(しみじみと)。大変なコロナ禍の中、1年間仮面ライダーゼロワンを製作し続けてくれた関係者の方々に敬意を表します。お疲れさまでした!ありがとうございました!

 

では、40歳を過ぎた仮面ライダー大好きおじさんの感想垂れ流しにお付き合いください。

 

さあ、いってみましょう。

 

 

 

第45話(最終話)あらすじ

或人と滅の戦いは、人類とヒューマギアの全面戦争を意味していた。にもかかわらず、或人が選んだ結論は滅との直接対決だった。アークの力を手に入れた滅は、或人を倒すために変身する。それを迎え撃つのは、同じアークの力を持つ或人、仮面ライダーアークワンで―――。

(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)

 

 

 

激アツ最終話

最終話。感情をぶつけ合った或人と滅。まさに魂と魂のぶつかり合いで、見てるこっちも熱くなりました。

 

感情を爆発させる滅、そんな滅の怒りや憎しみをすべて受け止める或人、思いが伝わったからこそケジメとして滅に見舞ったライダーキック、罪を償うべくライダーキックをあえて受ける滅。痺れるシーンの連続でなんか…しんどかったです(褒め言葉)。

 

そして何より、或人役の高橋文哉さんと滅役の砂川脩弥さんの演技は出色でした。特に砂川脩弥さんの咆哮は凄まじかったです。抑えきれなくなった感情が大爆発してしまった滅の姿。いやぁ、なんだか泣けたなぁ。まさに1年間の集大成といった感じで、ニチアサらしからぬ(?)激アツな演技は圧倒的でした。

 

(砂川脩弥さん。お顔の方もかなりイケてるし、今後もテレビや映画での活躍が見られそうな予感が。個人的に期待しております。)

 

 

 

或人は夢に向かって飛べたのか?

最終話は或人と滅=高橋文哉さんと砂川脩弥さんの熱演のおかげで素晴らしいものになったものの、仮面ライダーゼロワン全体としてはどうだったのか。ひと言申したいところではあります。

 

SF大好きおじさんの僕としましては、人工知能の反乱やシンギュラリティ、人間と人工知能は分かり合えるのか、人工知能に心は生まれるのか…などなど、ゼロワンの世界観は好きだったし、お仕事5番勝負でやや失速したものの(3番勝負でよかったと今でも思っている)、ゼロワン・エイムズ・滅亡迅雷.net・アーク・ザイアが絡んだスピード感のある展開は非常にスリリングで、感情移入しつつ楽しく観ることができました。

 

が、コロナの影響でひと月ほど放送休止になってしまったという不運があったとはいえ、終盤の大失速はいかがなものかと。或人と滅の共闘や或人の闇落ちなど、丁寧に描かれるべきところだったのに案外サクッと描かれてしまったので、感情が入りきらなかったのは残念でしたね…ホントに、すごく。

 

そして、大失速の最大の原因はイズと迅の死じゃないでしょうか。世の中にはびこる悪意の話が個人的な憎しみの話にすり替わってしまったという…。人間とヒューマギアが共に笑える世界を、という或人の壮大な夢を軸に展開されたはずなのに、なぜ或人と滅の個人的な憎しみのお話に?

 

或人と滅の戦いが決着して、イズも迅も復活して大団円のような雰囲気で終わったけど(伊藤英明さん登場の件は置いといて)、世界は大団円ではないよね。或人と滅の2人はスッキリしたんだろうけど、巻き込まれた一般市民やデモに参加したヒューマギアたちの気持ちはどうなるんだろう。エイムズが解散されずに残っているってことは、人間とヒューマギアは共に笑い合ってないことの証明かと。結局、何も変わってないのか?或人は夢に向かって飛べたのか?

 

或人と滅の最終決戦と人間とヒューマギアの全面戦争がうまく紐付いてないから、2人が決着したところで世界はどうなの?っていう疑問が残ってしまうのよね。

 

劇場版に続くとはいえ、本編のケジメとして、人間とヒューマギアが共に笑顔で暮らしている世界を描いて欲しかったなぁ。悪意は無くならないとしても、ゼロワンの終着点は絶対にそこだと思うんだよな。

 

 

 

最後に

前作の仮面ライダージオウや前々作の仮面ライダービルドと比べると、結果的にスケール感は劣ってしまったし(スケールが大きければいいってものでもないんだけど)、友情とか自己犠牲という胸熱な展開も少なかったし、最終話は熱くて良かったものの、仮面ライダー特有の「結末の切なさ」を感じられなかったし、期待していた以上ではなかったかなぁ。

 

繰り返しますが、空白のひと月がホントに痛かった。5話分が端折られなかったら…なんてタラレバを言っても仕方ないけど、滅亡迅雷が勢揃いして、終盤に向けてさぁ盛り上がるぞ!ってところでの休止でしたからね。序盤での休止なら挽回できたかもしれないけど、タイミングが悪かったですよね。(その点、キラメイジャーはまだまだ挽回できそう。)終盤の大失速は残念でした。

 

でもね、或人の孤軍奮闘っぷりは最初から最後まですっげぇ良かったです。そりゃあ家族のように思っているヒューマギアを容赦なく破壊するという矛盾や、人として未熟なところもあったけど、結局ほぼ一人で戦ってきたわけじゃない。不破と唯阿がいたけど、2人を仲間と呼べるのかと言うと僕は呼べないような気がして。心の繋がりが無かったと思うんですよね。本編のどこかで3人の絆が深まるシーンがあるかなぁなんて期待してたけど無かったよなぁ。人間とヒューマギアの心が通じ合う云々もいいけど、人間同士の心の通い合いっていうのも描かれても良かったのに…とか今さらながらに思ったり。

 

お笑い芸人から突然社長になり、ヒューマギアのことを考え、飛電インテリジェンスのことを考え、仮面ライダーゼロワンとして滅亡迅雷.netと戦い、天津1000%と戦い、悪意に飲み込まれずによく戦ったなぁって思います。僕は好きでしたよ、或人のこと。

 

 

 

そして最後の最後に、まさかの伊藤英明氏登場。仮面ライダーデオウ…もとい、仮面ライダーエデンとして出演されるみたいですね。いいですねぇ、伊藤英明さん。強そうで。

 

結末は劇場へ!的な流れではないのは良かったです。もう一波乱あってエピローグへ…という流れでしょうかね。いよいよゼロワン、バルカン、バルキリー、滅、迅の5人が並び立つ姿が見られそうですね!泣いちゃうかも!泣いちゃうかも!(笑)

 

令和最初の仮面ライダー、そしてコロナ禍を経験した仮面ライダーとして、記憶に残る仮面ライダーになったんじゃないでしょうか。劇場版を楽しみに待ちましょう!

 

 

 

そして、個人的なことではありますが、仮面ライダーゼロワンの感想を完走しました!ハイッ、或人じゃあ〜ないとぉ〜!

 

…ということで、全45話、正確に言うと全45.5話。よくもまぁ毎週毎週こんな駄文を描き続けたなぁなんて感慨もひとしお。好き勝手に書いて、好き勝手に考察して、好き勝手に予想して、読み返すとちょっと恥ずかしく思ったり思わなかったり。読んでいただいた方々には感謝しております。ありがとうございました。

 

とりあえずこれで一区切り。仮面ライダーセイバーは見ることに集中して、気が向いた時にでも感想をアップしようと思ってます。その時はよろしくお願いします。

 

僕は死ぬまで仮面ライダーを見続けると心に誓っているので、まだまだ仮面ライダーの旅は続きます。これからも共に楽しもうではありませんか!

 

おしまい。

 

 

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com

 

www.o40-bibolog.com