仮面ライダーゼロワン【第24話感想】ヒューマギアの善意＝プログライズホッパーブレード登場！
仮面ライダーゼロワン第24話。
ゼロワンメタルクラスタホッパーを制御するくだりや、マギア化したヒューマギアが元に戻るくだりは、かーなーり良かった！
久しぶりに物語として面白かったです。
個人的には大満足回でした。
さあ、いってみましょう。
第24話あらすじ
結婚相談ヒューマギア・縁結びマッチがその身をかけてカップル成立に挑んだ模擬結婚式。だが、その会場でマッチは暴走してマギアとなり、さらにレイダーまで現れてしまう。或人は禁断のメタルクラスタホッパーへと変身を遂げ、マギアとレイダーを止めようとするが、やはり制御がきかず暴れだしてしまう。その前に現れたのは、天津垓が変身する仮面ライダーサウザー。サウザーとメタルクラスタが戦闘を繰り広げる中、模擬結婚式の牧師役を演じていた俳優ヒューマギアの松田エンジが、メタルクラスタによるアークの力に囚われてしまい―――。
（出典元：仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB）
プログライズホッパーブレード
ヒューマギアたちの善意を宿したプログライズホッパーブレードの登場が全てだったような気がします。
なかなか素敵な武器。仮面ライダーゼロワンらしい武器というか、理にかなってるというか、辻褄が合うというか。
メタルクラスタキーに何かしらの細工を施すことによってメタルクラスタホッパーを制御するのではなく、ヒューマギアの善意が宿ったプログライズホッパーブレードに触れる＝善意に触れるという行為によって制御される流れはとっても良かったです。確かに善意って触れるものだしね。発想が好き。
アークという最悪にコントロールされていたメタルクラスタホッパーを制御出来たわけだから、天津にもプログライズホッパーブレードに触れさせたらちょっとは良い奴になったりしないのかな？とか思ったり。感じの良い天津をちょっと見たいような…見たくないような…。
制御されたメタルクラスタホッパー
プログライズホッパーブレードでメタルクラスタホッパーを制御→再構築されるくだりは良かったですねー。
悪意のメタルホッパーたちが一度散ってから善意のメタルホッパーとして戻ってくる描写は最高。悪意→善意への変化もわかりやすかったし、CGも凝っていて素晴らしかった！うじゃうじゃしてるメタルホッパーたちの動きは虫嫌いな方にはアレだけど、僕はかーなーり、好み(o^^o)
メタルクラスタホッパーが生まれ変わるといったかなり大事なシーンが見事に表現されていて、とっても印象的で良いシーンでした。
元に戻るヒューマギア
ヒューマギアを家族のように大事にしているにもかかわらず、暴走してマギア化したヒューマギアを破壊するゼロワンに対して、悶々とした気持ちがあったことを否定できない自分がいましてね。
暴走ヒューマギアを破壊しようとする天津を「やめろっ！」とか言って或人は止めようとするけど…じゃあさ、或人くん、君だったらどうするの？どうやって暴走ヒューマギアを止めるの？っていう疑問を常に持っていた自分がいましてね。
そんな僕の悶々とした気持ちや疑問に、善意の武器・プログライズホッパーブレードが見事に一発回答してくれました。
プログライズホッパーブレードによってメタルクラスタホッパーが制御された、ということよりも、アークにハッキングされたヒューマギアが元に戻った…という方が今回24話の本丸のような気がします。
とにかくこれで暴走ヒューマギアが暴れても迷いなくビッシビシ切り倒せるので、もう大丈夫。そろそろ次のフェーズに進んでもよろしいのじゃないですかね？
松田エンジの活躍
今まで完全にやられる側だったヒューマギアたちが天津に一杯食わせる展開は気持ちよかったですねぇ。
その筆頭、俳優ヒューマギア・松田エンジはカッコ良かった！
アークにハッキングされたフリをしてZAIAにスパイとして潜り込むとは…天津だけじゃなくて僕も騙されたわ（かなりシビれた）。スパイにとって演技力は必要不可欠ですからね。それを俳優ヒューマギアが実行するという演出が良い！牧師役としての再登場も俳優ヒューマギアならではの演出で面白かったけど、それだけじゃなかったというね。良いよ、この伏線的な演出も。
松田エンジ登場回（10話、11話）では大和田伸也さんに全てを持っていかれて全く存在感を示せなかったけど、今回はヒーローとしてビシッと存在感を示しましたね。大和田伸也さんも草葉の陰から喜んでいるはず…（死んでない）。
縁結びマッチの活躍
同じヒューマギアの縁結びマッチも気の利いたヒューマギアで良かったですね。
海老井千春と二階堂をくっつけるために暴走したフリをするつもりがホントに暴走しちゃったって…笑えるようで笑えない行動だったけど、この気の利いたマッチの行動は素敵。
「思ったよりアークの力がすごくて…暴走しちゃいました」みたいな事（うろ覚え）を真顔で言ってるマッチは面白くてちょっと笑ってしまったけど、マッチのチャレンジャー精神には拍手を送りたい。
松田エンジもそうだけど、アークの力を利用して行動を起こすヒューマギアたちに、今までにない力強さを感じました。と、同時にちょっと怖さも感じたり。善意の塊と言っていいヒューマギアにちょっぴり悪意が入れば、人を騙せちゃうってことだからね…。
まとめ
24話は面白かった！善意だの悪意だの、なんかゼロワン開始当時のノリで良かったです。ZAIA編に入ってからは、何となく無理やり悪意を作り出してヒューマギアを破壊して、みたいな展開が続いて食傷気味だったので、今回は見どころが多くて個人的には満足。
拘束されて何をするわけでもされるわけでもなく、ご意見番みたいな中途半端な立場だった滅がようやく逃亡してくれたのも良かった（笑）。もちろん自力で逃亡したとは考えにくいので…黒フードか唯阿が手を貸したんでしょうか。
不破が手を貸したっていうパターンもある…か？「お前の意志は本当にお前自身の意志なのか？」（←セリフはうろ覚え）みたいなことを滅に言われて逆上してたからなぁ。不破自身も何かしら自分に違和感を感じていたのかも（黒フードに洗脳的な何かをされた可能性も否定できない）。
滅の行方も気になるけど、来週はまたお仕事対決なのかな？
おしまい。
