仮面ライダーゼロワン【第1話感想】スタイリッシュな仮面ライダー!ブレードランナー的な展開を期待!
令話最初の仮面ライダー(ってもう令話最初って聞き飽きたよね)…
仮面ライダーゼロワンがいよいよ放送開始されました!
待ちに待った第1話。
うん。かなり面白かったです!
売れっ子お笑い芸人を目指す主人公・飛電或人が、仮面ライダーゼロワンになるまでの展開も無理なくスピーディーだったし、衛星ゼアから召喚された飛び跳ねるライジングホッパーは可愛かったし、変身完了後の英語の音声がファイズっぽくて好みだったし、立ち姿(足長かったよね?)・フォルム・デザインはスタイリッシュでカッコ良かったし(個人的にはマフラーがあったらもっと良かった!)、バトルシーンも蛍光イエローが映えてカッコ良かったし…と、僕は完全に心を掴まれました。
さあ、いってみましょう。
第1話あらすじ
都市の中央にそびえ立つ大企業・飛電インテリジェンスの本社ビル。人工知能(AI)やロボティクス・テクノロジーなど、あらゆる最先端技術で世の人々をサポートする会社である。ニュースは、その大企業の社長が亡くなったと報じる。それには目もくれず、今日もお笑い芸人としての舞台が待つ遊園地へと自転車を走らせる一人の男・飛電或人(ひでん あると)。彼こそが、仮面ライダーゼロワンへと変身を遂げる運命の持ち主であった。
(出典元:仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB)
魅力的な登場人物たち
登場人物も良かったですね。
或人の変なテンションの高さは嫌いじゃないし、「夢」に過剰に反応するあたりは子どもにも大人にも共感されて、かなり好意的に受け入れられそうですね(イケメンだし)。僕は好きです。
好きと言えば…社長秘書のヒューマギア・イズでしょう!可愛かった!淡々としていて表情豊かじゃないところがまた萌えますね。今後は徐々に表情も豊かになってきて(予想)、回を増すごとに魅力がアップしていきそうですね。期待大です。
A.I.M.S.(エイムズ)の2人はこれからだと思うけど、どんなキャラなのか、ちょこっと見えましたね。今後、仮面ライダーバルカンに変身する不破諫は正義感(?)溢れる融通の効かない突っ走る感じの男で(過去に何かあったと思われる)、仮面ライダーバルキリーに変身する刃唯阿は立場は不破より上なのかな?クールな感じでこれまた融通の効かなそうな女性で…でも、可愛かったですね(またこれか)。
ちょっと脱線しちゃうけど、刃唯阿役の井桁弘恵さんは、現在絶賛公開中の映画『イソップの思うツボ』で、ヒロインの1人として出演されてるんです。クールな刃唯阿とは違って可愛らしい女子大生役で。どっちもいい。どっちも素敵。井桁弘恵さんは要注目ですよ!僕は好きです。
戻ります。注目は滅亡迅雷.netの2人、滅と迅。かなりヤバくて存在感ありました。滅が頭脳で迅が実行犯って感じで、迅が暴走したマギアの頭を撃ち抜くシーンは強烈でしたね…ドキッとしましたよ。2人とも不気味な雰囲気で、良い感じの敵役になりそうです。飛電インテリジェンスとも何か関係がありそうで、興味深いですねー。
飛電或人のセリフにグッときた!
第1話から印象的なセリフが出てきましたね!このセリフを聞けただけでおじさん満足…。
或人が人の夢を笑うベローサマギアへのセリフ。
「笑うなよ!何もわかってないくせに人の夢を笑うんじゃねえよ!」
「人の夢ってのはな、検索すればわかるようなそんな単純なものじゃねえんだよ!」
で、ゼロワンがベローサマギアを倒して、或人が笑顔の人たちを見てのセリフ。
「こういう笑いのとり方もあるってことか。」
おじさんはグッときましたよ(涙目)。
特に最後のセリフは秀逸でしたね。お笑い芸人としてではなくて、ヒーローとして皆んなを笑顔にさせる。手段は違えど、或人の夢に向かっての第一歩を踏み出した瞬間ですよね。なんか、このセリフを言わせたいがためにお笑い芸人を目指す主人公っていう設定にしたんじゃないかって思うくらいの素晴らしいセリフでした。誰にでも、どんな職業でも人を笑顔にさせることができるんだなぁなんて思っちゃったり(涙目)。
今後の展開に期待大!
SF大好きおじさんとしては、テーマがAIってことで、今後の展開にもいろいろ期待しちゃいます。
滅亡迅雷.netの滅が言ってたけど、シンギュラリティを利用したマギア作戦を実行して人類滅亡させる、と。
人工知能(AI)が発達して、人間の知性を超える転換点をシンギュラリティ(技術的特異点)というらしいです。AIが人間を超える…考えようによっては怖いですね。
ヒューマギアがシンギュラリティを迎えたら…。
ツイッターで僕がとっても仲良くさせてもらっているフォロワーさんも言ってましたが、映画『ブレードランナー』を連想させる展開を期待しちゃいます。
人間が作り出したAIロボ=ヒューマギアの反乱。
ブレードランナーでいうレプリカントの反乱ですよね。
滅亡迅雷.netがヒューマギアをハッキングして怪人化させる流れも、いずれヒューマギアがシンギュラリティを迎えて、自分の意思で怪人化する展開になるかもしれませんね。滅亡迅雷.netの連中でも制御できなくなっちゃったりしてね。
ワクワクしますね。
ん?ブレードランナー的な展開になるとしたら…
或人とヒューマギアが恋に落ちたりして?
そもそも或人もヒューマギアの疑いが?
なんて展開を想像すると、さらにワクワクしますねー。
謎がいっぱい!
第1話らしく、謎もいっぱい出てきました。
飛電インテリジェンス社長・飛電是之助はヒューマギアが悪用されることを知っていたのはなぜ?とか。死因は?殺されたのか?とか。
ヒューマギアである或人の父・其雄はいったい何者に襲われて命を奪われたのか。っていうか、そもそもなんで其雄がヒューマギア?実は人間の其雄は生きてんじゃね?とか。
滅亡迅雷.netのアジトがあるデイブレイクタウンが水没してたけど…何があった?飛電是之助のことを知っていたけど、関係性は?とか。
A.I.M.S.(エイムズ)の不破はヒューマギアに対して何か怒りに似た感情を持っているみたいだけど、過去に何があったのか?とか。そもそもエイムズって何?とか。
でね、いちばんの謎。
仮面ライダーの根源って「悪の力を利用して正義が悪を倒す」っていうことなんですよね。悪と正義はどこかで関わってるんです。ってことは、ゼロワンドライバーを作ったのは飛電是之助(飛電インテリジェンス)だから…何かしら悪の片棒を担いでいるのかも?
謎と妄想と期待がいっぱい。
で、他に気になった点もいっぱいあって。
僕の腹筋は崩壊しなかったけど、腹筋崩壊太郎(なかやまきんに君!)の登場の場面は笑えたし、副社長役のアンジャッシュ児嶋さんは面白い演技が無かったのが残念だったので第2話以降に期待しようと思ったり、イズも唯阿も可愛かったけどシェスタも可愛かったり、ヒューマギアがマギアに怪人化する過程がちょっと気持ち悪かったり、或人がお笑いの気持ちを忘れないために「名刺を見つめる名シーン!」的なダジャレを毎回ぶち込んで欲しいなぁって思ったり…とか。
掴みはOKだった第1話
主人公が売れっ子お笑い芸人を目指すという設定には(勝手に)納得できたし、仮面ライダーゼロワンのライジングホッパーが跳ねる変身シーンもデザインもキレッキレの動きも良かったし、謎多き展開も今後に期待できるし、言うことない第1話だったと思いますね。(女性陣もみんな可愛かったし。)
今後の展開で欲を言えば、仮面ライダーゼロワンを観ればAIの知識も増えるような、AIってこういうこともできるのかな?AIでこういうことをやってみたい!とか、子どもたちに刺激を与えるような作品になってくれたら良いのになぁなんて思います。
AIってまだまだわからないこともたくさんあるし、ある意味自由に展開できると思うんですね。ぜひとも可能性の広がる「夢」のある物語にして欲しいなと思います。
次週の第2話も楽しみですね!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。